【ファンインタビュー】東方神起“ふたりとファンをつなぐ熱いステージ” ― 日産スタジアム公演
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真夏日とはいえ会場の外では誇らしげに「TOHOSHINKI」のフラッグが風にはためく、気持ちのいい天気に恵まれた8月17日、18日。夕刻の白い月が浮かぶ日産スタジアムに、ファンクラブ、ビギストの真っ赤なタオルを羽織ったファンたちが、続々と集まってくる。
アルバム『TIME』を携えて4月27日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、5大ドームを成功させたツアーもついにファイナル。2日間で14万4000人、合計で85万人というけた違いの動員数となった今回の公演には“K-POPの帝王”という惹句が踊るが、07年からの息の長いファンだという埼玉から来た40代の女性の声に代表されるように、ファンの反応はほんの少し違っていた。「東方神起は韓流ブームが起こるずっと前から、日本のJ-POPのジャンルで一歩一歩地道に進んできたグループだと思っています。ユンホは今回のツアーのMCで、全然湿っぽくならずに明るい調子で“紆余曲折あった。順風満帆ではなかった”と言っていましたが、彼らが歩いてきた道のりの大変さをみんな知っているから、近道せずにたどり着いた今日のライブはファンにとっても本当に感慨深いです」
一度のツアーで何度も足を運ぶファンも多く、彼らのライブがいかに中毒性を持っているかがわかる。ダンス経験者だという千葉から来た30代の女性は、「ユンホのダンスが最高! 欧米人モデルも顔負けのプロポーションでキレッキレに踊るパフォーマンスは、ドームツアー16公演中15公演を観てもまったく飽きないどころか、ますますもっと観たいと思わせてくれます。彼らのパフォーマンスが日産でさらなる高みに昇りつめるに違いないと思うし、それを自分の目で確かめられることは、幸せとしかいいようがない。ユンホからハマった東方神起なのに、最近はチャンミンから目が離せません。歌唱力に磨きがかかり、ダンスも独特の色気が出てきて。そして何よりあの目ヂカラ! 圧倒されたり惹き込まれたり萌え倒されたり、忙しくてたまらないです(笑)」と語る。
東方神起はSNSなどで発信をしていないこともあり、全身全霊という言葉が決して大げさではないステージこそが、ふたりとファンとをつなぐシンプルで熱いコミュニケーションの場だ。大阪から参戦した、2010年のSMTOWNのパフォーマンスでファンになったという30代の女性は「彼らの魅力はひとことでは語れません」と前置きしながら、「何よりライブのクオリティが高いから東方神起が好きです」と話してくれた。「3時間、最初から最後までムラなく完全に満足させるアーティストってなかなかいない。しかもいつだって全力で、ライブはまるでファンとメンバーとの決闘みたい。あのパフォーマンスと誠実さとビジュアルレベルを持ちながら、過去にすがらず、いつだって“今”が一番カッコイイ。しかも夢がある。すでに大御所みたいに扱われがちな東方神起だけど、日本のファンは“これから”のふたりを楽しみにしています」
男神のようなパフォーマンスと、長年連れ添った夫婦漫才ともいえるふたりのMC。彼らが見せるいくつものギャップに惹かれるというのは、東京から来た40代の女性だ。「2009年の春、前年のツアーの映像をたまたま見た私は彼らの汗の美しさとその一生懸命さに驚き、瞬殺で虜になったんです。ユンホの昔の王様もかくもあらんかという、品の良いさっぱりとしたハンサム君のドヤ顔と天真爛漫な笑顔とのギャップは、すっかり私の理性を壊しました(笑) カッコいい、素敵、可愛い、立派、お茶目、天然……と、いくつ称える言葉を並べても、言い尽くせないその魅力。チャンミンという最強のパートナーとともにますます進化し続ける東方神起の日産スタジアム、伝説に立ち会えることを幸せに感じています」
