先入観は怖い。実際に経験していない状態で固まってしまった見解は、容易には変わらない。一方、その壁を壊す瞬間のエネルギーはとても強い。ユニークかつ強烈な音楽で馴染みのあるグループSunnyHillがそうだ。これまでは強烈なサウンドで勝負しようとしたSunnyHillが、甘い音楽で戻ってきた。

4人組ヒーリンググループとして生まれ変わったSunnyHill

予想したイメージを脱ぎ捨てたSunnyHillは、たった一人の男性メンバーチャンヒョンが軍隊で服務する間、ジュビ、スンア、コタ、ミソンの4人組グループでカムバックした。ソフトなヤングフォークナンバーで人々の耳を虜にするという計画だった。爽やかな歌で暑さに疲れた心身を慰めたかった彼女たちは、音楽配信チャートにランクインした似たり寄ったりの楽曲の間で目立つことに成功した。

普段からアナログジャンルが好きなメンバーたちは、歌を聞いてくれる人々のために新しい試みをした。完成された曲だけを歌い、作ってもらった振付けを踊る他のグループとは違った。自ら曲の作業に参加するなど、熱意が感じられる。自由な雰囲気の中で音楽的に欲張った。クオリティの高い結果を得るため、お金と時間を惜しみなく投じた。SunnyHillメンバーの顔はあまり知られていないものの、彼女らの音楽が認められているのはこのためだ。

グレードアップしたSunnyHillを見せるため、黙々と待った。認知度が飛躍的にあがらないからといって、悲しむ必要はない。その代わり、SunnyHillの音楽を信じて待ってくれるファンが多いということだから。「可愛いSunnyHillのメンバー」よりも、「音楽配信界の新しい強者」という評価がもっと嬉しい。SunnyHillだけのカラーを上手く作れば、その爆発力は想像を越えると思う。それまでは様々なジャンルに挑戦するつもりだ。先輩後輩の間から「素晴らしい」という呟きとため息が出るまで。

デビュー前から長い練習生時代を過ごしたからこそ可能なことだった。20代をはるかに超えた彼女たちは、みんな自制力を持っている。それぞれ性格は違うけれど、みんなで楽しむお酒のおかげ(？)で人並み外れたチームワークを誇る。メンバー全員が酒類広告のモデルを夢見る。清純な魅力から、才気溢れる健康な魅力をアピールする(笑)

ベールに包まれたSunnyHillの魅力を一つ一つ見てみよう

だから準備した。SunnyHillの音楽に隠れて目立たなかったメンバーたちの実体を詳しく公開するタイム～

ミソンが見たコタは愛嬌たっぷりでジェスチャーが多い。それが自然と行動に出てくる。お姉さんたちにもよく愛嬌を振舞う。目笑は生まれつきみたい。ギャップのある魅力で、国民の末っ子になれるような気がする。

コタが見たスンアは玉ねぎのような女だ。センスがあり、表現力もいい。愛嬌もよく受け入れてくれるし、年下だけどお姉さんのようにいろいろ面倒を見てくれる。ルックスとは違い自由な性格の持ち主だ。一人娘なので独立心がある。

スンアが見たジュビは自己管理が上手い。時間と計画をきちんと守る。運動が好きで、いつもちゃんとしている。宿舎で掃除を担当している。日常での自制力が強い。お酒は例外だけど。

ジュビが見たミソンは一度も酔ったことがない。酒飲み対決で、会社の全男性社員に勝った。翌日でも全然大丈夫。都会的なルックスと洗練された雰囲気の持ち主だが、家ではまさに干物女だ。誰とでもお酒の友になれる、素晴らしい女性だ。