Vol․1 ― Billlie、念願の日本初ステージ!両親とも対面「少しは親孝行ができたのかな」

Kstyle |

デビュー曲の「RING X RING」から、「GingaMingaYo (the strange world)」「RING ma Bell (what a wonderful world)」まで、独自の世界観で注目を集めているBilllieが「2022 Asia Artist Awards in Japan」に参加するため初来日。これまでにKstyleの2度にわたるリモートインタビューで日本に対する熱い想いを語ってくれていた彼女たちが、今回は日本でインタビューに応じてくれた。前編では、念願だったという初来日の感想から日本滞在中のTMI(Too Much Information)まで、たっぷりとお届けする。

・Vol․2 ― Billlie、日本での番組出演に意欲「ダウンタウンさんに叱られてみたい(笑)」

【PHOTO】Billlie、日本初ステージに感無量「本当にうれしくて幸せ…キラキラでした」

【プレゼント】Billlie直筆サイン入りポラを2名様に!応募はTwitterをフォロー&リツイート



念願の初来日「今も不思議な気持ち」

――ついに初来日をされましたが、日本の印象をお聞かせください。

ムン・スア:私は日本が初めてなのですが、つきやはるなからたくさん話を聞いてどんな国なのか気になっていましたし、以前から親近感を持っていました。ホテルに着いて窓から見た風景がまるで映画みたいなのが不思議で、写真をたくさん撮りました。そして、ついに日本のBelllie've(Billlieのファンの名称)に会えるという気持ちでドキドキしました。今も不思議な気持ちが続いています(笑)。

ハラム:日本の文化や街並みが好きで、すごく日本に行きたいと思っていました。つきとはるなが大阪出身だから、食べ物の話などをたくさん聞いていましたが、実際に日本で食べたらすごくおいしかったです。スケジュールを楽しくこなしながら、観光も少しして、今も楽しく過ごしています。

ション:私は日本の空が澄んでいてとてもきれいだなと思いました。新幹線に乗ったりもして、すごく不思議で楽しくて、日本の感性がとてもステキだなと思いました。

――日本でなにを食べましたか?

ハラム:もつ鍋、やきとり、鉄板焼き、お好み焼き……。たくさん食べました!!

スヒョン:私は日本に来るのは2度目ですが、今回はBilllieのメンバーと一緒に来ることができて、感慨深くてとてもうれしいです。そしてついに日本のBelllie'veに会うことができて、とても、とても、と~ってもうれしいです。

はるな:いつかメンバーたちと日本に行きたいと思っていたので、今回、素晴らしい授賞式に参加することができて、日本のBelllie'veともお会いすることができて本当に幸せです。いい思い出になりました。

つき:(はるなの発言に深くうなずいて)私もずっとメンバーと一緒に日本に行きたいと思っていたので、今回は授賞式に参加して、観光も少しして、おいしいものも食べて、すごくいい思い出になりました。

――どこを観光しましたか?

つき:名古屋では名古屋タワー(中部電力 MIRAI TOWER)に行ったり、観覧車に乗りました。東京ではまだそんなに行けていないのですが、お好み焼きを食べました。時間があれば原宿に連れていってあげたいです。

シユン:デビューしてからは日本に来たことがなくて、メンバーと一緒に行くことが私の願いだったのですが、今回、日本のBelllie'veにかっこいいステージをお見せすることができてうれしかったです。そして名古屋は初めてだったので、来られてうれしかったし、これからも日本のいろんな場所に行ってみたいと思いました。

ション:すごく日本に行きたいと思っていましたが、期待していた以上に街が美しくて、おいしいものが多くて幸せです。

――その中でも特においしかった食べ物は?

ション:食べたいものがたくさんあったのですが、それを大体食べました(笑)。ラーメン、もつ鍋、お好み焼き、たこ焼き、お寿司……。でも、その中でなんといっても団子が一番おいしくて涙が出ました。(日本語で)めちゃめちゃ、おいしい。


日本初ステージで胸いっぱいに…家族とも対面

――13日に「2022 Asia Artist Awards in Japan」、14日には「2022 Asia Artist Awards AFTER STAGE」のステージに立たれましたが、日本のファンの反応はいかがでしたか?

ハラム:素敵な先輩方と一緒に、本授賞式とAFTER STAGEにまで立つことができてありがたかったです。日本のBelllie'veの皆さんと直接お会いできて、さらにデビューして初めて“ポテンシャル賞”という賞をいただいたので、とても光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。受賞の時や、パフォーマンスをする時に多くの観客の方々が拍手を送ってくださって力になりました。

スヒョン:こんなにもたくさんのファンの皆さんが応援してくださっているんだと実感して、胸がいっぱいになりました。同時に、これを機にもっと一生懸命に頑張ろうという気持ちになりました。

――つきさん、はるなさんは久しぶりに帰国してご家族と対面されましたか?

つき:はい! 大きなステージでパフォーマンスをする姿を初めて両親に見せましたが「大きくなったね。パフォーマンスもすごくかっこよかった」と言ってくれたので、少しは親孝行ができたのかなと思いました。これからももっとよい姿を見せられるように、日本でもたくさん活動したいです。

はるな:日本で両親と会うのが久しぶりでしたが「Billlie、本当にかっこいいね」と言ってくれたので、すごくうれしかったです。

――日本のオフィシャルサイトがオープンしましたが、これからどんなことを日本のファンに向けて発信していきたいですか?

