BABYMONSTER、完全体で正式デビュー!日本人メンバーの夢とは「両親の前でステージに立てて本当に幸せ」

OSEN |

写真=YG ENTERTAINMENT
BABYMONSTERが、ついに完全体で始動した。

最近、ソウル市麻浦(マポ)区合井洞(ハプチョンドン)のYG ENTERTAINMENTの新社屋で、BABYMONSTERの公式デビューを記念した初のインタビューが行われた。

4月1日、BABYMONSTERは1stミニアルバム「BABYMONS7ER」を発売。「BATTER UP」「Stuck In The Middle」を発表した後、ついにアヒョンが合流した完全体で力強い第一歩を踏み出した。

今回の1stミニアルバムでは、グループの名前を前面に打ち出したアルバム名から感じられるBABYMONSTERの堂々とした雰囲気、次世代のYGを代表する新人として持つ無限の可能性、“怪物新人”と呼ばれるほどの実力からくる根拠のある自信など、BABYMONSTERの様々な魅力を伝える。

彼女たちは、タイトル曲「SHEESH」で世界を驚かせるという堂々とした抱負を語ると同時に、新人らしくない実力で曲に生命力を吹き込んだ。曲の魅力を際立たせたパフォーマンスにも期待が集まった。ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーが最終的に振り付けを決定し、Mnet「STREET WOMAN FIGHTER 2」の優勝チームBEBEのリーダーBADAをはじめとする振付師が参加して完成度を高めた。

サビで繰り返される「SHEESH」に合わせて力強く腕を回し、足で蹴るポイントダンスと共に、グルーヴィーでありながらもスワッグ(Swag:その人の持つスタイル、センス、魅力)を感じさせるブリッジパートの群舞が、中毒性を高める。

タイトル曲「SHEESH」だけでなく、今回のアルバムに収録された7つのトラックは、BABYMONSTERの無限の可能性を証明している。パワフルなビートでグループのアイデンティティを知らせた「MONSTERS(Intro)」、世界的なアーティストのチャーリー・プースがプロデュースしたポップジャンルの「LIKE THAT」まで、BABYMONSTERの様々な魅力を感じることができる。

この日、ローラはタイトル曲「SHEESH」のポイントについて、「『SHEESH』は、驚きの感嘆詞です。腕を回す振り付けもありますし、『MONSTER』を意味する手の動きもあります。そのようなポイントに注目していただけたら楽しく見ていただけると思います」と語った。

YGは、2NE1、BLACKPINKまで、“ガールズグループの不敗の神話”を築いてきた事務所だ。先輩たちのどのような姿を吸収したかったのだろうか。これについてアサは「素敵な先輩たちのステージを掌握する力や実力を見習いたいと思いました。そういった部分でたくさん努力しています」と話した。

BABYMONSTERは、BLACKPINK以来7年ぶりにYGからデビューするガールズグループで、登場と同時に“BLACKPINKの妹分”というニックネームを得た。これに関してラミは「まず、私たちがそのようなニックネームを得られるのも本当に光栄なことだと思います。おかげで多くの方たちに注目してもらえました。本当に大きな喜びだったと思っています」と伝えた。

“怪物新人”というニックネームを持つグループであるため、どのような部分で“怪物”だと思うかと質問するとローラは「様々な国籍のメンバーがいるので、グローバルな活動がうまくできると思います。パワフルでおしゃれなムードを生かして、私たちの個性溢れる楽曲を披露できると思います」と語った。

多国籍グループであるだけに、コミュニケーションに問題はないのだろうか。アサは「国籍が違うので、言語的に会話が難しい時もあります。そのような時はお互いに助け合い、教え合いながら学んでいます」と語った。

BABYMONSTERの公式デビューにより大きな注目が集まったのは、アヒョンが合流したためだ。“オールラウンダー”アヒョンが今回から活動に合流して公式デビューを知らせ、世界的な人気に拍車をかけた。1stミニアルバムの予告コンテンツの総再生回数は8,500万回で、凄まじい勢いを見せている。

さらに「SHEESH」のミュージックビデオは、公開から12時間で約1,360万回の再生回数を達成し、今後築いていくBABYMONSTERの歴史に注目が高まっている。また、アヒョンの合流でさらに豊かになった「BATTER UP(7 ver.)」「Stuck In The Middle(7 ver.)」をはじめ、デビューまでの旅程を歌った「DREAM」と「Stuck In The Middle(Remix)」も、原曲とは異なるムードを楽しむことができる。

この日、アヒョンは活動を中断していた際の健康状態について「詳しく申し上げることは難しいのですが、精神的に大変でした」とし「回復に専念しましたし、運動も続け、ご飯もきちんと食べていました」と話した。

