外国人投資家に売春をあっせんし、海外遠征賭博をした疑いなどで起訴された元BIGBANGのV.Iが、有罪判決の後に民間刑務所に移動する。

8日、国防部の関係者によると、V.Iは9日付けで服役中の国軍刑務所から驪州（ヨジュ）刑務所に移監となる。

V.Iは5月26日、最高裁で1年6ヶ月の実刑を宣告された後、戦時勤労役に編入した。今後は、来年2月まで残っている服役期間を戦時勤労役で過ごす。

兵役法施行令第137条（現役兵などの兵役処分変更）によると、1年6ヶ月以上の懲役または禁固の実刑を言い渡された者は、戦時勤労役に編入される。戦時勤労役とは、現役または補充役の服務はできないが、戦時勤労召集による軍事支援業務は遂行できると判断された人を意味する。

彼は、2018年末に社内取締役を務めていたクラブ・バーニングサンをめぐる疑惑が相次いで浮上した。2020年1月に起訴された彼は、2019年3月に芸能界からの引退を宣言し、BIGBANGからも脱退した。所属事務所だったYG ENTERTAINMENTとの契約も、同時に解除となった。

その後、V.Iは2020年3月に陸軍に入隊して、9つの嫌疑（性売買、性売買斡旋、性暴力処罰法、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律（横領）、業務上横領、食品衛生法、常習賭博、外国為替取引法違反、特殊暴行教唆の嫌疑）に対して、軍事裁判を受けてきた。彼は当初、9月16日に満期除隊をする予定だったが、第1審裁判部で有罪、及び法廷拘束の判決を受け、国軍刑務所に未決囚として収監されている。