Apink チョン・ウンジ、VIXX エンら出演「不躾にゴーゴー」ありふれた学園ドラマ?それは違う!(総合)

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写真=ミン・ギョンフン
「学校」シリーズはもちろん、最近の「恋するジェネレーション」まで学園ものを相次いで成功させたKBSが、一風変わった学園ドラマを作り出した。チアリーディングを題材にした「不躾にゴーゴー」もライバル作のSBS「六龍が飛ぶ」とMBC「華麗なる誘惑」との対決で勝利し、微笑むことができるだろうか。

5日より韓国で放送スタートするKBS 2TVの月火ドラマ「不躾にゴーゴー」(脚本:ユン・スジョン、チョン・チャンミ、演出:イ・ウンジン)は、高い大学進学率を誇るセビッ高校でダンスが好きな劣等生たちが作ったサークルと優等生が大学進学のため作ったサークルがチアリーディング部に統廃合されてから繰り広げられる18歳の若者たちのドタバタ成長ストーリーを描く。

個性的で魅力的なキャラクターと寮のある学校、サークル、チアリーディングという新しい題材で視聴者の五感を満足させる「不躾にゴーゴー」は、従来の学園ものとは異なる特色を披露すると意気込んでいる。

演出を手掛けるイ・ウンジンプロデューサーは2日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区永登浦洞(ヨンドゥンポドン)アモリスタイムスクエアで開かれた「不躾にゴーゴー」の制作発表会で「この頃あまりにも辛いことが多くて応援してあげたいと思った。まだ希望や喜びが残っているということを伝えるためには応援してあげなきゃならないが、応援してくれる人がいなかった」とし「大変だろう?と言っているだけで、ニュースでも世の中はこうだと話しているだけだ。生活が厳しいという話がほとんどだ」と説明した。

続けてイプロデューサーは「不条理な世の中で希望を見せられる材料がないかと考えてみたが、まだ希望を見せてくれるところが学校だった。それで、この作品をやることになった」とし「幸せの材料がない。今日が幸せな人生が続かなければならないが、明日の幸せのため、なぜ犠牲にしなければならないのだろうか。果たして子供たちにもこれが正しいのだろうかと疑問だったし、それでチアリーディングを選択することになった」と伝えた。

写真=ミン・ギョンフン
また、イプロデューサーは「六龍が飛ぶ」と「華麗なる誘惑」との競争についても言及した。イプロデューサーは「編成については考えていない。一生懸命やって、面白ければ見て頂けるだろうし、たくさん見て頂けるとありがたい」とし「私たちは撮影に入る前、今日幸せになるためこのドラマを作ることにしたので、編成や視聴率については考えないことにしようと言った。気を使って良くなることもない。それぞれのドラマには、そのドラマだけの面白さがあると思う」と話した。

それと共にイプロデューサーは、従来の学園ドラマとの差別化について「最近放送された学園ドラマの学生は皆、若年寄りみたいだ。見た目は18歳なのに、まるで26歳かのように考えながら話す。これが良いところもあったが、残念な部分もあった」とし「今回も学校の問題を取り扱う中でそういう部分が出てくる。引っ張っていく子供たちは18歳の学生に見えてほしいと思った」と説明した。

カン・ヨンドゥ役に扮し、再び制服を着ることになったApinkのチョン・ウンジは「KBSドラマ『学校』シリーズをたくさん見た。苦難と試練、逆境を乗り越えなければならない『ポジティブの象徴』にならなければならないようだ。しかし、ヨンドゥはただ不甲斐ないキャラクターだ。それでもしっかりしている。現実ではできないことが演技ではできるので、代償行動のようだと感じた」と自分だけの差別化戦略について言及した。

続けてチョン・ウンジは「先生だからといって正しいことばかりを言うわけではない。理解しやすいことばかりを言うわけでもない。ヨンドゥは正しくないことを指摘し、言える子だ。不甲斐ない面があるが、堂々と話すシーンではすっきりした。このような部分で学生の視聴者もすっきりするだろうし、魅力を感じるのではないかと思う」と自信を示した。

記者 : パク・ジニョン