Vol.4 ― 「ウナギ」も進化する…チャン・グンソク、ファンの寄付イベント

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「926イベント」って聞いたことある?ファンがチャン・グンソクの名前で寄付

ファンはやはりスターに似ていくようだ。チャン・グンソクのファンたちが、チャン・グンソクの名前で寄付イベントをしている。

7日午後、チャン・グンソクの2番目のアジアツアーである「2012 JANG KEUN SUK ASIA TOUR THE CRI SHOW II IN SEOUL」が開かれたソウル市高麗大学ファジョン体育館の周辺には、公演前から数多くのファンたちが集まっていた。

色々なブースからファンたちがチケットを受けとるため、列になっている中、片方にはチャン・グンソクのオフィシャルファンクラブであるCri-Jブースがあり、ユニークなイベントが行われていた。926イベントと書いてある募金箱が置かれてあり、ファンたちは、自分なりの金額で募金箱にお金を入れた。

ユニークな点は、募金箱から1000ウォン以上の紙幣は見当たらないことだ。チャン・グンソクの所属事務所であるTree J companyの関係者は「チャン・グンソクの誕生日が9月26日だが、その数字にあわせて、ファンがイベントを行っている」と話し、「926イベントは、チャン・グンソクの名前で926ウォン以下の金額をファンが寄付して、生活が困難な人々を助けるイベントだ」と明かした。

この関係者は「普段は926ウォンが大きな金額ではないが、同時に誰でも寄付できるという趣旨のようだ」と話し、「まだ具体的な寄付対象は決まってないが、チャン・グンソクの誕生日の前日である9月25日まで募金を集めた後、良い目的で使う予定」と話した。


体育館の入口には米花輪が…ファンたちも共に進化する

募金箱の他にも、会場であるファジョン体育館の入口の両サイドには、ファンが送った米花輪が置かれてある。スターの名前で寄付する米花輪は、既にスターのファンダム(特定のファンの集まり)を通じて行われる一つの文化になった。

これに対して、チャン・グンソクも意見を明かした。チャン・グンソクは公演直前に開かれた記者懇談会の場で、「米花輪はファンたちが寄付してくださった趣旨に合わせて、必要なところに送る」と話し、「僕も親からもらっただけ、分け合うことを学んだ」と話した。

今後の寄付計画を問う質問に対して、チャン・グンソクは「寄付に計画という表現は似合わないと思う。家でも忙しくて家族の顔を見ることも難しいけど、いつか僕が寄付したことを話したら、母と父も、既に密かに他のところに寄付していたとおっしゃった」というエピソードを公開した。チャン・グンソクは「計画よりは、寄付への心さえあれば、その事実は僕と寄付を受ける方だけ知っていれば十分だ」と付け加えた。

ファンのアイデア満載のパフォーマンス…直接会ってみたら

寄付イベント、各種の米花輪だけではない。チャン・グンソクは韓国のファンは勿論、海外ファンの多い、体表的な韓流スターだ。特に、各種のイベントや公演のたびに日本、台湾、中国などの地域のファンが場所を問わず集まることからも有名だ。チャン・グンソクが力を出せるという意味でファンたちを“ウナギ”(チャン・グンソクのファンの愛称)と呼ぶのも、分かる気がする。

同日、様々な海外からの“ウナギ”が、各国の固有の衣装を着たり、手作りのボードを手に持って、チャン・グンソクを応援していた。韓国と日本、台湾からの構成となっているあるファンの集いは、「韓国ウナギ」「日本ウナギ」「台湾ウナギ」というボードを手に持って、会場周りを回っていた。

これに対して、“韓国ウナギ”のキム・ジヒョンさんは「1年半前に公演で出会った後、今でも親しく会っている」と話し、「金曜日の夕方に会って、同じホテルに泊まっているし、公演の後も日曜日まで一緒に遊ぶ計画だ」と話した。彼らは韓国だけでなく、海外公演のときも会って、一緒にチャン・グンソクを応援していると明かした。

では、彼らの思うチャン・グンソクの魅力は何か。台湾から来たCandyさんは「チャン・グンソクの自信感と気さくな姿が好きだ」と明るく笑い、日本から来たMegumiさんは「声や演技する姿もいいけど、ファンたちと頻繁に疎通する姿が好きだ」と話し、「チャン・グンソクアプリに本人が直接投稿もよくするし、コメントもたくさん付けて、付き合うのが魅力的だ」と話した。

このように、寄付、各種のパフォーマンスでチャン・グンソクのファンたちは会場でもスターを輝かせていた。公演と演技、ファッション事業まで進出したチャン・グンソクの縦横無尽に、ファンたちも共に進化したようだ。

3500席が満席した中で始まった「2012 JANG KEUN SUK ASIA TOUR THE CRI SHOW II IN SEOUL」の公演は、約150分行われた。今回のアジアツアーは、ソウル公演を皮切りに日本の4都市(横浜、大阪、名古屋、福岡)と上海、シンセン、台湾、タイなど、中華圏と東南アジア4地域で行われる。

記者 : イ・ソンピル