KBS2のドラマ「ブレイン 愛と野望(劇本ユン・ギョンア、演出ユ・ヒョンギ)で神経外科の医師イ・ガンフンとして熱演している俳優シン・ハギュンの人気が、彼のスタイリストにまで広がっている。多くの視聴者が、劇中でのシン・ハギュンの衣装を高く評価しているのだ。

30代初のある女性視聴者は、「シン・ハギュンに夢中になっている理由は？」という質問に「彼がドラマで白衣の中に着ている衣装のスタイルがとてもいい。スタイリストも授賞すべきた」と応えた。もう一人の視聴者は「シン・ハギュンのスーツ姿から知的なカリスマがあふれ、女性視聴者を魅了させていると思う」と述べた。

そこでTVレポートは最近、8年以上シン・ハギュンの個人スタイリストとして働いているシン・レヨン室長と電話インタビューを実施。「ブレイン 愛と野望」の主役、イ・ガンフンの衣装コンセプトについて聞いてみた。

―シン・ハギュンの衣装コンセプトは？

「毎回の台本を読んで、ガンフンの感情の状態によって衣装を決める。ガンフンの感情がよくなかった時はノータイシャツを、地位が高くなるなどガンフンがうまくやっている最近には変化を与えるためコートやメガネを合わせてみた」

―衣装を変えるたびに、靴下まで変えると聞いたが。

「医師の白衣で衣装の多くが隠れるため、隠れないところに特に気を遣っている。また、シン・ハギュンは体があまり大きいタイプではないので、それを補完するためにパンツの長さを短くするため、靴と靴下にポイントを置くようになった。」

―衣装のブランドと値段は？

「劇中でガンフンはお金持ちのキャラクターではないので、シンプルでダンディーな雰囲気の衣装が多い。時々、何百万ウォンもの高い衣装を着させる時もあるが、そうでない時も多い。カスタマイズスーツとしてはカマチアを選択し、タイム・オンム、ゾン・バベイトス、システム・オンムなどのブランドから協賛してもらっている。」

―衣装コンセプトを決める際、シン・ハギュンはどのくらい参加するのか。

「台本を読みながら互いに相談するくらいだ。シン・ハギュンはそれぞれの専門分野を尊重する方なので、演技を除いた他の部分はヘアデザイナーやスタイリストに任せる。」

―ファンから「シン・ハギュンのスタイリストも授賞すべきた」という意見が殺到しているが。

「知らなかったが、現場で聞いて知った。衣装に対する反応がよくて、嬉しい(笑)」