続いて「メンバーが励まし、応援してくれ、ファンの皆さんも応援のメッセージを送ってくださったので回復しました。今は完璧に回復した状態です。たくさん励ましてくれてありがとうございます。早く回復して戻りたいという気持ちが大きく、合流する際に悩みはありませんでした」と伝えた。

昨年のプレデビュー当時もアヒョンは合流する予定だったのかと尋ねると、ローラは「私たちは長い間一緒に過ごしていましたので、7人でのデビューは当然だと思っていました。今回(アヒョンが)来てくれてとてもありがたかったですし、7人がしっかりとまとまったような気分です」とし、「みんな嬉しい気持ちで今回の活動に参加できそうです。ありがとうございます」と話した。

“BABYMONSTER“という名前に隠されたメンバー固有の魅力もあるはずだ。具体的にどのような魅力があるのか尋ねるとアヒョンは「私の強みは、パワフルなボーカルとギャップのあるラップ、ジェスチャーです。今回の曲でハイライトパートをたくさんいただいたのですが、ラップの導入部とハイライトをうまく活かせるように歌いました」と話した。

チキタは「ダンスが好きなので、ダンスや表情、雰囲気をうまく表現できると思います」と話し、韓国語にまだ慣れていないチキタに代わって、アヒョンが「チキタはディズニーのような声が強みです。今回、サビのダンスパートを担当しているのですが、上手にやってくれました。そういった部分を重点的に見ていただきたいです」と伝えた。

続いてファリタは「私の声が強みだと思います。プレコーラスと高音パートを担当していますが、今後も注目していただきたいです」とし、ローラは「私は少し低いトーンの声を持っています。裏声をきれいに出すことができる方なので、歌唱においてもそういった部分が魅力だと思っています」と語った。

ルカは「私はダンスに自信を持っています。ラップをする時は私が年長なので、セクシーな魅力があると思っています。洗練された雰囲気も強みです」と話し、アサは「外見とはギャップのある、強烈でスピーディーなラップが得意です。『SHEESH』でもそのような部分をお見せしたので、楽しみにしてほしいです」と語った。

ラミは「私の強みや魅力は、まずユニークな声色です。最後の評価でお見せした歌唱、イルカのような歌唱法からも私の魅力をアピールできると思います。様々なトーンが私の魅力です。中低音から高音まで、様々な声を出せることが私の強みです」と説明した。

アヒョンを含め、正式デビューを果たしたBABYMONSTERの新たな目標は何だろうか。ローラは「一緒に成長するグローバルアーティストが目標です。音楽的な部分で多彩な姿をお見せしたいです。注目してください」と話した。そして「私たちの大きな目標は、コーチェラのステージに立つことです。世界中のファンに、私たちの音楽的な部分や影響力をお見せしたいと思っています。そのために私たちは一生懸命に頑張っています」とつけ加えた。

デビューと同時にアジアでファンミーティングツアーを開催し、外国人メンバーたちの故郷でもステージを披露できることになった。ルカは「私とアサは日本出身ですが、日本に行くことができてとても嬉しいです。両親の前で私たちのステージを披露することができて本当に幸せです。夢見ていた日本のステージで、私たちのパフォーマンスを披露できることを光栄に思っています」とコメント。アサも「日本でステージを披露することが夢だったので、格別な意味があると思います。両親の前でパフォーマンスを披露することができるので意味がありますし、すごく嬉しいと思います」と語った。

タイ出身のチキタは「私も同じように、タイに行くことができてとても幸せです。両親の前でステージに立つことができるので、夢のようです」と喜びを表し、ファリタも「とても楽しみで、こんなに早くファンに会える機会ができて、ありがたいです。本当に夢のようで、両親、ファンの皆さんの前でステージを披露することができると思うと楽しみです」と期待を示した。

正式デビューをしてやってみたい活動は何かと尋ねると、ルカは「私たちは新人なので、今は何でもやってみたいと思っています。バラエティや音楽番組など、様々なことに挑戦してみたいです」と話し、ラミは「音楽番組の活動を今回初めて始めることになったのですが、アヒョンが加わった正式デビューであるだけに、たくさんの活動をしてみたいです。今回アヒョンが合流できて嬉しいですし、7人で様々な姿をお見せするので、楽しみにしていてほしいです」と伝えた。

最後にローラは、ファンに対して「すでに発表したファンミーティングもありますし、皆さんに会えると思ってワクワクしています。今回のミュージックビデオを通して、成長を実感することができました。ミュージックビデオの中の表情やアティチュードが上達したと思いますし、どうすればもっと上手くできるか知ることができたので、これからもっと成長した姿をお見せできると思います」と語った。

記者 : キム・チェヨン