JYP、米レーベルと共に大規模ガールズグループプロジェクト「A2K」をローンチ…「Nizi Project」の成功に続くか

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写真=JYPエンターテインメント
JYPエンターテインメントが、アメリカのRepublic Recordsとグローバルガールズグループをローンチする。

JYPと2020年、TWICEを皮切りにアメリカ市場で戦略的提携を結んでいる、ビルボードが選定したアメリカナンバーワンのレーベルであるUniversal Music傘下のRepublic Recordsは7月25日と26日、韓国とアメリカでこのことを発表した。

これによると、両社はアメリカとカナダなど、英語圏を基盤としたグローバルガールズグループのデビュープロジェクト「A2K」をローンチする。

K-POPの影響力の拡大に力を入れているパク・ジニョン代表を中心とするJYPとRepublic Recordsの合作プロジェクト「A2K」は9月10日(アメリカ時間)のアトランタを皮切りに14日にシカゴ、17日と18日にニューヨーク、20日にダラス、23日から25日にロサンゼルスなど、アメリカの主要5都市でオーディションを行う。

オーディションのための本拠地はロサンゼルスに設けられ、オーディションを通過した候補者たちはその後、韓国のJYP本社に移動し、パク・ジニョン代表をはじめとするK-POPの企画者、振付師、プロデューサーのノウハウが結集された体系的なトレーニングシステムを経て、ついにグローバルガールズグループとしてデビューすることになる。

「A2K」のポイントは、アメリカでK-POPシステムをベースにした初のグローバルガールズグループをローンチするということだ。音楽と才能、ファッション、ファンまで、JYPが与えるK-POPのエネルギーがA2Kを通じてグローバルガールズグループに適用され、全世界の音楽ファンに伝えられることが期待されている。

写真=Republic Records
「A2K」ローンチの意義についてパク・ジニョン代表は「『A2K』は僕自身とJYPにとって最も大きなプロジェクト」とし「K-POPシステムを通じてアメリカのアーティストを作ること、これはアメリカが単に世界で最も大きな市場であるだけでなく、僕もアメリカのMotown RecordsをベースにJYPを設立し、彼らがアーティストを発展させる姿に影響を受けたためだ」と伝えた。続けて「僕たちはここで原石を発掘して、完璧なトレーニングをして、真のアーティストでありパフォーマー、リーダーに成長するのに必要なすべてを提供するシステムで、また別の段階を適用した」とし「25年後、僕がアイデアを得た市場に、このように戻ることが信じられないほど感慨深い」と感想を語った。

Republic Recordsの最高経営者で会長であるMonte Lipmanも「K-POPのアイコンで先駆者であるパク・ジニョンは、引き続き音楽市場と大衆文化全般に特別なレベルのブームを巻き起こしている。JYPの優れた価値と音楽のノウハウがアメリカのアーティストと結合すれば、グローバル音楽市場で世界的なスーパーガールズグループが誕生する機会になると思う」と新しいプロジェクトへの期待を示した。

Monte LipmanとAvery Lipman兄弟が設立したRepublic Recordsは、数年間ビルボードが選定したレーベルランキングで1位になり、アメリカで強力な影響力を発揮している。テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンド、ドレイク、ポスト・マローン、ジョン・レジェンド、リル・ウェインなどスーパースターが所属しており、華やかな受賞歴と成果を見せてきた。

「A2K」は2018年夏、パク・ジニョン代表が発表した計画「JYP2.0」の中で「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」をより一層成長、発展させたもので注目を集めた。「現地化を通じたグローバル化」戦略の成果は、日本の「Nizi Project」の大成功と日本でホットなガールズグループになったNiziUの大活躍、そしてボーイズグループプロジェクト「Nizi Project2」のローンチで証明された。グローバルガールズグループのデビュープロジェクト「A2K」を通じて、世界最高の音楽市場であるアメリカでも成功できるか注目が集まっている。

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記者 : イ・ミンジ