ZE:A FIVE ― 誰も知らなかった本当の5人

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絶えずいたずらをし、真面目な顔で答えてはすぐに愉快な冗談につながる会話、春の日差しのように温かく愉快な5人の男。ZE:A FIVEと交わした率直な話を公開する。

―ユニット活動を初めて数週間が経った。ZE:Aの活動とは異なると思うが。

ミヌ:あえて違いを言うとしたら、2台の車で通っていたのが1台で通っていること?食事をする時に早くメニューを決められる程度?

ヒョンシク:何でも時間を短縮できることを除けば全部一緒だ。

―ステージはまた違うと思うが。

ミヌ:どうしても空いている感じはする。9人で公演したのを5人でやるとびっしりだったステージが、少し寂しい感じだ。

ヒョンシク:9人が踊ると、前に人が多くてごった返していたが、5人でやるとがらんとしているような気がする。

―ZE:Aの中で5人(シワン、ケビン、ミヌ、ヒョンシク、ドンジュン)がユニット第一弾として構成された理由は何か。

ケビン:全面的に事務所の社長の意向だった。僕たちもユニットについて考えたが、どうしても社長の選択が大きかった。

ミヌ:それもあるが、春のシーズンに合わせたユニットだ。事務所でも今の時期に合うグループがZE:A FIVEだと判断した。次は異なる雰囲気のユニットが出る可能性があると言っていた。ZE:A FIVEが終わりではないので、他の人より上手い上手くないは選択の基準ではない。

―ZE:A FIVEのデビューショーケースでBusker Buskerをライバルとして挙げた。

ミヌ:Busker Buskerは僕たちと明らかにカラーの異なるグループだ。ライバルというよりショーケース当時、昨年発売したアルバムが改めて1位を獲得するのが非常に不思議ですごいと思った。そんな姿を見て、僕たちも時間が経っても聞き直したいグループになりたいと思った。そんな思いでそのように話した。

―タイトル曲が「別れた日」だ。それぞれ別れた日、または別れた後の姿はどうなのか気になる。

ケビン:もちろん悲しい。別れるという単語がいい意味ではないから。

ヒョンシク:別れるたびに違う。

ミヌ:治癒できる方法はないと思う。時間が経つのを待つしかない。

ケビン:僕は自分だけの時間をたくさん設けようとする。二人にしかできないこともあるが、二人だからできないこともあるので、それを通じて忘れようとする。

ヒョンシク:僕は逆に友だちに沢山会う。楽しいことをたくさんして、別れについて思い出せないようにする。

ドンジュン:ヒョンシクの言うとおり、別れに対する考えは少しずつ異なると思う。でも別れて久しいので思い出せない。別れるというのはもう一つの恋の始まりなので泣くしかない。

―別れて久しいという言葉が一番悲しい。恋愛はしないのか?

ドンジュン:僕は彼女がいる。ファンの皆様だ。多数の女性と付き合っている。

一同:そんなこと言うと罵られるよ。

ヒョンシク:沢山恋愛をする年齢に青春を捧げて働いただけに、後で良い人に出会えるんじゃないかと思う。

―もうデビュー3年になる。デビューの時と比較してみると、自ら変わったと感じているか?

ミヌ:確かに変わった!より余裕ができたというか。

ヒョンシク:みんな図々しくなった。

―グラビアの撮影はどうか?

ケビン:新人の時はグラビア撮影をする時も色んな試みをした。しかし、それがかえって不自然に見えた。それを補完しようと思い始めた。ステージに上がる時やグラビア撮影をする時、自然に僕たちが持っている姿をお見せするのが楽な方法だと思う。

―メンバー同士仲が良さそうだ。チームワークの秘訣は?

ヒョンシク:みんな仲が良いが、僕たちがどうやって仲良くなったのかは思い出せない。本当に思いやりがあり、配慮深いメンバーたちで可能だったと思う。意地っ張りな人がいると喧嘩になるものだが、互いに理解して尊重しあって過ごして来た。

ケビン:男は喧嘩してもすぐ仲直りして仲良くなる場合が多い。僕たちは腕力沙汰になったことはなく、口喧嘩だけする。意見が合わないとじゃんけんで決める。シンプルだ。

ドンジュン:主に何を食べるかで喧嘩する。喧嘩というより論争をする。

―ストレスを解消する時もメンバーたちと一緒に解消するのか?ストレス解消方法があれば紹介してほしい。

ケビン:遊ぶ時は気を緩めて遊んでこそストレスが解消できるが、いつも次の日のスケジュールを考えてしまいちゃんと遊べない。僕ら同士で一緒に遊ぶ時間が多い。他のアイドルとも仲良くしているが、ほとんどは僕たちで遊ぶ。実は外に出て思いっきり遊んだことがなくて残念でもある。海雲台(ヘウンデ)、エバーランドのような有名な所にも行ったことがない。

―ストレス解消として酒を飲んだりもするか?

