元BIGBANGのV.I、国軍刑務所に移監か…裁判のため除隊が保留に

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写真=Newsen DB
元BIGBANGのV.Iの除隊が保留となった。

昨年1月に起訴されたV.Iは8月12日、京畿(キョンギ)道龍仁(ヨンイン)市の地上作戦司令部普通軍事裁判所で行われた第1審の宣告公判で、懲役3年・追徴金11億5690万ウォン(約1億952万円)を言い渡され、身元情報登録命令も下された。

V.Iは2018年に浮上したいわゆる“クラブ・バーニングサン事件”により、2019年3月にグループを脱退し、所属事務所だったYG ENTERTAINMENTからも退社した。昨年1月の起訴当時、彼に持たれた容疑は売春から売春斡旋、性暴力処罰法、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、業務上横領、食品衛生法違反、常習賭博、外国為替取引法違反まで8件で、裁判中に特殊暴行教唆疑惑が追加され、計9件となった。

彼は約1年間続いた裁判で、外国為替取引法違反の容疑を除く8つの疑いを全面的に否定してきた。しかし、第1審で裁判部はV.Iにかけられた9件の容疑をすべて有罪と判断した。

V.IはBIGBANGのデビュー15周年だった8月19日、弁護士を通じて第1審判決に対する控訴状を提出し、軍検察も控訴した。双方の控訴により、V.Iの事件は高等軍事裁判所に渡された。軍事裁判は3審制で行われ、第1審と第2審は軍事裁判所が、第3審は最高裁が担当する。なお第2審の公判日は決まっていない。

昨年3月に現役入隊した彼は、当初9月16日に除隊する予定だったが、第2審を控えて転役保留となった。第1審で裁判部から有罪および法廷拘束を言い渡されたV.Iは、判決公判の直後、第55師団軍事警察隊収容所に移された。除隊が見送られた中、現在は収容所から国軍刑務所に移監され、第2審を待っているという。

兵役法施行令第137条(現役兵などの兵役処分の変更)によると、1年6ヶ月以上の懲役、または禁錮の実刑を言い渡された者は除隊手続き後、戦時勤労役に編入となる。戦時勤労役とは、現役または補充役の服務はできないが、戦時勤労の召集による軍事支援業務が可能な者を指す。

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記者 : ファン・ヘジン