日本ファンも急増中!ファン・イニョプからキム・ヨンデまで、成長が止まらない若手イケメン俳優たちに注目

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写真=ファン・イニョプ Instagram、YNKエンターテインメント Instagram、tvN Instagram

最近、若手俳優たちの活躍が際立っている。新たに頭角を現してきた新人たちが、主人公に抜擢され、世代交代をリードている。ラブコメから青春ドラマまで。サブを抜け出して主演として堂々とドラマを引っ張っていく主役たちが輝いている。日本でも人気上昇中の、女心をときめかせる次世代スターたちをまとめてみた。

◆ファン・イニョプ

写真=キーイースト Instagram
“サブ病(主役よりサブキャラクターを好きになってしまうこと)を誘発した俳優”1位は、断然ファン・イニョプだ。彼はtvN「女神降臨」で荒っぽい野生馬のような魅力を持つハン・ソジュン役を務め、一気に女心を掴んだ。クールで華やかなビジュアルに身長185cmの長身から醸し出すモデルのような雰囲気、セクシーな眼差しまで、ファン・イニョプの魅力に一度ハマれば出口はない。彼は韓国を代表する“顔天才”ことASTROのチャウヌが主人公を務めたドラマで、彼と共に視聴者を夢中にさせた。ドラマの放送中には、視聴者の間でイ・スホ(チャウヌ)派とハン・ソジュン(ファン・イニョプ)派に分かれたほどだ。優れたビジュアルと繊細な演技力で強い印象を残した彼は、「女神降臨」の最大の恩恵を受けた人物とも言われており、次世代の“信頼できる俳優”として急浮上した。相次ぐ次回作のオファーはもちろん、さまざまな広告業界からのラブコールを受け、人気俳優となったファン・イニョプ。もう“サブ男”ではなく“メイン男”としてお茶の間を魅了する時だ。彼は人気ウェブ漫画が原作のドラマNetflix「アンナラスマナラ」の主演として出演。また、6月にはSBS「なぜオ・スジェなのか」の男性主人公であるロースクールの学生ゴンチャン役で視聴者たちに会う。彼は“ラブコメ職人”ソ・ヒョンジンと共演してロマンスを披露する予定で、“年下男”として戻ってくるファン・イニョプに期待が高まる。


◆チェ・ジョンヒョプ

写真=チェ・ジョンヒョプ Instagram
デンデン美(犬のように可愛らしい魅力があること)を擬人化したら、このような雰囲気なのだろうか。チェ・ジョンヒョプが、無限の魅力で女心をくすぐっている。ウェブドラマ「揺れたサイダー」「今日も無事に」などを通じて、早くも“ウェブドラマ界のパク・ボゴム”というニックネームを得たチェ・ジョンヒョプ。ウェブドラマを中心に活動を続けてきた彼は、テレビデビュー作となったSBS「ストーブリーグ」で、新人野球選手ユ・ミンホ役を見事に演じこなし、一気に人気俳優となった。当時彼は登場シーンが多い役ではなかったが、少年のようなビジュアル、抜群のスタイル、安定した演技力で視聴者の心をつかんだ。その後もtvN「魔女食堂にいらっしゃい」でキュートな年下男のイ・ギルヨン役、JTBC「わかっていても」では純粋な男友達ヤン・ドヒョク役を演じて存在感をアピールし、主演級俳優に成長した。テレビドラマデビューから約3年とは思えないほど、恐ろしい成長スピードだ。KBS 2TVの新ドラマ「時速493キロの恋」で男性主人公のバドミントン選手パク・テヤン役に抜擢され、注目の新人パク・ジュヒョンと共に青春スポーツロマンスで、お茶の間に春風を吹き込んでいる。2022年の彼の活躍に期待したい。


