秋休み チョン・バビ、性的暴行と違法撮影の疑いで懲役3年を求刑

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写真=チョン・バビ SNS
女性に暴行を加えて性的動画を違法で撮影した疑いが持たれている秋休みのチョン・バビが、懲役3年を求刑された。

ソウル西部地裁で10月19日、チョン・バビの性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影)の疑いと暴行容疑に関する結審公判が行われた。

同日、検察はチョン・バビに懲役3年を求刑した。検察はチョン・バビが公訴事実を否定し、反省していないと指摘した。また、被害者がいる状況で、追加で被害を起こした点に言及して、裁判部に実刑を言い渡してほしいと求めた。

チョン・バビは、法定代理人を通じて公訴事実を認めないとし、「前科がなく、文化芸術の発展に貢献した点を反映して、寛容の心を見せてほしい」と伝えた。彼は、最終陳述を通じて「今、この瞬間も無罪を主張している。女性の意思に反する行動はしていない」と主張した。

同日の公判に出席した被害者の父親は「子供をあの世に見送った後、遺影写真を捨てずにいる。チョン・バビにはいかなる反省の様子も見えない。厳正な処罰を望んでいる」と明らかにした。

チョン・バビは2019年7月30日、20代の歌手志願者の元恋人Aさんの身体の一部を違法に撮影した疑いなどで裁判にかけられた。Aさんはチョン・バビが自身に性的暴行を加え、同意なしに身体を撮影したと訴えた後、2020年4月にこの世を去った。

チョン・バビの疑いは、1つの事件にとどまらなかった。2020年、また別の女性Bさんを暴行し、違法撮影した疑いも持たれている。Bさんは昨年1月、チョン・バビを警察に告訴し、警察は彼の携帯とパソコンのデジタル・フォレンジックなどを通じて証拠を確保した後、昨年5月に事件を検察に送致した。AさんとBさんの事件が一緒に裁判にかけられた状態だ。

彼は、1月に開かれた性暴力犯罪処罰法違反(カメラなどを利用した撮影)容疑の初公判で、違法撮影の容疑を全面的に否定した。撮影したのは事実だが、相手の同意を得たと主張した。チョン・バビ側は、検察の公訴の内容のうち、Bさんの頬を殴って右腕を引っ張るなど、一部の暴行だけを認めた。

チョン・バビは1996年、お姉さんの理髪館(オンニネイバルグァン)の1stアルバム「鳩は空のネズミ」でデビューした。秋休みのメンバーとしても活動したが、一連の事態によりグループは解散した。

記者 : ファン・ヘジン