秋田から参戦したという20代の女性が「馴れ合いではなく、お互いへの尊敬のうえに成り立ったふたりの仲の良さも大好き! これからもユンホとチャンミン仲良く支え合いながら、私たちや世界中のもっと多くの人たちに夢を見せ続けてほしい。東方神起号から振り落とされないよう、ついていきます」と語るように、ふたりの揺るぎない絆も、ファンの心をつかんでいる。遠く離れてバラード曲を歌うふたりの視線が交わされる瞬間、言葉では説明できないふたりの絆を生で目撃することも、ライブの醍醐味なのだという。
そして多くの人たちから聞こえてきたのは、「いつも最後に見せてくれる心のこもったお辞儀に心動かされる」「ふたりのその生き様には人間として学ばされることがたくさんある」という思いだった。「チャンミンの声とウィットに富んだトークが大好き」だという東京から来た40代の女性は「辛いことや悲しいことがあったときに彼らの越えてきたものを思い出して力をもらうし、今もなお謙虚で進化し続ける姿に勇気と感動をもらいます。歌やダンスはもちろん、何より考え方や物事に取り組む姿勢が好きなんです。永遠に応援します」と語った。
この日の会場には、「娘の影響で好きになった」という親娘や、「英才教育に成功しました(笑)」という小学生の息子と参戦した親子、「私が観ているライブのDVDで、彼もいつの間にか大ファンになったんです」というカップルなど、幅広い年代のファンが集まった。「最高のステージを見せたい」というふたりの思いと「最高のレッドオーシャンを見せたい」というファンの思いが溶け合い、ひとつの大きな光を生み出した日産スタジアムでのライブ。
ユンホは「みなさんと東方神起のつながりや信頼には言葉はいらないと思います」と言い、チャンミンは「いつもみなさんが僕たち東方神起のそばにいて、守ってくれて感謝しています」と語った。LED照明内臓のリストバンドが会場を様々な色に染め、「THANK YOU!」という文字をふたりに伝えたこと。新曲の『SCREAM』が披露され、ドームツアーにはなかった『“O”-正・反・合』がセットリストに加えられたこと。サプライズの『Somebody To Love』でさらなる盛り上がりを見せたこと。トピックはいくつもある。けれども何より、あれだけの広い会場を狭いと感じるほどの空間に変えたものは、お互いの願いや喜びをシェアし、勇気や希望をやりとりしているかのような東方神起とファンとの、こんなにも親密で純度の高い幸福な関係性ではないだろうか。
アルバム『TIME』を携えて4月27日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、5大ドームを成功させたツアーもついにファイナル。2日間で14万4000人、合計で85万人というけた違いの動員数となった今回の公演には“K-POPの帝王”という惹句が踊るが、07年からの息の長いファンだという埼玉から来た40代の女性の声に代表されるように、ファンの反応はほんの少し違っていた。「東方神起は韓流ブームが起こるずっと前から、日本のJ-POPのジャンルで一歩一歩地道に進んできたグループだと思っています。ユンホは今回のツアーのMCで、全然湿っぽくならずに明るい調子で“紆余曲折あった。順風満帆ではなかった”と言っていましたが、彼らが歩いてきた道のりの大変さをみんな知っているから、近道せずにたどり着いた今日のライブはファンにとっても本当に感慨深いです」
一度のツアーで何度も足を運ぶファンも多く、彼らのライブがいかに中毒性を持っているかがわかる。ダンス経験者だという千葉から来た30代の女性は、「ユンホのダンスが最高! 欧米人モデルも顔負けのプロポーションでキレッキレに踊るパフォーマンスは、ドームツアー16公演中15公演を観てもまったく飽きないどころか、ますますもっと観たいと思わせてくれます。彼らのパフォーマンスが日産でさらなる高みに昇りつめるに違いないと思うし、それを自分の目で確かめられることは、幸せとしかいいようがない。ユンホからハマった東方神起なのに、最近はチャンミンから目が離せません。歌唱力に磨きがかかり、ダンスも独特の色気が出てきて。そして何よりあの目ヂカラ! 圧倒されたり惹き込まれたり萌え倒されたり、忙しくてたまらないです(笑)」と語る。
