「なぜオ・スジェなのか」ソ・ヒョンジンに疑惑?事件をめぐり緊張感高まる展開に【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「なぜオ・スジェなのか」放送画面キャプチャー
ソ・ヒョンジンにイ・チョルミンの死の後遺症が吹き荒れた。

韓国で24日に放送されたSBS金土ドラマ「なぜオ・スジェなのか」第7話で、オ・スジェ(ソ・ヒョンジン)が、ホン・ソクパル(イ・チョルミン)の死で予期せぬ影響を受けた。チェ・テグク(ホ・ジュノ)はパク・ソヨン(ホン・ジユン)とソクパルの死に対する責任をすべてスジェに転嫁し、これに対してスジェが自殺教唆および自殺幇助の疑いで緊急逮捕された。

同日、第7話の視聴率は全国8.7%、首都圏8.8%(ニールセン・コリア基準)、瞬間最高11.8%まで上昇した。

スジェは、コン・チャン(ファン・イニョプ)と一緒にソクパルの事故現場を抜け出した。スジェを通じてソクパルの死亡ニュースに接したリーガルクリニックのメンバーたちも衝撃に包まれた。これに先立ち、パク・ソヨン事件の有力容疑者としてソクパルについて話を交わしたことがあるためだ。彼らは、ソヨンが働いていたルームサロンのVIP顧客であるハン・ソンボム(イ・ギョンヨン)会長とイ・インス(チョ・ヨンジン)議員、そしてテグクのうち誰かが関わっている可能性を疑った。これと共に“なぜよりによって”TKローファーム屋上庭園でソヨンを殺害したのかに対する疑問を抱いた。家に帰ってきたスジェは、ソクパルが犯人だと言うチャンに、彼もソヨンのように“自殺のように見える他殺”かもしれないと話した。自分の命まで脅かそうとする事故であることを察したスジェは悪夢から目覚めて涙を流し、チャンは一晩中彼女のそばを守った。

スジェは、テグクと会った。そして「ソクパルが死んで楽しいの?」という言葉を投げかけた。しかし、テグクは意に介さなかった。むしろ「あいつが死んだのはお前のせいだ」とし「ソクパルはお前のせいで死んだんじゃないか。パク・ソヨンはお前がソクパルにやらせて殺したのだ」と罪をかぶせた。スジェは「ソクパルというエサを投げて自分を害したい人」がテグクであると確信した。自身を握って揺さぶろうとする彼の下心を把握したように「エサは投げる奴だけ投げるのではない」として、そのエサを釣り竿まで引っ張っていけるという無言の警告を飛ばした。テグクは、その言葉に鼻で笑いながら「エサに釣られたい時は、素直に連れて行かれた方がケガをしないものだ」と言い返した。2人の神経戦がいつにも増して熱くなる中で、スジェは「私はそのエサに飛びつきません、会長」という冷たい一言を残したまま席を離れた。

しかし、テグクはさらに強力なエサでスジェを釣った。ロースクールはスジェを訪ねてきた刑事たちの登場で騒がしかった。彼らはソクパル死亡事件と関連してスジェに参考人調査を要求した。スジェが事故現場にいて、ソクパルと最後の通話を交わしたという事実だけで任意同行を強要すると、スジェとリーガルクリニックのメンバーたちは激しく反発した。しかし、状況はさらに悪化した。ソヨンの殺人教唆およびソクパルの自殺幇助の疑惑にともなう緊急逮捕に転換されたのだった。スジェは、テグクと交わした対話を思い出し、手錠をかけられたまま連行された。最後に彼女は、ソン・ミリム(イ・ジュウ)に自分の弁護士を引き受けてほしいと頼み、チャンには「植木鉢に水をあげて」という願いを残した。

チャンは、ミリムと共にスジェの家に向かった。そして、そこにはTKローファーム代表のチェ・ジュワン(チ・スンヒョン)まで現れた。スジェがいない隙を機会に、情報を奪って来いという父親テグクの指示を受けたのだった。チャン、ミリム、チェ・ジュンヒ(チャ・チョンファ)と神経戦を繰り広げた彼は、スジェの書斎から書類の束を探し出した。チャンは、スジェが話した“植木鉢”の後ろに隠されたノートパソコンを発見した。一方、スジェの事件調査が始まった。担当刑事は直ちにソクパルの姿が収められた映像を流した。まさにソクパルが死ぬ前に残した遺書の映像だった。彼は、自分がTKローファーム屋上庭園でソヨンを押し落とし、このすべてがスジェの脅迫によるものだと主張した。そして、その罪悪感でスジェの目の前で命を絶つという計画まで明らかにした。彼が公開した通話記録の中の「パク・ソヨンを埋け」というスジェの声は衝撃を与えた。

放送の最後には拘置所に入るスジェの冷たい眼差しと対比されるテグクの熱く燃え上がる眼差しが交差し緊張感を高めた。2人の悪縁と終わらない戦いの行方を期待させた。スジェの危機はチャンとチェ・ユンサン(ペ・イニョク)の間にも変化をもたらした。チャンはスジェを繰り返し危険に陥れる事件の中心にTKローファームがあるという考えに怒り、ユンサンは自分さえ父親と兄を疑い、それが現実になるのではないかと怖かった。ただスジェに対する片思いの感情だけでなく、TKローファームのテグク会長の息子として混乱を感じ、チャンと対立した。さらに、ソジュン大学ロースクール院長のペク・ジンギ(キム・チャンワン)とSPパートナーズ代表のユン・セピル(チェ・ヨンジュン)、そしてカン・ウンソ(ハン・ソンファ)という人物の関係も興味をそそった。過去、ウンソが交通事故で危篤状態になり、当時性暴力被害のトラウマを体験しているという事実が明らかになり注目を集めた。「返さないと。一つ一つ、欠かさず返します」というセピルの誓いは、その復讐の対象が誰なのか好奇心を高めた。

「なぜオ・スジェなのか」第8話は、25日の午後10時に韓国で放送される。

記者 : パク・スイン