韓国ドラマが原作の日本映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」内野聖陽&岡田将生らが完成披露上映会に登場

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(C)2024アングリースクワッド製作委員会
上田慎一郎監督の最新作「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」が、11月22日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

上田慎一郎監督が「カメラを止めるな!」公開前から動いていた渾身のプロジェクトである本作。ソ・イングク、少女時代 スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に、上田慎一郎監督が存分にオリジナリティを加え、監督のもと豪華キャストと精鋭スタッフが集結し、スケール感もビッグに実現した待望企画となる。

主演は、「きのう何食べた?」シリーズや公開の控える映画「八犬伝」では葛飾北斎を演じるなど、話題作への出演が続く内野聖陽。税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎を演じる。

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そんな公務員、熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師役には、現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」や、映画「ラストマイル」も話題の岡田将生。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男・氷室マコトを演じる。

また、日本屈指のスタッフ×キャストが集結し、観客を操るプロたちの鮮やかな手口でラストまで怒涛に“騙され”“嵌められ”“欺かれる”痛快なクライムエンターテインメントが誕生した!

さらに、11月14日(木)より映像配信サービス「Lemino」にて、映画の前日譚を描くLeminoオリジナルドラマ「アングリースクワッド EPISODE ZERO」も独占配信される。今回、11月7日(木)に、主演の内野聖陽をはじめ、岡田将生、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキ、小澤征悦、そして上田慎一郎監督が登壇する完成披露上映会が実施された。

キャスト・監督は、ついに初お披露目となる本作への想いや撮影中のエピソードなどを語った。満員完売で行われたこの日。マジメな公務員・熊沢二郎を演じた内野聖陽は「上田監督が遠慮せず、好き放題にやっていただく。それを大切にしました」と「カメラを止めるな!」で知られる鬼才・上田慎一郎監督に全幅の信頼を宣言した。

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その上田慎一郎監督は「キャストの皆さんは歴戦の猛者ばかり。現場で次々とアイデアを出してくれて、いい意味で自分のプランが壊れるので、それを再構築して臨めたのは映画としてとても幸せなことでした」と、オールスター総出演作ならではの喜びを噛み締めていた。

天才詐欺師・氷室マコト役の岡田将生は「まさに劇団みたいな感じで、撮影中は皆さんとアイデアを出しながら芝居を構築。凄く充実した時間でした」と手応え。内野聖陽は初共演の岡田将生について「岡田君は優しい! 詐欺師なので怖いキャラかなと思ったけれど、岡田君が演じると甘えん坊のようで可愛くて……。だから許せちゃう。素敵な詐欺師を演じています!」と太鼓判を押していた。

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熊沢の部下・望月さくらを演じた川栄李奈は、内野聖陽について「優しくて周りの皆さんがやりやすいように率先して動いてくれた」と感謝すると、内野聖陽は「川栄さんはこのように可愛いですが……役に入ると非常に怖かったです」と熱演に戦々恐々。

どんな役にもなりきる元女優・白石美来役の森川葵は「色々な扮装が出来て楽しかった」と笑顔で、当たり屋の村井竜也を演じた後藤剛範は、岡田将生と森川葵も出演するドラマ版前日譚「アングリースクワッド EPISODE ZERO」撮影の裏話として「楽屋で手品をやりましたね」と明かすと、器用ゆえにワイルド・スピードとの異名を持つ森川葵は「岡田さんにダイススタッキングを教えました」と仲良さそうだった。

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偽造のプロ・丸健太郎役の上川周作は「テンションの高い役なので、撮影現場ではどのように素に戻ったらいいのかを考えて緊張したけれど、皆さんとボードゲームをやったら自然とその場にいられるようになって嬉しかった」と、現場の温かい雰囲気に一安心。

闇金業者の娘・五十嵐薫役の鈴木聖奈は、母親を演じた真矢ミキについて「女神でした! 初日から沢山お話をしてくれて、真矢さん行きつけのカジュアルフレンチにも連れて行ってくれた」と感謝感激。真矢ミキは「親子役ですから、一緒にお食事をした方が良いかなと。でも結局はそんなの関係なく楽しくお酒を飲みました」と、すっかり絆を深めていた。