東方神起はSNSなどで発信をしていないこともあり、全身全霊という言葉が決して大げさではないステージこそが、ふたりとファンとをつなぐシンプルで熱いコミュニケーションの場だ。大阪から参戦した、2010年のSMTOWNのパフォーマンスでファンになったという30代の女性は「彼らの魅力はひとことでは語れません」と前置きしながら、「何よりライブのクオリティが高いから東方神起が好きです」と話してくれた。「3時間、最初から最後までムラなく完全に満足させるアーティストってなかなかいない。しかもいつだって全力で、ライブはまるでファンとメンバーとの決闘みたい。あのパフォーマンスと誠実さとビジュアルレベルを持ちながら、過去にすがらず、いつだって“今”が一番カッコイイ。しかも夢がある。すでに大御所みたいに扱われがちな東方神起だけど、日本のファンは“これから”のふたりを楽しみにしています」
男神のようなパフォーマンスと、長年連れ添った夫婦漫才ともいえるふたりのMC。彼らが見せるいくつものギャップに惹かれるというのは、東京から来た40代の女性だ。「2009年の春、前年のツアーの映像をたまたま見た私は彼らの汗の美しさとその一生懸命さに驚き、瞬殺で虜になったんです。ユンホの昔の王様もかくもあらんかという、品の良いさっぱりとしたハンサム君のドヤ顔と天真爛漫な笑顔とのギャップは、すっかり私の理性を壊しました(笑) カッコいい、素敵、可愛い、立派、お茶目、天然……と、いくつ称える言葉を並べても、言い尽くせないその魅力。チャンミンという最強のパートナーとともにますます進化し続ける東方神起の日産スタジアム、伝説に立ち会えることを幸せに感じています」
秋田から参戦したという20代の女性が「馴れ合いではなく、お互いへの尊敬のうえに成り立ったふたりの仲の良さも大好き! これからもユンホとチャンミン仲良く支え合いながら、私たちや世界中のもっと多くの人たちに夢を見せ続けてほしい。東方神起号から振り落とされないよう、ついていきます」と語るように、ふたりの揺るぎない絆も、ファンの心をつかんでいる。遠く離れてバラード曲を歌うふたりの視線が交わされる瞬間、言葉では説明できないふたりの絆を生で目撃することも、ライブの醍醐味なのだという。
そして多くの人たちから聞こえてきたのは、「いつも最後に見せてくれる心のこもったお辞儀に心動かされる」「ふたりのその生き様には人間として学ばされることがたくさんある」という思いだった。「チャンミンの声とウィットに富んだトークが大好き」だという東京から来た40代の女性は「辛いことや悲しいことがあったときに彼らの越えてきたものを思い出して力をもらうし、今もなお謙虚で進化し続ける姿に勇気と感動をもらいます。歌やダンスはもちろん、何より考え方や物事に取り組む姿勢が好きなんです。永遠に応援します」と語った。
この日の会場には、「娘の影響で好きになった」という親娘や、「英才教育に成功しました(笑)」という小学生の息子と参戦した親子、「私が観ているライブのDVDで、彼もいつの間にか大ファンになったんです」というカップルなど、幅広い年代のファンが集まった。「最高のステージを見せたい」というふたりの思いと「最高のレッドオーシャンを見せたい」というファンの思いが溶け合い、ひとつの大きな光を生み出した日産スタジアムでのライブ。
ユンホは「みなさんと東方神起のつながりや信頼には言葉はいらないと思います」と言い、チャンミンは「いつもみなさんが僕たち東方神起のそばにいて、守ってくれて感謝しています」と語った。LED照明内臓のリストバンドが会場を様々な色に染め、「THANK YOU!」という文字をふたりに伝えたこと。新曲の『SCREAM』が披露され、ドームツアーにはなかった『“O”-正・反・合』がセットリストに加えられたこと。サプライズの『Somebody To Love』でさらなる盛り上がりを見せたこと。トピックはいくつもある。けれども何より、あれだけの広い会場を狭いと感じるほどの空間に変えたものは、お互いの願いや喜びをシェアし、勇気や希望をやりとりしているかのような東方神起とファンとの、こんなにも親密で純度の高い幸福な関係性ではないだろうか。
ライター 細谷美香
NAVERニュースでは、東方神起「東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~ FINAL in NISSAN STADIUM」を大特集。日産スタジアムでのステージやメンバーの写真、記事が公開されています。記者 : Kstyle編集部