ヒョンシク:ドンジュン、ミヌさん、ケビンはお酒が好きで、シワンさんは飲まない。ビール1杯程度?僕は飲んでいる途中で気絶する。ミヌさんは飲むと次の日に記憶がなくなる。

ケビン:ほとんどは話をしながら一杯やるのが好きだ。

―シワンは最近、ルービックキューブの実力で再度話題を集めた。他のメンバーの隠された特技も気になる。

ドンジュン:リンボー!先日SBS「スターキング」でリンボーをしたが、60cmまで成功した。我ながらびっくりした。

ヒョンシク:僕は寝ながら痙攣すること?ストレスを受けたり疲れた時は寝る途中で痙攣を起こす。ハハ。

ケビン:僕はウェブブラウザゲームの「ウィンドランナー」の高段者だ。2万メートルを超えた。これはぜひ記事に書いてほしい。

―ZE:Aのメンバー数が多いので、相対的に人気のあるメンバーやそうでないメンバーがいる。ZE:A FIVEではケビンとミヌが相対的に露出が少ないほうだが、残念には思わなかったのか?

ケビン:シワン、ヒョンシク、ドンジュンやグァンヒは人々が知ってくれて好きになってくれているが、残りの人たちはまだお見せできていない姿が多い。それがかえってチャンスだったと思う。今は準備して僕たちのカラーを作っていく時間だ。今後いい結果を作り出すのは僕たちの役割だ。

ミヌ:最初は僕たちも人間なので“僕たちは今何をしているんだろう”と思って辛かった時もあった。しかし、チーム全員が同時に人気を得て注目されるのは不可能だ。そういうのをやっと理解し始めて、先立ってリードしてくれるメンバーが有難かった。無名の時はチームを知らせるために、自身を捨てながらやりたくないこともやって苦労した人たちだ。この人たちのおかげで僕たちがより楽になるので、有難く思っている。僕たちの番を待っているのだ。今は一生懸命準備して他の人が苦労した分、今後僕たちがリードしようと準備している時間だと思う。

―相対的に人気のあるメンバーの思いは違うと思うが。

ドンジュン:申し訳ない気持ちが大きい。他のメンバーたちが苦労している。例えば、集合練習がある時、個別スケジュールに行ってくると遅くなるが、その時間を待ってくれる。人を待つこと自体もストレスだと思う。1回や2回は理解できるが、スケジュールが多いので。そんな面で悪いと思っている。また、先に個別活動を始めた以上、その分チームをうまくリードしなければならないが、それができないような気がしていつも申し訳ない気持ちがする。

―ZE:A FIVEとして活動を始めただけに、最初に立てた目標があると思うが、目標に近づいたか?

ケビン:ZE:A FIVEとして出る前から考えていたが、今回のアルバム活動は1位よりは僕たちの異なる姿を見せることに意味がある。ZE:A9人でお見せできなかった個人個人の姿をZE:A FIVEを通じてお見せすること、それが僕たちの目標ではないだろうか。今までベールに包まれていた、見えなかったメンバーが目立つこともあるかと思う。もともと活発に活動していて広く知られたメンバーも、ZE:A FIVEを通じて新たな姿をお見せするのが一番の目標だ。今回の活動を通じて少しなりとも人々が僕たちを好きになって知ってくれていることを感じている。

ヒョンシク
トーンオントーンのブロックデニムシャツ:BIKE REPAIR SHOP、カモフラージュカーゴパンツ:kai-aakmann、ホワイトパテントシューズ:BLOWER

ミヌ
犬のキャラクターのパッチが可愛い芥子色スタジアムジャンパー:MLB x beyond closet、デニムパンツ:UNIQLO、ローファー:GENERIC SURPLUS、帽子:スタイリスト所蔵品

ケビン
デニムジャケット:Calvin Klein Jeans、ドット柄シャツ:JACK&JILL、パンツ:BEANPOLE、トレッキングシューズ:HAWKINS

ドンジュン
ビンテージの星条旗プリントのデニムジャケット:DENIM&SUPPLY、Tシャツ:T.I、ビンテージダメージ加工デニムショーツ:H&M、デザートブーツ:HAWKINS、指輪:スタイリスト所蔵品

シワン
レタリングプリントのホワイトTシャツ:HUBU、デニムオーバーオール:UNIQLO、ネイビーハイトップスニーカー:PONY、グレースナップバック:penfield

記者 : パク・アルム、写真 : チョン・ユジン