イ・ヘイン、Mnet「アイドル学校」投票操作の被害に…SNSで心境を告白“私を1位にしてくれてありがとう”

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写真=イ・ヘイン公式SNS
歌手のイ・ヘインがMnetサバイバルオーディション番組「アイドル学校」の投票操作疑惑に関する心境を打ち明けた。

イ・ヘインは6月12日、ファンコミュニティを通して「私と同じくらい、もしくは私よりも多くの感情を抱いてきたのではないか、大丈夫だろうか、もしくは私をすごく心配してらっしゃるのではないか……。結論から申し上げると私は思ったより大丈夫です。私たちが一緒に過ごしてきた時間の分だけ強くなったと思うし、ときには私が持っている実力より過大評価されていた時間が私にもあったと思うと、そんなふうに時には少し悔しいことも、生きていれば誰もが一度は経験することだと思っています」と切り出した。

続けて「それでもその時間が、私に教えてくれたことはとても大切なものなので、私が進んでいく方向において一番大事な価値が何かを教えてくれた時間ではないかと思うようにしています。永遠に幸せになろうともがいても、それが思い通りにならず、永遠に悲しもうとしてもそれも思い通りに行かないと思うので、私たちにもこんなことがあったねと過ぎ去っていく日が必ず来ると思っています」と打ち明けた。

またイ・ヘインは「皆さんが確信をし、間違ったことを正そうとする何年間という時間の中でも、正直私自ら確信がありませんでした。順位が落ちるようなことをしたから、本当に落ちたかもしれないのに……。そんな私の代わりに私を信じてくれて、自分を励ますことができるようにしてくれたので、なんて言えばいいのかわからないほど本当に感謝しています。昨日と今日、たくさん連絡をもらいましたが、『遅くなったけれど1位おめでとう』という言葉に、この4年間時には悔しく、悲しかった感情、ため込んでいたものがすべて流れ出て、一方ではこうして全部振り払ってすっきりとした部分もありました」と本音を打ち明けた。

最後に彼女は「お祝いしてもらえることをこれからたくさん作っていけるように、皆さんが信じてくれたぶんだけ強くなり、必ずすべての面においてがっかりさせないように恩返しします」とし、「挨拶がとても遅れてしまいましたが、愛する皆さん、私を1位にしてくれてありがとう。知るのが遅くなってごめんね」と付け加えた。

イ・ヘインは韓国で2016年に放送されたMnet「PRODUCE 101」シーズン1で名前を知らせた後、同年プロジェクトグループI.B.Iで正式デビューし、様々なバラエティ番組に出演して愛された。

2017年にはfromis_9のメンバーを選抜するMnet「アイドル学校」に出演した。イ・ヘインは、優れた実力を元に有力なデビューメンバーに選ばれたが、最終順位11位を記録し、惜しくもデビュー組リストに名前を挙げられなかった。多数の視聴者は番組放送終了後、「アイドル学校」制作陣の捏造疑惑を提議し、捜査の結果、捏造は事実であったことが明らかになった。

制作陣は昨年11月9日に開かれた業務妨害、視聴者に対する詐欺の疑いに関する最初の公判で捏造を認めた。今年6月10日に行われた宣告公判で裁判部は、キムチーフプロデューサーに懲役1年、キム元制作局長に1000万ウォン(約980万円)の罰金刑を宣告した。

イ・ヘインは2019年、自身のSNSを通して「アイドル学校」撮影中に受けた様々な不当な対応について打ち明けた。昨年11月にはニューシングル「Santa Lullaby」を発売した。

・イ・ヘイン「PRODUCE」シリーズの投票操作に言及“その時に知ったら悲しかったと思う”(動画あり)

・「プデュ」「アイドル学校」出身イ・ヘイン、オーディション番組の過酷な撮影を暴露…内容に衝撃“人権はなかった”

【イ・ヘイン ファンコミュニティ書き込み全文】

皆さん! ご飯は食べましたか? 色々なことを考えていましたが、皆さんにはこういうこと必ずした方がいいと思い、私たちだけで話せるここに来ました。

私と同じくらい、もしくは私よりも多くの感情を抱いてきたのではないか、大丈夫だろうか、もしくは私をすごく心配してらっしゃるのではないか……。結論から申し上げると私は思ったより大丈夫です。

私たちが一緒に過ごしてきた時間の分だけ強くなったと思うし、ときには私が持っている実力より過大評価されていた時間が私にもあったと思うと、そんなふうに時には少し悔しいことも、生きていれば誰もが一度は経験することだと思っています。

それでもその時間が、私に教えてくれたことはとても大切なものなので、私が進んでいく方向において一番大事な価値が何かを教えてくれた時間ではないかと思うようにしています。

永遠に幸せになろうともがいても、それが思い通りにならず、永遠に悲しもうとしてもそれも思い通りに行かないと思うので、私たちにもこんなことがあったねと過ぎ去っていく日が必ず来ると思っています!

この数日間、色々考えていたことを話すと、最初に思い出すのは「アイドル学校」の最後の撮影日にステージで見た、前列にいたファンの皆さんのことです。見慣れた顔を見ると、何だか笑顔になって緊張がほぐれた気がしてとてもありがたかったです。

以前、友達の応援をするために番組観覧に行ったことがありますが、以前は知らなかったことだけれど、一度やってみたら一日中立っていなきゃいけないし、待機時間も長くて結構大変でした。その日、帰る足が控室で楽に待っていた私よりもずっと重かっただろうに、今になってですが、本当に感謝しています。

一緒に幸せになるために私を選んでくれた皆さんなのに、そんな皆さんにずっと「ごめんなさい」「待っていてください」としか言えないのが申し訳なかったです。色々な機会の中で、また何年間も練習生に戻る道、再びサバイバル番組に出る道を私が選んだが故に、責任は選んだ人が追うべきなのに、皆さんがその結果について私にごめんと言わせているような気がしてとても心苦しかったです。

あの時、私は撮影現場にいたので知りませんでしたが、調べてみたら「私一人のためにこんなにがんばってくれたんだ」と後からすごく思うようになり、落ちてからは私の感情ばかりで皆さんの気持ちを考えていなかったようで、それがとても気がかりです。

皆さんが確信をし、間違ったことを正そうとする何年間という時間の中でも、正直私自ら確信がありませんでした。順位が落ちるようなことをしたから、本当に落ちたかもしれないのに……。そんな私の代わりに私を信じてくれて、自分を励ますことができるようにしてくれたので、なんて言えばいいのかわからないほど本当に感謝しています。

昨日と今日、たくさん連絡をもらいましたが、「遅くなったけれど1位おめでとう」という言葉に、この4年間時には悔しく、悲しかった感情、ため込んでいたものがすべて流れ出て、一方ではこうして全部振り払ってすっきりとした部分もありました。

毎回マイクを握ったりすると良くない話ばかり伝えているようで、泣いてばかりのような気がして。もしかしたら一番聞きたかった言葉が「おめでとう」という言葉で、良いことがあったときに「ありがとう」と言いたかったのかなと思ったりもしました。

とにかく、お祝いしてもらえることをこれからたくさん作っていけるように、皆さんが信じてくれたぶんだけ強くなり、必ずすべての面においてがっかりさせないように恩返しします。ご飯をしっかり食べて、良い週末をすごしてくださいね。

それで、今日一番話したかったのは、挨拶がとても遅れてしまいましたが、愛する皆さん、私を1位にしてくれてありがとう。知るのが遅くなってごめんね。

記者 : ファン・ヘジン