LEGEND、音楽界のレジェンドを目指す「Apink、BTOBら練習生時代の仲間の応援が力になった」

OSEN |

長身にハンサムな容姿。5人組の新人男性グループLEGEND(リスン、ユ・ジェヒョク、ロイ、リト、イ・チャンソン)が韓国音楽界を自分たちのものにするためにやって来た。名前通り“音楽界のレジェンドになりたい”という彼ら。デビューして2ヶ月が過ぎたばかりだが、依然としてドキドキしながらステージに上がっている。

LEGENDは新人だが、実力だけは手強い。リーダーのリスンを除く4人のメンバーは、デビュー前にCUBEエンターテインメントで4年間の練習生生活を送った。長い時間を実力を磨いて待っていただけに、自信もあって期待も高かった。

「信じられませんでした。練習期間が短くも長くもなかったため、頑張らなきゃと思いました。長い期間憧れていたステージに立てたことも嬉しいし、どうすればもっと良い姿を披露できるのか心配でした」

愛情が大きいだけに、グループ名もメンバーたちが自分でつけた。LEGENDという馴染みがありながらもボーイズグループとしては聞き慣れない名前。LEGENDは文字通り“伝説”という意味もあるが、メンバーたちが最初に考えたのは“転雪”だった。転がすとどんどん大きくなる雪玉のように、音楽界で大きな存在になるという意味だ。

「グループ名がLEGENDに決まってから、夜も眠れませんでした(笑) メンバーたちが5つずつグループ名の候補を作り、その中からLEGENDという名前に決まりました。実は、LEGENDは個数を揃えるために作ったものでした。でも、聞き慣れると良い名前だと思いました。一度聞くと忘れられないから」

彼らの言うとおり、長い練習生期間を経てメンバーたちはさらに大きくなり、強くなったようだった。最近のアイドルで4年という練習生期間は比較的短くも長くもある時間だ。何よりLEGENDは、共に練習していた仲間がデビューするのも見守らなければいけなかった。

「BTOBからApink、LADIES' CODE、HELLOVENUS、C-CLOWNまで、本当にたくさんの仲間が先にデビューするのを見ていました。デビューが早いか遅いかということを離れ、練習に集中しました。ApinkとBTOBが僕たちのデビューを応援して宣伝してくれました。芸能界の先輩なので、緊張しないようにとアドバイスもしてくれました(笑) 力になりましたね」

大手事務所の練習生という言葉だけではLEGENDを説明することはできない。LEGENDはメンバー全員が長身だ。しっかりと鍛え込んできた分、歌唱力も優れている。また、英語や中国語など、語学能力や和気藹々とした雰囲気を作る才能も抜群だ。

「僕たちの平均身長が184cmです。最長身ですね(笑) 他のアイドルに比べてはつらつとした曲も多いし、大人しくて成熟した魅力を持っているのがデビュー曲『未練が残って』です」

「ジェヒョクは一番背が高くて、いつも明るく気持ちの良いエネルギーを与えます。話も上手で人付き合いが良いです。初めて会う人を気楽にさせてくれる魅力があります。また、リトは肩が広いです。息をするだけで筋肉がよみがえるタイプみたいです。ハハハ。大邱(テグ)の漆谷(チルゴク)出身ですは、感受性に富んでおり、ラップメイキングをしているのをみると、センスもいいです」

「チャンソンは料理が本当に上手です。末っ子ですが愚痴を言ったり、腹を立てることもなく、成熟した面があります。リスンさんはカリスマ性がありますが、その中に繊細なところもあります。家事も上手です。一番年上の兄貴としてよく弟たちの世話をしてくれます。軍服務も終えていて、ステレオタイプです。ロイは記憶力も良く本当に優しいです。メンバーを理解し、配慮してくれます」

メンバーそれぞれの長所と短所について聞くと、褒め言葉が絶えない。お互いに一つでも多く褒め合い、冗談を交わすようにやりとりしている姿が、一緒に育った兄弟みたいな雰囲気だ。その分、頼り合っているようだった。

メンバーのアピールが終わり、彼らの覚悟も述べた。メンバーそれぞれがダンスも上手で歌も上手な歌手RAIN(ピ)、個人活動でもエネルギーが溢れるBIGBANG、10年を越えても相変わらずのパワーを見せるgod、共感できる歌詞を書くEpic HighのTABLOなどをロールモデルとして選んだ。もちろん、グループ名のように「今回のアルバムでLEGENDが登場したことを知らせたい」という意気込みを見せた。

「アルバムごとに共感できる話をしたいです。どんな人でも共感できる話です。メンバーたちの好きな音楽も似ていますが、色んなことを試してみたいです。もちろん、今年の新人賞受賞が目標です」

転がるほど大きくなる雪玉のように、一段階ずつ成長していきながら、音楽界の伝説を書き直したいと言う彼ら。長く待っていた夢が叶った今、彼らの新しい夢がぱっと花開くことを期待したい。

記者 : ソン・ミギョン