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大企業の社長で脱税王・橘大和を演じた小澤征悦は「脱税王という初めての役で面白かったけれど……皆さん、ちゃんと納税しましょう!」と呼び掛けていた。

また、映画の内容にちなんで「騙したこと、騙されたこと」をそれぞれ発表。川栄李奈は「お菓子を開けた時に中身が少なくて……騙された!」と伝え、森川葵は「マンゴーラッシーを飲みたくてお店に行こうとしたら遠いと言われて諦めた。でも外に出たら目の前にお店があって……騙された!」と発表。

後藤剛範は「GPSの矢印の方角に毎日騙されている!」とし、上川周作は「ホームセンターで店員さんに『お車ですか?』と聞かれて、徒歩なのに見栄を張って『そうです』と騙した!」と告白。

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鈴木聖奈は「気候に騙されて風邪をひいた!」とし、岡田将生は「撮影で一度も川栄さんに会っていなくて今日が初めましてなのに、まるで会っていたかのようにここに立っています!」と明かした。

内野聖陽は、劇中のビリヤード場面に触れて「スーパーショットを決めるシーンは、ふき替えなしワンカットで撮るという話だった。練習時は10発中9発入って、これはいけるぞと。それがいざ本番になったら1発も入らず……。その時に上田監督から『カット割ります』と言われて……騙された」と苦笑い。

真矢ミキは、形の良いキスマークを送ると商品がもらえるキャンペーンに応募した際のエピソードとして「年齢を書くところに“23歳”と書いた。歳を重ねることに否定的ではないけれど、そこだけは動物の感で美味しそうな果実に見えるような年代を書けば当たるのではないかと……。その行動に自分でもビックリした!」と笑い飛ばしていた。

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一方、小澤征悦は「この映画の出演オファーに騙された!」とまさかの告発。上田慎一郎監督が「え? どういうことですか?」と驚くと、「騙し騙される物語で、台本を読んだ時に面白いと思った。それで意気揚々と現場に入ってみたら、台本以上に面白かった! 良い意味で騙された!」と、最高の誉め言葉で監督を大喜びさせていた。

若い頃は騙され続けていたという上田慎一郎監督は「出資すれば大量に銭が入って来ると謳うwebサービスに出資したら200万円くらい借金して家も失い、ホームレスになったことがある。そのような騙された経験が沢山あったからこそ、この映画が出来たと思う」と告白。これに小澤征悦は「最後に凄く重い話……」とリアクションに困っていた。

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最後に主演の内野聖陽は「主演オファーを受けて、上田監督と一緒に脚本打ち合わせを何度も重ねました。監督が不撓不屈の精神でこの映画を作り上げたという事を僕は誰よりも知っているし、稿を重ねる事にどんどん素晴らしいものになっていった。その気迫と情熱に心を打たれました」とし、「そんな思い入れのある映画に参加させていただき、光栄でした。作品自体は真面目な公務員が詐欺師たちと手を組む荒唐無稽な話ですが、エンタメ性豊かな作品なので最後まで楽しんでご覧いただきたいです」とPRしていた。

■作品概要
映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」
11月22日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

出演:内野聖陽 / 岡田将生 / 川栄李奈 / 森川葵 / 後藤剛範 / 上川周作 / 鈴木聖奈 / 真矢ミキ / 皆川猿時 / 神野三鈴 / 吹越満 / 小澤征悦
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎 / 岩下悠子

配給:NAKACHIKA PICTURES / JR西日本コミュニケーションズ
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【STORY】
税務署に務めるマジメな公務員・熊沢二郎(内野聖陽)。ある日、熊沢は天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える“ある復讐”のためにも氷室と手を組むことを決意。タッグを組んだ2人はクセ者ぞろいのアウトロー達“どんな役にもなれる元役者”“強靭な肉体の当たり屋”“特殊な偽造のプロ”“母と娘の闇金親子”を集め、詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成。脱税王から大金を騙し取る方法を、所有者に成りすまして土地を売る地面師詐欺に設定し、綿密&大胆な計画を練り上げ、チームは壮大な税金徴収ミッションに挑むが……その先には「裏」を読み合う壮絶な騙し合いバトルが待ち受けていた。

■関連リンク
映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」公式サイト

記者 : Kstyle編集部