“SMを提訴”ノ・ミヌ母が涙の告白「SMのせいで号泣する息子を見るのはつらい」

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写真=マイデイリー DB
俳優ノ・ミヌ側が元所属事務所SMエンターテインメント(以下SM)を相手に損害賠償を求める訴訟を起こした理由を明かした。

13日夜、韓国SBSで放送された芸能ワイドショー「SBSテレビ芸能」では、17年間の奴隷契約の被害者であるとして、異例にも契約が終わってから5年後に元所属事務所を相手に訴訟を起こしたノ・ミヌに取材した。

この日の放送でノ・ミヌの所属事務所の代表であり、母親であるオ・ミンジョン代表は「私はエンターテインメント事業については何も分からない。どれほどせっぱつまれば、何も分からない私が息子のためにこんな会社を作ることになるだろうか。次々に番組出演などすべてを阻むから……(会社を立ち上げることになった)」と吐露した。

オ・ミンジョン代表は「先週の土曜日には、初めてノ・ミヌが号泣している姿を見かけた。毎日のようにそのような姿を見守る私は、生きていても生きていない気持ちだ」と語り、涙を流した。

また、ノ・ミヌ側の法定代理人は、契約が満了した後に提訴した理由について「実はその時点(2010年頃)から訴訟に対する悩みはずっとあった。契約を解除してからまたSMを相手に提訴する場合には、番組出演を妨害しようとする間接的ないくつかのことが、さらにひどくなりうるという恐れがあったため、訴訟を躊躇したのも事実だ」と打ち明けた。

17年間の専属契約については「最初のアルバム(2004年)が出た瞬間から7年間専属契約が有効だという風に契約が締結されていた。しかし、(アルバム発売前に)いざ、練習生期間の3~4年間を経てTRAXというバンドの1stアルバムを発売する時が近づくと、突然『6年延長しよう』と言われた」と説明した。

SMによる番組出演妨害については「出演が確定したにもかかわらず、最後の最終決定段階でノ・ミヌがきちんと納得しがたい理由で出演を断られるなど、そういった事例を何度も経験したからだ」と主張した。

これに対してSMは公式回答の代わりに報道を通じて「根拠のない訴訟提起と申告について多角的に法的対応を取る」と伝えた。

写真=「SBSテレビ芸能」放送画面キャプチャー

記者 : コ・ヒャンミ