チョン・ジュニョンの事件を手抜き捜査?警察官に約20万円の罰金刑

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写真=Newsen DB
チョン・ジュニョンの違法撮影事件に対する杜撰な捜査の疑いが持たれた警察官が、第2審で減刑された。

9月6日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事控訴5-2(部長判事:ウォン・ジョンスク、チョン・ドクス、チェ・ビョンリュル)は虚偽公文書作成、収賄、職務怠慢の疑いなどで起訴されたA氏に罰金200万ウォン(約20万円)を言い渡した。懲役6ヶ月に執行猶予1年を宣告した第1審より量刑が軽くなった。

A氏は2016年8月、違法撮影の疑いで告訴されたチョン・ジュニョンの事件をまともに捜査しなかった疑惑が持たれていた。A氏はチョン・ジュニョンの弁護人から「携帯電話やフォレンジック資料を確保せず、事件を迅速に処理してほしい」と頼まれ、携帯電話のフォレンジック依頼書のコピーを原本と対照せず、「原本対照済み」と記載し、虚偽公文書を作成した疑いが持たれた。

第1審の裁判部はA氏の容疑を全て有罪と認めたが、控訴審の裁判部はA氏の虚偽公文書作成の容疑だけを有罪と見て、残りの容疑は無罪と判断し、罰金刑を言い渡した。

控訴審の裁判所は「被告人がチョン・ジュニョン側の要請を受け入れたとは見難い。司法警察官として職務を意識的に放棄したと見るには足りない」と量刑の理由を明らかにした。

チョン・ジュニョンは集団性暴行および違法撮影物流布の疑いで起訴され、懲役5年を言い渡された。

記者 : パク・ジョンミン