◆キム・ヨンデ

作品で新しい原石を発見した時の喜びは、なんとも大きいものだろうか。多くの人々がキム・ヨンデを見た時にそのように思っただろう。彫刻のような目鼻立ちに185cmと長身のキム・ヨンデは、カン・ドンウォンにそっくりな外見で登場と同時に女心を掴んだ。また、素晴らしいキャラクターの表現力で、新人とは思えない繊細な演技力まで兼ね備え、人々の心をつかむのはすでに予想済みだった。「浮気したら死ぬ」では15歳年上のチョ・ヨジョンとの共演にも怯むことなく、視聴者を胸キュンさせる演技でお茶の間を揺さぶり、「偶然見つけたハル」では「僕の女はイチゴが好きです」というセリフが流行した。視聴者たちの心に火をつけて恐ろしいスピードで成長を遂げ、今や誰かに似た人ではなく、自身の名前を視聴者に印象付けている。デビュー5年にしてドラマ、広告業界から注目を浴びている彼が、新ドラマでさらに人気を高めると予想される。ラブコメディの男性主人公を務めるのだ。最近韓国で放送開始したtvNの新ドラマ「流れ星」でトップスターのコン・テソン役を務め、イ・ソンギョンと共演している。ビジュアルに長身、スタイル、演技力まで兼ね備えている彼は、言うまでもない魅力に溢れている。


◆ユン・チャニョン

世界的に期待されるス俳優の誕生だ。子役時代からMBC「私はチャン・ボリ!」、SBS「六龍が飛ぶ」など高い視聴率を記録した作品に出演して演技力を証明してきたユン・チャニョンが、Netflix「今、私たちの学校は…」でついに翼をつけた。彼はゾンビウイルスが広まった学校で思いを寄せているオンジョ(パク・ジフ)と友達を救うために奮闘する主役イ・チョンサン役を務めた。落ち着いていながらも義理と犠牲の精神を持つイ・チョンサン役を完璧に演じこなし、緊張感溢れる作品に温もりを吹き込んだユン・チャニョン。彼は安定した演技と健康的なイメージで、全世界のファンの心をつかんだ。作品公開前に7万人台だったInstagramのフォロワー数は、現在500万人を目前に控えており、さまざまな人気バラエティ番組からのラブコールはもちろん、キム・ヘス、パク・ソジュンなど、韓国の有名スターたちが撮ったというマスクの広告モデルにも抜擢された。次回作はseeznオリジナルドラマの「少年非行」で、同作を通じてもう一度主人公を演じている。代替不可能な俳優になったユン・チャニョンの将来を応援したい。


◆ナ・イヌ

代打から売れっ子になったナ・イヌが、どんでん返しのドラマを描いた。昨年3月、いじめ疑惑でKBS 2TV「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」から降板したジスに代わって登場したナ・イヌ。機会は準備できた人に与えられるもの。代打として投入されたナ・イヌが、本塁打を放った。彼は1日に40シーン、1ヶ月で20部をこなさなければならない状況の中でも、自身の存在感を200%発揮して作品を成功に導いた。一気に次世代主演俳優に急浮上したナ・イヌに花道が広がった。広告、バラエティ、ドラマを問わずラブコールが続き、「2021 KBS演技大賞」では新人賞とベストカップル賞まで、2つのトロフィーを手に入れた。ナ・イヌの次の活躍に関心が高まっていた中、彼が選択した次回作ドラマは、KBS 2TVの新ドラマ「ジンクスの恋人」で、少女時代のソヒョンと共にファンタジーロマンスで共演する。堂々と男性主人公の座を獲得した“売れっ子”ナ・イヌが、「ジンクスの恋人」を通じてより高い場所へと飛躍する番だ。


◆ペ・イニョク

“怪物新人”と呼ばれるだけある。新人俳優が1週間に4日もドラマに登場し、視聴者たちの心をつかんだ。昨年tvN「九尾の狐とキケンな同居」とKBS 2TV「遠くから見ると青い春」に出演し、“月火水木の男”と呼ばれたペ・イニョクがその主人公だ。Highlightのユン・ドュジュン、コン・ユ、ナム・ジュヒョク、ソ・ガンジュン、チョン・ヘインなど、イケメンたちの雰囲気が感じられるルックスで注目されたペ・イニョク。顔だけでも十分魅力的なのに、演技力まで兼ね備えた俳優に惚れない方法がない。彼はデビューと同時にウェブドラマを通じて“MZ世代が選んだ”新人として顔を知らしめ、デビュー2年にしてチャン・ギヨン、ユ・インナらと肩を並べる俳優として成長した。ついにSBS「なぜオ・スジェなのか」で主演に抜擢され、さらに「チアアップ」「同感~時が交差する初恋~」にも出演が決まった。デビューから3年にして地上波の主演を獲得したのだ。代替不可能な俳優に成長したペ・イニョクの花道はこれからが始まりだ。

記者 : ファン・ヨンド