悪質なコメントにアイドルスターが怒っている。

多くの芸能人がTwitter、me2day(韓国のマイクロブログサービス)などのSNSを通じてファンとコミュニケーションを取っているが、一部のネットユーザーがSNSを通じて芸能人に悪質なコメントを残すことが問題となっている。

24日、KARAのギュリはあるネットユーザーが自身のTwitterに悪質なコメントを残すと、その悪質なコメントをリツイートして自身のフォロワーに公開した。

この悪質なコメントを残したネットユーザーは、MBCバラエティ番組「僕達の日曜の夜～ルルララ～」でサッカー選手のキ・ソンヨンに「好きです」と話したことで「ギュリ、うざったい。キ・ソンヨンさんのファンが容赦しないって。自殺したくなるくらい悪質なコメントを書き込む。いじめられっ子、整形中毒ってかわいそうね」という悪質な内容のコメントを残した。

ギュリはコメントの公開後、「劣等感を表す方法もいろいろありますが、私は2012年も私らしく生きていきます。今年は悪質なコメントを残す暇があれば英語の勉強でもしましょう」と書き込み、不快な気持ちを隠さなかった。

また「劣等感という言葉に語弊があるかも知れないので言っておきます。劣等感は皆さんに該当する言葉ではありません。言葉通り、他人に傷つけるような悪質なコメントを残す人のことです」と悪質なユーザーにコメントを残した。

アイドルグループSUPER JUNIORのメンバーであるイトゥクも悪質ユーザーに直接対応した。25日、イトゥクは自身のTwitterに19日開かれた「第21回 ソウル歌謡大賞」で自身と女優イ・ミンジョンが一緒に写った写真を公開し、「大賞のプレゼンターとして参加したイ・ミンジョンさん！SBS『ヒーリングキャンプ～楽しいじゃないか～』を見て、顔だけではなく心も優しくて僕の理想のタイプだ」と書き込んだ。

書き込みを見た一部のネットユーザーは悪質なコメントを残し、イトゥクも不快な気持ちを隠さなかった。また「イ・ミンジョンさんと一緒に写った写真、面白くないのかな。これからは誰かのファンだと言えないな。僕はSUPER JUNIORのファンです。これでいいか？ 僕は悪口を言われるキャラクターだから、どうでもいいよ」と自身のTwitterに書き込んだ。

また悪質なユーザーに対して「想像は発展させ、妄想は周りに迷惑をかけるだけ。最近は妄想する人が増えてきている。インターネットは必ずしも良いとは言えないね」と書き込んだ。

ギュリ、イトゥクなど数多くのアイドルスターがSNSでファンとコミュニケーションを取っているが、アイドルスターに酷い侮辱の言葉を投げ掛ける悪質ユーザーが多く、ネットユーザーも慎重に考えて書き込む必要がある。