iKONのBOBBY、タイトル曲「U MAD」MV公開…アクション映画のようなスリリングな映像に注目

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写真=「U MAD」MVキャプチャー
iKONのBOBBYが、ストレートな“直球ソング”でカムバックした。

BOBBYは1月25日の午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じて、2ndフルアルバム「LUCKY MAN」を発売した。

今回のアルバムは、BOBBYが2017年9月にリリースした1stフルアルバム「LOVE AND FALL」以来、約3年4ヶ月ぶりに披露したソロアルバムだ。その間、iKONの2ndフルアルバム「RETURN」、「NEW KIDS」シリーズアルバム、3rdミニアルバム「i DECIDE」などを発売し、昨年10月にはtvN月火ドラマ「青春の記録」のOST(劇中歌)にも参加したが、完全に自身の名前を掲げて公開する音楽は久しぶりであるだけに、多くの音楽ファンの関心を集めた。

BOBBYは、心の深いところに潜めていた感情、自身だけのストーリーをアルバムに詰め込んだ。20代のミュージシャンBOBBYであり、青年キム・ジウォンとして感じている喜びと悲しみなど、多彩な感情を収めたのだ。このような感情を感じることができるということ自体が幸運だという意味で、アルバム名を「LUCKY MAN」にした。

ニューアルバムには、17曲が収録された。BOBBYは、全曲の作詞・作曲に参加して、シンガーソングライターとしての成長を見せた。彼は1stフルアルバムの発売当時にも、ダブルタイトル曲「愛してる(I Love You)」「RUNAWAY」「他の世界の人」「なのに」「UP」「IN LOVE」「SECRET」「泳いで」「FIREWORK」「僕に頼って」まで、10曲の作詞・作曲に参加して音楽ファンから好評を得た。

ニューアルバムのタイトル曲「U MAD」は、BOBBYが単独で作詞を担当し、プロデューサーのTHE PROOFと共同で作曲したトラックだ。ヒップホップビートとエネルギーが印象的な曲だ。

歌詞も独特だ。「みみっちいやつが案外成功しているね」「君たちが成功していた時に羨ましかったことは一度もない」「あの子泣いてるって / 怒ってるって」「顔も見たくない」などの歌詞には、物質主義にとらわれている他人に対する嘲笑、強くいられない自分自身に対する怒りが垣間見える。BOBBYは潜めていた感情を爆発させたような歌詞を、力強くラップで吐き出すように歌った。

BOBBYは、カムバック記念の記者懇談会で、弱くなった自分自身に話したかったことを土台に、多くの人々が共感できる楽曲を作ろうと思ったと明かした。

音源と共に公開された「U MAD」のミュージックビデオは、一編のスリリングなアクション映画を連想させる。BOBBYは、今回のミュージックビデオのためにアクションスクールにも通ったという。華やかなCGはもちろん、強靭さと柔らかさを行き来するBOBBYの相反するキャラクターが目を引く。

その他にも「RocKstaR」「NO TIME」「BrEAk It DoWn」「In THE DaRk」「LiLaC」「GOrGeOuS」「LiAr」「HeartBROKEN PlaYBoY」「Let iT Go」「DeViL」などが収録された。また、途中に収録された数本のSKIT(会話)は、ある青年が恋に落ちて、別れの悲しみに苦しみ、解脱して再び立ち上がるという一連の過程に対するリスナーの共感と理解を高めるためのトラックである。

また、iKONのドンヒョクとジュネがそれぞれ「Ur SOUL Ur BodY」と「RaiNinG」にフィーチャリング参加して義理堅さを見せた。さらに、3番目のSKITには、歌手兼作曲家で人気YouTuberのOmarがフィーチャリング参加した。

記者 : ファン・ヘジン