「マイウェイ」ファン・ビンビンの“翼”をつけて中国へ

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CJエンターテインメント、SKプラネット株式会社

4月20日、アメリカと中国の同時公開なるか

チャン・ドンゴン、オダギリジョー主演の戦争映画「マイウェイ 12,000キロの真実」(以下、「マイウェイ」)の中国公開が確実となった。

複数の映画関係者によると、先日「マイウェイ」が中国側の審査を通り、現在中国側と上映館の規模や公開スケジュールを協議しているという。

中国で公開する「マイウェイ」は、映画に出演した中国人女優ファン・ビンビンの出るシーンが増えたバージョンだ。逆に、ロシア収容所でのシーンは減って、全体の上映時間は2時間10分程度になるという。韓国バージョンは2時間17分だった。

公開日については、現在4月20日と27日のいずれかになる可能性が高い。この関係者は、「中国の全国人民代表大会の日程によって調整される」と述べた。

本来、「マイウェイ」は、日本や中国などのアジアを越えて、北米やヨーロッパでも公開を進める一種のグローバルプロジェクト映画だった。去年12月21日に韓国で公開され、日本では今年1月14日に公開されている。その後、中国とアメリカでの公開を模索していた。だが、中国側は審査の問題で公開が不透明な状況で、アメリカでの公開については、一部のメディアで4月20日だと報じられていた。

これに対して、ある関係者は「確定ではないが、(アメリカ公開と同じ)20日も有力」だと話す。アメリカ公開が20日に決まり、中国も27日ではなく20日に決まれば、アメリカと中国の2ヶ国同時公開となる。

さらに、「マイウェイ」の中国公開によって、映画が損益分岐点を超えることができるかについても関心が集まっている。300億ウォン(約22億円)という制作費を回収するためには、少なくとも1000万人の観客を動員しなければならない状況だ。しかし、韓国で「マイウェイ」は、213万人(映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク基準)にとどまり、大きく期待を下回った。

記者 : イ・ソンピル