外国人投資家に売春をあっせんし、海外遠征賭博をした疑いなどで起訴された元BIGBANGのV.Iの有罪が確定した。従って、国軍刑務所に未決勾留の彼は今後、戦時勤労役（有事時出動）に編入し、民間刑務所に収監される予定だ。

本日（26日）午前、最高裁判所1部（主審ノ・テアク最高裁判官）は、常習賭博と性売買処罰法（性売買、性売買斡旋、カメラなどを利用した撮影）、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律（横領）違反などの疑いが持たれているV.Iの上告審宣告期日で言い渡された懲役1年6ヶ月という原審を確定した。彼にかけられた9つの疑いすべてに有罪の判決が下された。

先立って、昨年行われた第1審では、9つの疑いをすべて有罪とし、懲役3年を宣告した。第2審では、V.Iの不服申し立てを受け入れ、第1審より減刑した懲役1年6ヶ月を宣告し、追徴金の命令もなしとなった。その後、原審公判で常習賭博と外国為替取引法違反の疑いを除く8つの容疑を全面否定していた彼は、最高裁判所に上告。しかし、控訴審で突如全ての容疑を認めて反省すると述べた。

V.Iは昨年9月、兵長として満期除隊する予定だったが、第1審裁判部から有罪、及び法廷拘束を宣告されたため、兵役法に従って除隊保留処分を受け、国軍刑務所に未決囚として収監されている。そして本日、最高裁判所が上告を棄却し、彼は戦時勤労役に編入して、2023年2月まで民間刑務所に収監されることになった。

V.IはBIGBANGの末っ子メンバーとしてデビューし、事業家としても大成功を収めた。彼は様々なバラエティ番組に出演し、百万長者でパーティーマニアである“偉大なギャツビー”になぞらえた“偉大なスンツビー（V.Iの韓国活動名スンリ＋ギャツビー）”というニックネームで愛された。しかし、2018年末に芸能界を揺るがした“クラブ・バーニングサン事件”の核心人物として挙げられ、2019年3月にBIGBANGを脱退。その後YG ENTERTAINMENTからも退社した。

この事件で2020年1月に起訴された彼は、約1ヶ月後に陸軍現役で入隊して、長い間軍事裁判所で裁判を受けてきた。そして、最高裁判所で有罪が最終確定し、彼は不名誉除隊と共に民間刑務所に移監されることになった。

・元BIGBANGのV.I、懲役1年6ヶ月の実刑が確定…9つの容疑全て認め裁判終結

・元BIGBANGのV.I、控訴審で9つの容疑全てを突如認める…懲役1年6ヶ月に減刑