ション:日本のファンの皆さんともっと親密にコミュニケーションをとるためにオープンしたのですが、多彩なコンテンツはもちろん、たくさんのニュースをお届けしたいと思っているので、多くの関心をお願いします。

――会員限定ダイアリーで、メンバーたちが「アゴンパッペン」という挨拶を使っていましたが、ムン・スアさんが作った造語だそうですね。最初は「これはなんだろう?」と思いました(笑)。

ムン・スア:そうでしょう(笑)。最初は意味がわからないと思いますが、知ってみるといい意味がある言葉です。「アゴンパッペン」は、私がファンの皆さんにメッセージを送る時にいつも言う言葉「アプジマルゴ コンガンハゴ バプチャルチェンギョモッコ ヘンボッケ(病気をしないで、健康で、ご飯をきちんと食べて、幸せに)」を短く省略して作った言葉ですが、日本のファンの皆さんもビデオ通話でいつも「アゴンパッペン~」って言ってくださるんですよ。それがありがたくて、とてもうれしいです。


日本人メンバーの日本語を手助け!?来日中のTMIを公開

――日本滞在中に買ったもの、食べた物で印象的だったものは?

スヒョン:パイの実が本当においしかったです。そして団子も気に入りました。商店街の中の、歴史あるお店の団子でした。

つき:創業50周年を超えるお店だったんです。

シユン:私はスヒョンお姉さんと一緒にたこ焼きを食べました。人生初のたこ焼きが日本で食べたものだったので、また食べたいと思っていたのですが、久しぶりに食べたら相変わらずおいしかったです。とても幸せな“たこやき時間”でした(笑)。

ムン・スア:私はお箸を買いました。ひよこのまんじゅうは必ず買いたいものの1つなので、帰るまでに買わなくてはいけません(笑)。それと鉄板料理を食べたのですが、なすを焼いたものがとてもおいしかったです。

――日本滞在期間中のメンバーのTMI(Too Much Information)を教えてください。

ムン・スア:日本に到着した時の手続きが難しくてオロオロしていたら、はるなが「お姉さん、どうしたの?」って来て、日本語で助けてくれたんです。ドン・キホーテで買いたいものを探していた時も「(日本語で)すみませ~ん、どこですか~?」って聞いてくれて、ありがたかったし、かっこいいなって思いました。

はるな:ありがとうございます(笑)。

ハラム:招き猫を買いたいと思っていたのですが、行きがてらに見たお店が一周まわって戻ったら閉まっていて、残念な気持ちでバスに乗ったんです。ですが、シユンが小さな招き猫のフィギュアを買ってプレゼントしてくれて、とても感動しました!!

スヒョン:シユンは久しぶりに日本に来たのですが、その間に日本語がとても上達したようで、日本のラジオに出演した時に日本語を上手に話す姿に驚きました。つきやはるなの日本語を手助けしていました。

つき:そうなんです! 韓国では日本語で会話をする機会がなかったから、ナチュラルな日本語を話す姿を見て驚きました。

全員:(拍手)

シユン:ありがとうございます。

――むしろ、つきさんとはるなさんの日本語が少し怪しくなっていますよね(笑)。

はるな:そうなんです(笑)。

つき:韓国語と日本語がごっちゃになっています。ほんとに(笑)。


日本初ステージに感無量「いつか単独コンサートを…」

――2022年夏にリリースした3rdミニアルバム「the Billage of perception: chapter two」のタイトル曲「RING ma Bell(what a wonderful world)」では、これまでの神秘的なイメージとはまったく違うハードなロック曲にチャレンジしましたが、ファンからはどんな反応がありましたか?

スヒョン:初めてティーザーが公開された時に「すごくかっこいい」「ハードロックまでやるの?」など、コメントをたくさんいただいて、熱い反応をしてくださったのがうれしかったです。

つき:それまでの活動はコロナ禍だったので、Belllie'veの皆さんの前でなかなかステージをお見せすることができませんでしたが、「RING ma Bell (what a wonderful world)」の活動では直接お見せすることができて、歓声に力をたくさんいただいたおかげでパワフルなパフォーマンスができたと思います。

――2021年11月10日のデビューから約1年が経ちましたが、振り返るとどんなことが思い出されますか?

はるな:たくさんあるのですが、1つを挙げるとしたら3rdミニアルバムのファンショーケースです。カムバックショーケースをするのは初めてでしたし、ファンの皆さんの前でパフォーマンスをする機会がこれまで多くなかったので、すごく思い出に残っています。「B@ck 2 where we Belong」というファンソングを歌う時にスローガンイベントをしてくださって、とても感動的でした。

シユン:私はやはり「AAA(2022 Asia Artist Awards in Japan)」です。初めて日本のファンの皆さんの前でステージをお見せすることができて、本当にうれしくて幸せでした。今年最後のプレゼントをもらったような気がしました。

――とても広い会場でしたが、ステージから見る光景はいかがでしたか?

シユン:(日本語で)キラキラでした。

つき:ペンライトの光がものすごくきれいで「今回は私たちのコンサートではなかったけど、いつか単独コンサートをこのステージでしたいね」とバックステージでメンバーたちと話していました。

ション:そして日本に滞在している間に、アメリカの「TIME」が選ぶ「2022年最高のK-POP」に「GingaMingaYo (the strang world)」が選ばれて、さらにイギリスの有名マガジン「DAZED」でも「RING ma Bell (what a wonderful world)」が「2022年最高のK-POP」に選ばれたことを聞きました。年末に大きなプレゼントをもらった気持ちで幸せです。



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡 英輔

■関連サイト
Billlie日本公式サイト:https://billlie.jp/
Billlie日本公式Twitter:https://twitter.com/Billlie_JP

記者 : Kstyle編集部