「愛の不時着」出演イム・ソンミ、作品の人気に驚き“海外の友人からも連絡が来て…”

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「愛の不時着」に続いて「ファイター」まで、2つの作品で北朝鮮出身の人物を演じた女優のイム・ソンミが感想を明かした。

映画「ファイター」(監督:ユン・ジェホ)に出演したイム・ソンミは、オンラインで行ったインタビューを通じてドラマ「愛の不時着」の海外興行に「不思議だ」という反応を見せた。

韓国で公開された映画「ファイター」は、ボクシングを通じて、自身の人生と初めて向き合い、生きる動力を得た女性ジナの成長を描いた作品である。第71回ベルリン国際映画祭(2021)ジェネレーションコンペティション部門に公式招待され、話題を集めた。

北朝鮮を脱出して韓国に来た後、ボクサーとしての夢を育てるジナを演じたイム・ソンミ。彼女は作中で使った北朝鮮の訛りについて「映画で不動産マネージャーを演じたイ・ムンビンさんに習いました。彼は実際に延辺(ヨンビョン)出身で、詳しく教えてもらいました。最大限リアルなイントネーションを使おうと努力しました。現場に出られない時は、電話で2~3時間ほど教えてもらい、迷惑をかけた記憶があります」と感謝を伝えた。

tvNドラマ「愛の不時着」でも北朝鮮の人“クムスン”を演じた彼女。

イム・ソンミは「『愛の不時着』は『ファイター』の後で撮った作品です。使う言葉がそれぞれ異なって苦労しました。『愛の不時着』の言葉の先生に『言葉遣いがおかしい』と叱られたんです。詳しく調べると北朝鮮の言葉は種類が多いし、それぞれ異なるということを知りませんでした」と振り返った。

「愛の不時着」が海外でも大きな人気を博したことについて、彼女は「私が参加した作品が、韓国国内外でこのように大きな関心と愛を受けたことが初めてだったので不思議でした」とし「海外にいる友人からもよく『観たよ』と連絡が来て、作品を通じて世界がこうコミュニケーションすることもできるんだ、と初めて感じました。女優として、意識が開かれるきっかけになったと思います。今後、機会があれば私も海外進出をしてみたいです」と伝えた。

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記者 : ペ・ヒョジュ