元BIGBANGのV.I、懲役3年・追徴金1億円に不服…控訴し第2審へ

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8月20日、法曹界によると、V.Iは19日に法定代理人を通じて自身にかけられた9つの嫌疑に対する第1審判決に対する控訴状を提出した。

V.Iは、売春、売春斡旋、性暴力処罰法、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)、業務上横領、食品衛生法、常習賭博、外国為替取引法違反など、8つの嫌疑で昨年1月に在宅起訴された。裁判中に特殊暴行教唆の疑惑も追加され、計9つの嫌疑で約1年間裁判を受けてきた。

V.Iは8月12日、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市地上作戦司令部普通軍事裁判所で行われた第1審判決公判で、懲役3年、追徴金11億5690万ウォン(約1億984万円)を宣告された。性犯罪者を対象にした個人情報登録の命令も下された。

これにより、V.Iは直ちに法廷拘束され、第55師団軍事警察隊収容所に移動した。控訴可能な期限は、第1審判決から1週間以内だ。彼は、この宣告に不服を申し立て、第2審を続けていくことになった。軍事裁判は3審制で行われており、軍事裁判所が1審と2審を進め、最高裁判所が3審を進行する。

2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューしたV.Iは、運営していたクラブ「バーニングサン」での議論が浮上した後、所属グループから脱退して、所属事務所だったYG ENTERTAINMENTとの契約を終了した。BIGBANGはこの日、デビュー15周年の日を迎えた。

V.Iは、疑惑が次々と明るみに出て、2019年3月にSNSを通じて「僕は、この時点で芸能界を引退したほうが良いと思います。社会的物議をかもした事案があまりにも大きいため、芸能界引退を決心しました。国民の方々から叱咤を受けて憎まれて、今、国内のすべての捜査機関が僕を調査している状況です。国民逆賊(主君に背く人)にまで追い込まれる状況なのに、僕1人が生きるために周りの皆さんに被害が及ぶのは、到底許すことができません。YGとBIGBANGの名誉のためにも、僕はここまでだと思います」と明かした。V.Iは外国為替取引法違反の嫌疑を除く8つの嫌疑を全面的に否定している。

V.Iが強制的に除隊するかどうかについても、関心が集まっている。V.Iは昨年3月9日、現役で入隊し、当初は今年9月に満期除隊する予定だった。

役法施行令の第137条よると、1年6ヶ月以上の懲役又は禁錮刑を宣告された人は、戦時勤労役に編入して強制的に除隊となる。戦時労働役とは、現役または補充役の服務はできないが、戦時労働召集による軍事支援業務は行うことができると決定された人を意味する。

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記者 : ファン・ヘジン