KARA出身ハラさんが私たちのそばを去った。ファンとネットユーザーは、突然の悲報に失意のまま追悼メッセージを伝えている。

昨日（24日）午後、ソウル江南（カンナム）警察署によると、ハラさんは同日午後6時にソウル江南区清潭洞（チョンダムドン）の自宅で死亡した状態で発見された。通報を受けた警察が現場に出動し、捜査を行っている。死因はまだ明らかになっていない。

ハラさんは最近、日本で精力的に活動した。ハラさんは三田佳子、仲間由紀恵、元AKB48高橋みなみ、小嶋陽菜、渡辺麻友などが所属する芸能事務所・プロダクション尾木と専属契約を締結し、11月13日に新しいアルバムを発売した。

その後14日と15日、17日と19日には日本単独ツアー「HARA Zepp Tour 2019 ～HELLO～」を開催した。悲報が伝わる2日前まで、SNSでファンとコミュニケーションしてきたため、突然の悲報に韓国や日本をはじめ、各国のファンはショックを受けた。日本の主要メディアも、ソルリさんの悲報と共に報道した。

ハラさんは最近、元恋人との裁判、悪質な書き込み、親友のソルリさんの死などで辛い時間を過ごしていた。

ハラさんは今年5月25日、SNSに「さようなら」という短い挨拶を残した後、26日午前0時40分頃、ソウル江南区の自宅で意識を失ったままのところを、マネージャーAさんに発見された。その後、救助されたハラさんは幸い意識を取り戻した。

その後オリコン、デイリースポーツ、スポニチアネックスなど、日本メディアを通じて「今回のことで心配をおかけし、本当に申し訳ない。体調を回復している。色々なことが重なって苦しかった」とし「これからは心を強くして、元気な姿をお見せできるよう頑張る。今回のことは本当に申し訳ない」と話した。

そしてハラさんは6月17日、SNSを通じて元気に見える写真を公開し「ハラは元気に過ごしています」「ごめん。そしてありがとう……もっと熱心に克服して、よい姿をお見せします」「花道を歩こう。ポジティブ」などのコメントを伝え、ファンは応援した。

元彼氏との裁判は8月に終了した。元恋人のヘアデザイナー チェ・ジョンボム氏は昨年8月、ハラさんの身体の一部を違法撮影し、同年9月に暴行、いわゆる“プライベート動画”を公開すると脅迫した疑いが持たれた。ソウル中央地検女性児童犯罪調査部は1月、チェ氏を性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反、傷害、脅迫罪などで在宅起訴し、ハラさんもこの過程で傷害の疑いで検察に送致されたが、起訴猶予処分を受けた。

検察はチェ氏に懲役3年を求刑した。しかし、裁判部はチェ氏に暴行・脅迫の容疑については懲役1年6ヶ月と執行猶予3年を、違法撮影の疑いについては無罪を言い渡した。

ハラさんはソルリさんが亡くなった後、ソルリさんを追悼しながら生きる意志を明らかにしていた。10月14日にソルリさんが亡くなり、ハラさんはSNSに「涙が止まらない。まだ信じられない。多くの写真の中のきれいなジンリ」という文章と共に、ソルリさんと一緒に撮った写真を投稿した。

その後ハラさんは10月15日、SNSライブ放送を通じて「あっちに行ったら本当にあなたが好きなようにして、元気でね。姉さんがあなたの分まで頑張って生きるから。頑張るからね」と話し、涙を流した。

また、ハラさんは自身を心配するファンに「皆さん、私は大丈夫です。私がソルリとは本当に、実の姉妹のような仲だったので、このようにしてでもソルリに挨拶したくてライブ配信することになりました。申し訳ございません。皆さん、心配しないでください」と伝えていた。

・KARA出身ハラさん、遺族の意向によりファンのための弔問所を設置…本日（11/25）より弔問可能

・KARA出身ハラ、自宅にて遺体で発見される…警察が詳細を捜査中