「カクシタル」パク・ギウン“相手役を傷つけずに拷問演技を上手くやる方法を研究した”

TVREPORT |

俳優パク・ギウン(27)が拷問シーンの撮影に関する苦労について語った。

パク・ギウンは最近放送終了となったKBS 2TV「カクシタル」で日本人巡査、木村シュンジを熱演した。木村シュンジは自分の兄を殺したカクシタルを捕まえようとして、狂気に駆られる人物だ。

彼にぶたれた女性も数多い。チン・セヨン、ソン・ヨウン、ソ・ユナ、チ・ソユンなどがパク・ギウンにビンタされたり、拷問された。しかし、本当に殴ったりしたシーンはひとつもないという。

これについてパク・ギウンは18日の午後、TVレポートとのインタビューで「モクダン、ソナ、ケスン、ターシャなど多くの女性キャラクターをぶって、拷問した。しかし、本当に殴ったりはしなかった。すべて演技だ」と話した。

彼は普段、NGを出さない俳優で知られている。しかし、女性を殴るシーンは例外だった。「NGが多かった。むしろ殴られる方が、気は楽だ。辛かった」と片目をしかめた。

木村シュンジは多くの登場人物を残酷な方法で拷問した。拷問するときのシュンジは、血も涙もない人間になった。ムチ打ちは基本で、大きなクギが刺してある箱に人を入れて揺さぶったりした。ほかの人の苦痛など、まったく気にしなかった。

しかし、パク・ギウンは違った。どうしたら、相手役を傷つけずに拷問の演技を上手くできるかを研究した。「拷問も回を重ねると腕が上がる」という答えを得た。

「一度、狭い拷問室が俳優とスタッフでびっしり埋まったことがある。ムチを誤って振れば、誰かが怪我をする状況だった。本当に狭い隙間しかなかったが、そこを正確に当てた。“やればできるんだ”と思った。不思議だった(笑)」

記者 : イ・ウイン、 写真 : ムン・スジ