ADOR、HYBEが主張する違法行為を否定…女性職員への監査にも再び言及「事件を隠そうとしている」

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写真=Newsen DB
HYBEがADORのミン・ヒジン代表の承認のもと、チーム長の違法行為を確認したとコメントした中、ADORがこれに反論した。

ADORは10日、ADORは公式コメントを通じて「昨日行われた女性職員に対する深夜の監査という望ましくない事件を覆い隠そうとするHYBEのコメントに対し、正確な事実関係を明らかにすることで、これ以上の議論を防ごうと思う。本件は、スタイリスト業務と処遇に対するHYBEの理解不足から始まった」と話し始めた。

この日、HYBEは公式報道資料を通じて、ミン・ヒジン代表とADORの経営陣間の会話の一部を公開し、「ミン代表は、本人の黙認のもと、巨額の金品の受取があったことを十分に認識している。ミン代表は、この件についてHYBEのHRが問い合わせをすると、本件の重大性を知りながらも、大したことではないように言い逃れをした。そして、内部的にHYBEを言い訳にして、チーム長の金品の受け取りを中断させようという話をしている。当社は、虚偽事実に基づく声明を発表し、再び世間を惑わそうとするミン代表側に強い遺憾の意を表する。これは当社に対する重大な名誉毀損である」と明かした。

そしてADORのチーム長に対する監査を外部に知らせたミン・ヒジンに民刑・刑事上の措置を取ると予告した。これに対しADORは、「HYBEが問題提起した同費用は、会社の売上として記録されるのではなく、広告主が外部のスタイリストと仕事をする際に支払う費用であり、広告主が同業務を行ったスタイリストに支給したものだ」とし「このような費用の受領については、代表、副代表、スタイリストが話し合い、効率性とクオリティの面で内部のスタイリストが作業した方が良いと判断した際、これに対する代価を広告主から正当に支給されるようにしたものだ」と説明した。

それと共に「このように正当に受領した対価を、HYBEは違法に受け取った金額にすることで、昨日の望ましくない事件を覆い隠そうとしていることに強く遺憾の意を表する」と伝えた。

また「ADORは5月9日付けで情報提供、および利用同意の撤回通知書を通じて、撤回の意思をはっきりと明かした。虚偽事実はもちろん、個人間のカカオトークの内容などをマスコミに公開する場合、HYBEの関係者らに対する積極的な民事・刑事上の措置を取る」と警告した。

・ADOR ミン・ヒジン代表、女性職員に対するHYBEの監査に遺憾「自宅にまでついて行った」

・HYBE、ADORチーム長の監査に対するミン・ヒジンの抗議に反論「違法な金品の受け取りを確認」

【ADOR 公式コメント全文】

5月10日のHYBEの反論に対する資料をお伝えします。

昨日行われた女性職員に対する深夜の監査という望ましくない事件を覆い隠そうとするHYBEのコメントに対し、正確な事実関係を明らかにすることで、これ以上の議論を防ごうと思います。

本件は、スタイリスト業務と処遇に対するHYBEの理解不足から始まりました。デザインや振り付け、スタイリングなど、クリエイティブ分野の中心的な人材は、実力によって会社に所属して勤務するよりも、外部でフリーランスとして活動した方が収益が高いため、実際にレーベルのビジネスでは、彼らの能力を維持するため、柔軟な補償体制が必要です。

ADORも成果を出した人材に対しては、それに伴う然るべき補償が必要だという哲学に基づき、本スタイリストだけでなく、実力のある人材に対し、成果に見合う高いインセンティブを支給してきました。

HYBEが問題提起した同費用は、会社の売上として記録されるのではなく、広告主が外部のスタイリストと仕事をする際に支払う費用であり、広告主が同業務を行ったスタイリストに支給したものです。

このような費用の受領については、代表、副代表、スタイリストが話し合い、効率性とクオリティの面で内部のスタイリストが作業した方が良いと判断した際、これに対する代価を広告主から正当に支給されるようにしたものです。この部分についてHRに提出した資料とともに、十分に釈明しています。

このように正当に受領した対価を、HYBEは違法に受け取った金額にすることで、昨日の望ましくない事件を覆い隠そうとしていることに強く遺憾の意を表します。

また、昨日の夜の状況を、HYBEは女性だけが家に行ったようにごまかしていますが、男性と女性が家の前まで同行し、男性が家の前を守っている状態で、女性は家の中まで入って携帯電話などの提供を要請したことをはっきりと申し上げます。

HYBEはADORを口実に、自分たちの目的のため私的な会話を公開するなど、系列会社の職員の人権を侵害する行為を中止するよう、要請します。

ADORは5月9日付けで情報提供、および利用同意の撤回通知書を通じて、撤回の意思をはっきりと明かしました。虚偽事実はもちろん、個人間のカカオトークの内容などをマスコミに公開する場合、HYBEの関係者らに対する積極的な民事・刑事上の措置を取る計画があることをご理解ください。

ありがとうございます。

ADORチーム

記者 : キム・ミョンミ