仮想結婚はうんざり?「南男北女」で北朝鮮出身の女性と生活するパク・スホン&ヤン・ジュニョク(総合)

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パク・スホンとヤン・ジュニョクが仮想結婚番組で北朝鮮出身の女性と出会った。家庭内で成し遂げた南北統一後の姿はどうだろうか。パク・スホンとヤン・ジュニョクは文化的な相違点をゆっくりと乗り越えていく様子を描く。

31日午後、ソウル光化門(クァンファムン)にあるTV朝鮮の社屋では「南男北女」の記者懇談会が開催された。懇談会にはヤン・ジュニョクとパク・スホンが参加した。

同日「南男北女」のプロデューサーは「私達は仮想結婚というフォーマットのもとで南北統一について考えている。南と北の出会いがどんなものなのかを予想してみるのだ」と伝えた。また「このような仮想関係をもとにした番組は、ありきたりでうんざりだという声もある。しかし、南と北が出会ったことで、別のストーリーを見せられる可能性がとても大きな番組だ。引き続き話題になりそうなプロジェクトを企画中だ。出演者のみなさんと話し合って、様々なことに挑戦する」と伝えた。

パク・スホンとヤン・ジュニョクは北朝鮮の女性と出会い、番組の序盤には意見の違いによるぎくしゃくもあった。パク・スホンはサッカーの応援をしている途中に「精神病者」と言われ、ヤン・ジュニョクは「魚一匹も捕れない男」に転落した。ヤン・ジュニョクは「北朝鮮では、自己批判の時間というのがあって、お互いのミスを指摘することに寛大だ。ストレートな発言が多く、最初は傷付いたが、今はお互いに理解している。また、韓国に来たことでウナさんも変わってきている」と伝えた。

写真=TV朝鮮「南男北女」
言葉も問題だったが、料理の面でも大きな差があった。パク・スホンは「食用のウサギ肉は衝撃だった。肝や内臓まで全部手入れしてほしいと言っていた。僕は幼い頃にウサギを飼っていたのに」と驚きを隠せなかった。するとヤン・ジュニョクは「ジャガイモの料理がとても上手だ」とし、肉が好きな自分とは好みが違う仮想妻に言及して笑いを誘った。

ヤン・ジュニョクとパク・スホンはただロマンチックに過ごしている飾りの夫婦ではなかった。そのために悪質なコメントに悩まされることもあった。パク・スホンは「(僕は)あまり話題にもならない芸能人だったのに、『南男北女』に出てから悪質なコメントに悩まされた。度を過ぎた関心がありがたい」と伝え、笑いを誘った。続いて「関心があるから悪質なコメントも出てくると思う。けれど、僕よりも多くの悪質なコメントが付いているヤン・ジュニョクがいてありがたい」と付け加えた。ヤン・ジュニョクはいやいやと頭を左右に振って「本当に悪口をたくさん言われている。痴漢、変態とも言われる」と伝えた。

率直な夫婦の姿を盛り込んだ「南男北女」は、これからも韓国と北朝鮮の違いを結婚を通じて届ける。演技の優しさではなく、荒々しくても率直な魅力で視聴者にアピールする予定だ。

「南男北女」は韓国の男性と北朝鮮の女性がどのような結婚生活を送るのかを届けるリアルバラエティ番組だ。パク・スホン&パク・スエカップル、ヤン・ジュニョク&キム・ウナカップルが仮想結婚し、結婚生活を展開している。韓国で毎週金曜の午後11時に放送される。

記者 : ファン・ジヨン