“ファンの鑑”ソ・テジ「アーカイブ」…私生ファンは見ているだろうか

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写真=seotaiji.com
ブラジルの「ソ・テジの森」が感動なら、「アーカイブ」は感心だ。

ソ・テジがデビュー20周年を迎えた。“文化大統領”にまで呼ばれた彼の足跡をたどり、記念する記事がたくさん出た。「ソテジワアイドゥル」(ソ・テジと子供たち)のファンが何もせずにいられるわけがない。彼らはブラジルに「ソ・テジの森」を作ったことに続き、もう一度ファンの鑑である姿を見せた。23日オープンした「ソ・テジアーカイブ(SEOTAIJI ARCHIVE)」がそれだ。

アーカイブとは何か。元来、公記録保管所を意味するアーカイブは、もっぱらソ・テジやソテジワアイドゥル、そしてファンの活動を保存するために作ったデジタル資料の保存倉庫といえる。ソ・テジのファンたちは、このアーカイブのために約15ヶ月前から一つ一つ資料を収集し、文書化する苦労を厭わなかった。

写真=ソ・テジアーカイブ
写真=ソ・テジアーカイブ
「SEOTAIJI(ソ・テジ)」「MEDIA」「FANDOM(ファンダム:特定のファンの集い)」「&MORE」の4つのカテゴリで構成された「ソ・テジアーカイブ」の膨大な資料は、他のファンクラブのサイトとは比べ物にもならないほどだ。

シナウィ(ロックバンド)時代からからソテジワアイドゥル、そしてソロ活動までの情報や出演番組、発売映像、コンサート記録などは基本だ。

ソ・テジをデビュー当時から覚えているファンなら、彼が出演したテレビやラジオをはじめ、雑誌、書籍、写真が収録されたすべての記録と資料に舌を巻くかも知れない。さらに各種のファンサイトやソ・テジ記念事業会の活動などファンダム活動はもちろん、様々なイラストやリレー小説、二次創作などのファンアートも目を引く。

さらに女優イ・ジアとの結婚や色々なデマなどのエピソードも全て記録したこともまた“勇敢”や“正直”という言葉を思い出させる。さらにGoogle Mapを利用してソ・テジが公演した場所を記録した“T's Map”を見ると、ファンの愛情がどれほどのものか、察するにあまりある。5号まで発刊されたソ・テジウェブマガジンは、他のウェブマガジンと比べても遜色のないほどの完成度を誇る。

アーカイブの関係者は、「各カテゴリーに書き込み機能があって今後記録される資料や20年間の数多くの資料を書き込めるようにした。鋭い目で見て、間違いがあれば修正要請もしてほしい」と語った。

私生ファン(サセンペン:芸能人を私生活まで追いかけるファン)問題で騒がしい最近の芸能界で、ソ・テジアーカイブの存在は、まさにファンの鑑となるだろう。ソ・テジ記念事業会を中心に、着実に“ファンダム”のリーダー役を担ってきた“ソ・テジファンダム”だからこそ可能なプロジェクトだろう。しかし、彼らが“ファンダム”の歴史を綴り続けているという点は明らかだ。これを私生ファンたちは見ているのだろうか。

記者 : ハ・ソンテ