神話 M(ミヌ)、僕の練習室は初めてだろう?一瞬も緊張を緩めないプロフェッショナルな姿を公開

10asia |

神話(SHINHWA)のM(ミヌ)のコンサート練習室は初めてだろう?

言葉などいらない。スタートは常にミヌの指先から始まる。音楽が流れると、紅海が分かれるようにダンサーたちが両側に並ぶ。そのセンターにミヌが立ち、徐々に始動する。一見すると音楽に身を任せて踊っているように見えるが、エッジの効いたポイントだけは確かだ。まるで実際のコンサートのステージに立っているような表情は視線を引き付ける。ここはミヌのコンサート練習現場だ。現在のアイドルのトレンドも決して逃さない職人の息吹が感じられる。

グループ神話のミヌは、M(ミヌ)として5月24日~25日にソロ単独コンサートを間近に控えている。ソウルオリンピック公園のオリンピックホールで開催される今回のコンサート「2014 M+TEN TOUR IN SEOUL-M STEP」は、ミヌが2月にソロデビュー10周年を迎えてリリースしたスペシャルアルバム「M+TEN」の収録曲だけではなく、より多彩で新しいパフォーマンスを披露する予定だ。

最高のステージを披露するために練習は必須だ。神話ミヌはMnet「ダンシング9」のシーズン2のマスターとして忙しい日々を送る中でも徹夜をしながら週末も休まず練習に励んでいる。10asiaが練習室を訪れた時も、ミヌは黒い帽子と黒いマスクの隙間から疲れた表情が垣間見えていたが、音楽が流れるとプロらしい姿を見せ、疲れた様子はどこにもなかった。

ミヌだけの魅力である100万ドルの微笑は、練習室のエネルギーの源であった。少しの休憩の間にもミヌは一緒に踊っているダンサーたちと談笑をして明るい雰囲気を作った。長い間一緒に呼吸を合わせてきた仲間らしく、言葉の代わりに眼差し一つで瞬時に雰囲気を変えた。デビュー17年を迎えた歌手ミヌのノウハウが所々見え隠れする。眼差しで動線を変え、練習室の状況に合わせてその場で編集される振付けを披露した。ゆっくり歩く姿までダンスに見える錯覚を起こすほどだった。ミヌの眼差しはどの瞬間も光っており、自分の仕事に一瞬も緊張を緩めないプロフェッショナルな姿を見せてくれた。

ミヌは今回のコンサートでアルバム収録曲を新たに編曲して披露する予定だ。4枚目のソロアルバム「M RIZING」のアルバムタイトル曲「男を信じるな」が新しく生まれ変わり、「Bump!!!」「THE 'M' STYLE」など、ソロのヒット曲のステージもこれまでとは違う姿に変わる。もちろん、「M+TEN」のアルバムのすべての収録曲もステージで公開される。

ミヌの練習を見て驚いたことは、練習室という小さな空間でも自分だけの存在感を完成させるミヌの姿だった。神話のミヌとしてはメンバーたちと呼吸を合わせながら度々見せる愛嬌で雰囲気を盛り上げるが、ソロとしてのミヌからは重みが感じられた。練習室の後ろにある鏡の壁に寄りかかるポーズだけでもオーラが漂っていた。

ミヌは「ミヌがMである時が一番自由だ」とし、「優しい時も可愛い時もあり、セクシーな時もある」と神話のミヌとソロとの違いを説明した。自分がやりたいことに自由奔放で、様々なカラーをそのまま盛り込んでいる。短い時間練習室を見学しただけであったが、帽子の影の下で輝く彼の眼差しを見ると、神話ミヌを超え、ソロアーティストMとしてのミヌが思う存分発散する魅力がどんなに眩しいものなのか想像できる。真のアーティストの饗宴、考えただけでも胸が高鳴る。

記者 : 記者:パク・スジョン、写真:ペン・ヒョンジュン