イ・ジョンジェが筆頭株主の企業、大手ドラマ制作会社との経営権めぐる紛争で勝利
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写真=Newsen DB
俳優のイ・ジョンジェが、ドラマ制作会社のレモンレインとの経営権をめぐる紛争で圧勝した。レモンレインは31日午前、臨時株主総会を開き、定款変更や取締役の選任などについて検討し、議決した。
その結果、イ・ジョンジェと俳優のチョン・ウソン、イ・ジョンジェが筆頭株主であるArtist Unitedのイ・テソン代表が社内取締役に選任された。イ・ジョンジェ側のAndCreditのパク・ヘギョン代表も社外取締役に選ばれた。
それだけでなく、イ・ジョンジェ側のArtist Unitedが上程した案件が全て可決され、レモンレインの商号はArtist Studioに変わることになった。新事業および事業の多角化のためだと説明している。
レモンレインの従来の経営者であるキム・ドンレ代表、キム・ギヨル最高財務責任者の社内取締役選任に対する議決は取締役会が行われる前、自主撤回された状態だ。
イ・ジョンジェと彼が筆頭株主になっているArtist Unitedは今年3月、290億ウォン(約32億円)を投資し、レモンレインの株式292万株を有償増資で取得し、筆頭株主になった。
キム・ドンレ代表は6月、イ・ジョンジェと元WYSIWYG Studio代表のパク・インギュを特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)の疑いで告訴した。彼はイ・ジョンジェ側が企業狩りを目的に接近し、レモンレインの経営権を奪おうとしたと主張した。
イ・ジョンジェ側は、キム・ドンレ代表を詐欺および誣告罪で告訴し「投資金を納入し、投資契約上の義務を全て履行した投資家に法的に詐欺罪が成立する余地が全くないことは今後、捜査機関の公正な捜査を通じて当然明らかになるだろう」と反論した。
こうした中、臨時株主総会が行われ、イ・ジョンジェが社内取締役に選任され、経営権紛争で圧勝した。
レモンレインはドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「財閥家の末息子」などを制作した会社だ。
記者 : イ・ミンジ