キム・レウォン、イ・ダヒが人間進化ジャンル物にチャレンジする。

韓国で2月1日の午後9時に初放送される「LUCA：The Beginning」は、特別な能力のせいで追われることになったジオ（キム・レウォン）が、唯一彼を覚えている捜査1課の刑事グルム（イ・ダヒ）と共に、世の中に立ち向かう壮大な追撃アクションドラマだ。

OCN「ボイス1」「客—ザ・ゲスト—」などをヒットさせてきたキム・ホンソン監督と、KBS 2TV「チュノ～推奴～」、映画「パイレーツ」「7級公務員」などドラマと映画を行き来しながら愛されてきたチョン・ソンイル脚本家がタッグを組み、放送前から関心を集めている。

「ボイス1」を通じて良質の音追撃スリーラーを披露したキム・ホンソン監督が、「客—ザ・ゲスト—」を通じてエクソシズムとシャーマニズムを合わせた韓国型エクソシズムドラマを披露したチョン・ソンイル脚本家と手を組んで、独創的なジャンル物を仕上げることができるか注目が高まっている。

さらに「ベテラン」「ベルリンファイル」「泥棒たち」など韓国映画界の大作に参加した撮影監督チェ・ヨンファンと、映画「安市城」の武術監督チャン・ジェウクが合流したという点も期待を高めるポイントだ。

出演俳優のラインナップも華やかだ。主人公ジオを演じるキム・レウォンは、今回のドラマを通じて2018年2月に放送終了となったKBS 2TV「黒騎士」以来3年ぶりにお茶の前に復帰する。クルムを演じるイ・ダヒは2019年に放送されたtvN「恋愛ワードを入力してください～Search WWW～」以来、2年ぶりに視聴者と再会する。

幼い頃に行方不明になった親の事件をしつこく追跡していたクルムは、神秘な能力を手に入れたジオに出会って、人生が一転する。2人の切ないラブストーリーにも注目だ。

キム・レウォンとキム・ソンオのブロマンス（男同士の友情）も見逃せない。昨年JTBC「優雅な友達」で感性的で小心な夫を演じたキム・ソンオは、ジオを追う特殊部隊出身のイ・ソン役を務め、獣のような本能を発揮する予定だ。

特に「LUCA」が追撃アクションであるだけに、2人の緊迫した追撃過程とアクション対決が期待される。SBS「ミセス・カップ」シーズン1以来、約6年ぶりに刑事演技に乗り出したイ・ダヒもレベルの高いアクションで、制作発表会でキム・レウォンから絶賛を受けた。

キム・レウォンは初放送を控えて「初めて挑戦するジャンルなので、視聴者の皆さんの反応を期待している。後半作業を念入りに行ったので、完成度の高い映像が楽しめると思う」と見どころを伝えた。キム・ソンオは「始まった瞬間から夢中になるドラマだ。あっという間にドラマが終わっているくらいに集中度が高い。痛快なアクションを見るだけでもストレス解消になるだろう」と自信を示した。

イ・ダヒは「キム・サンホ、パク・ヒョクグォン、アン・ネサン、チン・ギョン先輩の演技を見るだけでも時間がすぐに過ぎていくと思う。実力が認められたキム・ホンソン監督、チェ・ヨンファン撮影監督のおかげで、まるで映画のような作品になっている」とコメントした。