Zion.T、新曲「Miss Kim」をリリース…中毒性の高い韓国の感性

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写真=「Miss Kim」MVキャプチャー
歌手Zion.Tが独特な感性で戻ってきた。

19日正午にリリースされたZion.Tの新しいミニアルバム「ミラーボール」のタイトル曲「Miss Kim」は、トロットダブジャンルで、Zion.Tならではの韓国的な感性が盛り込まれた中毒性の高い楽曲だ。

「ミラーボール」は韓国人のZion.Tの感性が強く表現されたアルバムで、韓国固有のレトロな音楽を盛り込んでいる。「Miss Kim」はトロット(韓国の演歌)とダブをミックスした中毒性の高いメロディと、口ずさみやすい拍子、深く親しみのある歌詞などで、今までZion.Tが見せてくれたものとは違う、新しい雰囲気だ。

一人の女性に片思いしているが、成就できない恋をする男のストーリーが切なく溶け込んでおり、韓国的なソウルと共感できる歌詞やメロディなどで感性をくすぐった。野暮ったいようでありながらも洗練された音楽は、Zion.Tならではの韓国的感性を上手く活かし、悲しさとユニークさを行き来する旋律と強い中毒性は、Zion.Tの色を更に濃くした。

「これが本当に愛だったのか」というナレーションと古風な語尾、繰り返される「Miss Kim」「チュジュジュンチュンチュン」は、1970年代の雰囲気を感じさせながらも、曲と完璧に調和し、独特な印象を残した。

一緒に公開されたMVもまた、モノクロの映画を連想させた。過去に戻ったかのようなモノクロの背景で、軽快なステップを踏んでいるダンサーと、傘、フェルト帽子、サングラスをかけて熱演したZion.Tの切ない感性が感じられた。

Zion.Tは20日の午後11時にファンを招待するショーケースを行う。

記者 : ソン・ミギョン