キム・ドワン「スタートアップ」「九尾の狐とキケンな同居」に相次いで出演“フォロワーが30万人増えた”

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写真=Awesome ENT
「九尾の狐とキケンな同居」でピュアな男子を演じたキム・ドワンが、ドラマ終了の感想と共に、演技に対する情熱を語った。

最近、キム・ドワンはオンラインで行われたtvN「九尾の狐とキケンな同居」放送終了インタビューに応じた。

彼は「九尾の狐とキケンな同居」でト・ジェジン役を務めた。ト・ジェジンは、時には茶目っ気たっぷりのワナビーナムサチン(ただの男友達)、時には恋に夢中な純粋男として多彩な姿を見せ、キャラクターの魅力を表現した。

キム・ドワンは、自身とト・ジェジンのシンクロ率について、50%だと謙虚に語った。彼は「僕とのシンクロ率は約50%くらいです。ト・ジェジンは明るくて素直で可愛いです。僕は恥ずかしがり屋で直接的に感情を表現するのが苦手です。表現する上で率直になろうとする点、恋において怖がらない点が似ていると思います。僕に酒癖がないのと、涙がないところは、はっきりと違います」と説明した。

自分自身に厳しいキム・ドワンは、自身の演技に70点をつけた。彼は「70点くらいだと思います。残りの30点は、自分の演技を見た時、まだ未熟なところがとても多く見えます。やったことのないキャラクターでしたし、ウェブ漫画にある姿を再現しようと努力して、周りの反応は好評だったので、この点数にしました」と明かした。

キム・ドワンが演技したト・ジェジンは、イ・ダム(Girl's Dayのヘリ)のベストフレンドで、純粋な魅力を持つキャラクターだった。彼は、「ジェジンの1番の魅力は率直さです。頭で計算するよりは、自分の感情に率直になれる勇気を持っている人です。表現することを怖がりながらも、できるところが魅力です。でも僕はそれを怖がっているのだとは感じませんでした」と表現した。

ドラマの中で共演したキム・ドワンとカン・ハンナは、抜群のケミ(ケミストリー、相手との相性)で多くの人々から支持された。キム・ドワンは「『スタートアップ: 夢の扉』の時、カン・ハンナさんと次期作で共演すると聞いて気持ちが楽だったんです。撮影をする度に、どのようにすれば楽しくできるか工夫していました。そういった面で心強かったです。『スタートアップ』でカン・ハンナさんとは犬猿の仲だったんですけど、裏では友好的でした。『スタートアップ』の時も、撮影をしながら仲良く過ごしました。『九尾の狐とキケンな同居』の撮影の時、より一層距離を縮めることができました」と語った。

キム・ドワンとカン・ハンナは、様々な名シーンを作った。特にキム・ドワンは、「僕がヘソン(カン・ハンナ)の頭を撫でるシーンがありますが、そのシーンを見たコメントで、子犬が猫を撫でているみたいだというのがあって、そのようなコメントを読むのが嬉しくて幸せでした」と告白した。

「九尾の狐とキケンな同居」は、キム・ドワンに多くのものを残した作品だ。特に自分自身を振り返るきっかけになった。彼は「『十八の瞬間』では荒々しく見えるとたくさん言われました。そんな僕にト・ジェジン役は挑戦だったんです。放送されたのを見たら、自分でも純粋で善良な魅力を発見しました。“モンムンミ(犬のように可愛い感じ)”みたいなものがあったんですね。自分にとっては見慣れませんでした」とはにかむように言った。

「スタートアップ」と「九尾の狐とキケンな同居」に出演しながら、心強いファンも得た。キム・ドワンは「ファンがDMをたくさん送ってくれます。そういうことに感謝しながら過ごしています。ファンが、YouTubeの人気動画に上がったと送ってくださったことも感謝しています。フォロワー数が30万人くらい増えました。『スタートアップ』の時からずっと応援してくださる方々が多いんです」とし、感謝の気持ちを表現した。

新しい魅力を見せた彼は、引き続き新しい魅力を見せる俳優になりたいという覚悟を示した。キム・ドワンは、「これまで見せたことのないキャラクターをお見せします。説得力のある形でキャラクターを作っていきたいです。恥ずかしくない俳優になれるよう、たくさん努力します」と意気込みを語った。

恥ずかしがり屋だと言ったキム・ドワンは、演技の話をする時は限りなく真剣な表情だ。着実にフィルモグラフィーを積んでいく彼の次期作も楽しみにしたい。

記者 : パク・パンソク