イ・セヨンとナ・イヌが、新ドラマで共演する。

MBCが2025年に披露するドラマ「モーテル・カリフォルニア」（企画：チャン・ジェフン、演出：チャン・ジュノ、キム・ヒョンミン、脚本：イ・ソユン、制作：HBエンターテインメント）は、田舎のモーテルを背景に、モーテルで生まれ、モーテルで育ったヒロインが12年前に逃げた故郷で初恋の人と再会して経験する、紆余曲折の“初恋リフォーム恋愛ドラマ”だ。作家シム・ユンソの小説「ホーム、ビターホーム」を原作にしている。

田舎のモーテル「モーテル・カリフォルニア」で生まれ、モーテルで育った主人公のチ・ガンヒ役には、卓越したキャラクター表現力で出演する作品ごとに高い視聴率を記録し、名実ともに“信頼できる女優”に成長したイ・セヨンが抜擢された。

モーテルを経営する父親のせいで自宅がモーテルであるチ・ガンヒは、町一番の世話好きである父親とハーフの母親の間に生まれ、出生から家庭環境まで平凡ではなかったことから、人々に噂されながら成長し、内面に傷を持つキャラクターだ。町の友人であるチョン・ヨンスを愛していたが、20歳になった日、初恋はもちろん、家族も捨てて計画もなくソウルに向かい、インテリアデザイナーの道を歩むことになる。故郷を離れて12年後、キャリアのピークを迎えようとしていたその瞬間、やむを得ずモーテル・カリフォルニアに帰ることになり、初恋のチョン・ヨンスと再会する。

今作でイ・セヨンは、12年前に成功と幸せのために夜逃げした故郷で初恋の人と再会し、封印していた過去と出会うことになるチ・ガンヒの姿を繊細な演技力で表現し、ストーリーを引っ張っていく予定だ。

チ・ガンヒと運命的な初恋に落ちるチョン・ヨンス役には、俳優のナ・イヌがキャスティングされた。チョン・ヨンスは生涯1人の女性だけを愛する純情な男性で、田舎町の全ての農場主の関心を一身に集める獣医だ。何度もお見合いを提案する農場主の視線を避けるために、一緒に働く獣医の同僚と結婚を約束したという誤った噂を放置し、なんとか平穏な日々を送る。そんな彼に、なんと12年ぶりに恋しがっていた初恋の相手であるチ・ガンヒが現れ、近いうちに他の女性と結婚すると誤解した彼女と葛藤するキャラクターだ。

脚本はドラマ「リセット～運命をさかのぼる1年～」「火の女神ジョンイ」を執筆したイ・ソユン、演出は「ザ・ゲーム～午前0時：愛の鎮魂歌～」「時間」「我が家のロマンス」を演出したプロデューサーのチャン・ジュノと、「Love Scene Number#」のキム・ヒョンミンが担当。ここに「ジャスティス -検法男女-」シリーズや、「SKYキャッスル」「星から来たあなた」などを手掛けたHBエンターテインメントが制作を務め、名作ドラマの誕生を予告している。

MBCドラマの関係者は「『モーテル・カリフォルニア』は、誰もが胸の中に抱いている初恋の切なく初々しい思いを、愉快ながらどんでん返しのあるストーリーに盛り込んだ。また、イ・セヨンとナ・イヌの新鮮な組み合わせも、とても楽しみな部分だ。ときめきいっぱいの恋愛ドラマの誕生を楽しみにしてほしい」と作品に対する自信を示した。

同作は主演俳優のキャスティングを皮切りに、韓国で来年の放送を目標に本格的な制作に突入する予定だ。

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