BTS(防弾少年団) ジン、生配信で入隊に自ら言及…ファンへの愛が話題に「皆さんに対する礼儀」

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)のジンが、入隊を控えてこれまで様々な事情により話せなかったことを打ち明けた。

彼は10月28日の午後、グローバルファンプラットフォームWeverseを通じて生配信を行った。ジンはこの日の午後1時、各音楽配信サイトを通じてソロシングル「The Astronaut」をリリースした。

彼は17日、所属事務所であるHYBE(BIGHIT MUSIC)を通じて、入隊延期の取り消しを申請し、順次入隊することを発表した。

文化勲章授与者であるBTSは、2020年12月22日の兵役法一部改正(国威宣揚のための体育・大衆文化芸術分野の優秀者は兵役年齢を30歳まで延期可能)によって、兵役年齢30歳まで入隊延期が可能な状況だ。

ジンはこの日、アルゼンチンで開かれるイギリスのバンドコールドプレイ(Coldplay)のコンサート出演を終えて帰国し、数日内に入隊延期の取り消し申請をする予定だと明かした。

彼は当初、BTSが2020年10月に発売したアルバム「BE(Deluxe Edition)」の活動を最後に、団体活動“軍白期(軍隊+空白期)”に突入する予定だったと明かした。しかし、2020年8月に発売したシングル「Dynamite」でアメリカビルボードのメインシングルチャート「ホット100」1位を獲得し、世界的なヒットをおさめ、昨年「Butter」「Permission to Dance」を立て続けに発表して、グローバルツアーを開催した。また、今年4月に開催されたアメリカの音楽授賞式「グラミー賞」のスケジュールまでこなすことになったと説明した。

ジンによると6月14日、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」を通じて公開された映像は、もうすぐ始まる予定だった“軍白期”により団体活動を一時中断する前にファンに挨拶する映像だった。この映像の撮影は5月中旬ごろに行われ、その後ジンは入隊するための準備をしたと明かした。

当時、BTSのメンバーたちは当分の間、団体でのアルバムを出すことが難しそうだと伝え、「個人的にそれぞれ時間を過ごし、様々な経験を積み重ね、ワンランク成長し、皆さんの元に帰るだろう。応援していただきたい。頑張って生きる。今より素敵な7人にきっとなっていると、僕は信じて疑わないので、心配しないでいただきたい。むしろ楽しみにしてほしい」と話した。

これについてジンは「僕たちが6月に公開した映像は、入隊するという話を間接的に話していたのだ。その後、釜山(プサン)コンサート(10月15日に釜山アシアードメインスタジアムにて開催された「2030釜山国際博覧会」の誘致祈願コンサート)をすることになった」とし、「コンサートについては僕とメンバーの意見が分かれた。実はこれは予定になかった公演だったのだが、メンバーたちが韓国でちゃんとした歓声が許された公演ができなかったことが残念だと、ここまでやるのがファンに対する礼儀だと思うと(僕を)説得してきた。それでとても悩んだ」と明かした。

ジンが6月入隊を年末に延期したのは、結局ARMY(BTSのファン)に対する愛を元にした決断だった。寒さに耐えられるかと当初、春か夏の入隊を希望していたというジンは「ファンの皆さんに対する礼儀を守りたかった。僕も歓声がない公演で物足りなさを感じていたので、コンサートをしてから入隊する方向で話した」と明かした。

続いて「涙のコンサートにしたくなかった。ARMYたちに悲しみの中でコンサートを見てほしくなかった。なので後で(コンサート終了後、2日後である17日)発表することになった」とし、「ファンの皆さんが涙のコンサートを見ることにならず良かった。悪口も言われたが、それなりに満足している。僕も人間なので、インターネットを見るが『まだ(軍隊)行ってないのか』『もう行け』などのコメントを見て心が痛かった。(軍隊に)行くし、準備も終えていた」と打ち明けた。

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記者 : ファン・ヘジン