「ダリとカムジャタン」のキム・ミンジェと元MOMOLAND ヨンウが、ラグジュアリーなファッションとはかけ離れたお店でトッポッキを食べまくりながらゴタゴタケミ（ケミストリー、相手との相性）を披露する様子がキャッチされ、視線を釘付けにする。サム（Somethingの略、男女がお互いに好感を持っている段階）なのか、サム（喧嘩）なのか全く分からない雰囲気を漂わせる2人の男女は果たしてどんな関係なのか、好奇心をくすぐる。

KBS 2TV新水木ドラマ「ダリとカムジャタン」 （脚本：ソン・ウネ、パク・セウン、演出：イ・ジョンソプ）は、チン・ムハク（キム・ミンジェ）とアン・チャクヒ（ヨンウ）がトッポッキデートをするスチールカットを公開した。

「ダリとカムジャタン」は“無知、無識、無学”の“3無の持ち主”だが金儲けの才能がある男性と、生まれながらにして上品さと優雅さを持ち合わせているが“生活感覚ゼロ”の女性が、美術館を中心に互いの距離を縮めていく“アートロマンス”だ。

「ただひとつの愛」「町の弁護士チョ・ドゥルホ」「ヒーラー」「製パン王キム・タック」を手掛けたイ・ジョンソプ監督と、「ある素敵な日」「魔女の愛」を執筆した脚本家のソン・ウネ、パク・セウンがタッグを組んだ作品で、美しい美術館を背景に、これまで見たことがない新概念のアーティスティックなロマンスを披露する。

ムハクは、看板もない小さなカムジャタン屋から始まり、グローバル外食企業として成長したトンドンF＆Bの次男だ。ムハクの心臓を動かすのはトン（豚）とトン（お金）だけ。豚とお金には強いが、他の分野では“無知、無識、無学”の“3無の持ち主”であり、これに対して全くコンプレックスを感じない“メンタル甲（強い精神力を指す造語）”の持ち主だ。

生まれつきの美貌を誇るギャラリストであるチャクヒは、権力はあるが、財力はいつも惜しい国会議員の娘で、過去にお見合い相手としてムハクに会い、今は親友のような関係を維持している。財閥家に入って優雅に美術館を運営することが夢である彼女は、自分の虚栄心を満たすのにお金しか知らない“芸術バカ”のムハクはどこか足りないように見えた。結局、ムハクとチャクヒはお互いタイプではないという意見に合意した上、久しぶりに言葉が通じる相手と出会って、良い兄妹のような関係で過ごすことにした。

公開されたスチールカットには、ラグジュアリーな格好をしたムハクとチャクヒが辛くて甘いトッポッキを前に置いて、親友のケミを披露するシーンが収められている。ムハクはトッポッキを食べるチャクヒを謎の表情で見守っており、チャクヒはすました顔でムハクを見つめている。サム（Some）なのか、サム（喧嘩）なのか分からない雰囲気が、お見合い相手から友達になった2人の曖昧な関係性を見せている。

甘い雰囲気とは程遠いムハクとチャクヒは、また別のスチールカットではトッポッキをお互いに食べさせあったり、ムハクがチャクヒの話を聞いて熱弁をふるう様子がキャッチされ、2人の関係性により一層注目が集まる。ムハクが、チャクヒの些細な悩み相談に自分の貴重な時間を費やした特別な理由があるのか、好奇心をくすぐる。

「ダリとカムジャンタン」側は、「ムハクとチャクヒはお見合い相手という独特な縁を結んだ仲で、互いに一線を守る関係だ」とし「そんな2人の間にキム・ダリ（パク・ギュヨン）が登場し、チャクヒが心情の変化を感じるようになる予定だ」と話し、ドラマへの期待を高めた。

3ヶ月間の放送休止を経てKBS 2TV水木ドラマのスタートを切る「ダリとカムジャタン」は、22日午後9時30分に韓国で放送される。