f(x) エンバ「Borders」MV公開…エンバの新たな試み“深く濃いストーリー”

OSEN |

写真=「Borders」MCキャプチャー
f(x)のエンバが、再度変身を試みた。

エンバは今回、夢幻的な雰囲気のヒップホップ曲で変身を図った。ラップやボーカル両方をこなし、f(x)でもなく、また昨年発売したソロアルバムでの愉快さでもない、より深く濃いストーリーで慰めを伝えた。

25日0時に発売されたSMエンターテインメントのデジタル音源公開チャネル「STATION」の7番目の主人公であるエンバの新曲「Borders」は、エンバの新しいカラーを表した。今回の曲を自ら作詞・作曲・編曲まで手がけたエンバは、幼い頃の経験を歌詞にして共感を導き出した。f(x)の個性とエンバ自身のストーリーを盛り込み、新たな魅力溢れる曲を誕生させた。

「Borders」は限界にぶつかった時、諦めずに努力すればさらに大きなことを成し遂げることができるという希望のメッセージを伝えている。エンバは自伝的なストーリーを英語の歌詞に込めた。エンバ自身のストーリーだが、誰でも共感できる内容だ。ラップとボーカル両方をこなし、話したいことを話すエンバの姿が新しい。特有の夢幻的な雰囲気はこれまでの“ヒーリングソング、癒やしソング”とは差別化される。

同時に公開されたMVも、エンバが総監督を務めてDPRプロダクションと共に制作した作品だ。歌詞の内容をそのまま表現したこのMVは、特に暗く寂しいセットを背景に繰り広げられるストーリーで視線を引き付ける。正方形の中に閉じ込められているが、限界を飛び越えてさらに強くなる。絶望から希望へ、曲のストーリーをドラマに移して理解を深め、曲にさらに集中できるようにした。

エンバの新たな試み、アーティストとしての多彩な才能を発揮し、新たな経歴を追加したエンバだ。

記者 : ソン・ミギョン