KBS 2TVのバラエティ番組「1泊2日」が、歌手チョン・ジュニョン議論による放送中断を知らせた。

15日、KBSは公式報道資料を通じて「最近盗撮および流布の疑いで捜査を受けている歌手チョン・ジュニョンの出演を全ての番組で停止し、しばらく『1泊2日』の放送および制作を中断することを決定いたしました」と明かした。

KBS側は「毎週日曜日の夕方『1泊2日』を楽しみにしてくださる視聴者の方々のために、従来の2話分の撮影分から歌手チョン・ジュニョンが登場する部分を完全削除、編集してから放送する方案も検討いたしましたが、事案の厳重さを認識し、番組を全面的に整備するためにこのように決定いたしました」と放送中止の理由を説明した。

また「KBSは出演者の管理を徹底的に行わなかったことに対してお詫び申し上げ、再発防止の対策を設けます」と謝罪した。

現在KBS 2TV「1泊2日」に出演しているチョン・ジュニョンは盗撮議論となり、カカオトークの対話を通じて性行為映像などを盗撮、流布していた事実が明らかになったのだ。11日、海外ロケ中に急遽帰国したチョン・ジュニョンは14日に被疑者として初めて警察に出席した。

【KBS 2TV「1泊2日」公式コメント全文】

最近盗撮および流布の疑いで捜査を受けている歌手チョン・ジュニョンの出演を全ての番組で停止し、しばらく「1泊2日」の放送および制作を中断することを決定いたしました。従いまして、今週から「1泊2日」の放送時間にはしばらく代替番組を編成する予定です。

毎週日曜日の夕方「1泊2日」を楽しみにしてくださる視聴者の方々のために、従来の2話分の撮影分から歌手チョン・ジュニョンが登場する部分を完全削除、編集してから放送する方案も検討いたしましたが、事案の厳重さを認識し、番組を全面的に整備するためにこのように決定いたしました。

KBSは出演者管理を徹底的に行わなかったことに対してお詫び申し上げ、再発防止の対策を設けます。

特に歌手チョン・ジュニョンに対して類似した議論が3年前にあったにも関わらず、捜査当局の無嫌疑決定を機械的に受け入れ、十分に検証しないまま出演再開を決定した点に対しても重い責任を感じています。

KBSは今後似たようなケースが再発しないように出演者検証システムを強化するなど、根本的な対策を設けます。