イ・ジュヨン、映画「ベイビー・ブローカー」で共演したIUに言及“ポジティブなエネルギーがある…6月末に一緒に日本に行く”

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写真=SBSパワーFM「パク・ハソンのシネタウン」
女優のイ・ジュヨンが、映画「ベイビー・ブローカー」について紹介した。

最近韓国で放送されたSBSパワーFMラジオ「パク・ハソンのシネタウン」では、映画「ベイビー・ブローカー」に出演したイ・ジュヨンがさまざまな話を明かした。

“日本の巨匠”是枝裕和監督の初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」は、子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを預けていくベイビー・ボックスを巡って出会っていく人間関係と、予想できなかった特別な旅を描いている。「第75回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に選出され、俳優のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。

イ・ジュヨンはブローカーたちを追うイ刑事役を務め、ペ・ドゥナと共演した。映画にはソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、IUらが出演した。

イ・ジュヨンは「『カンヌ国際映画祭』に行くと、痩せるほどスケジュールが忙しいと聞いた」というリスナーの話に「体重は少し減ったけれど、もう回復した。スケジュールが本当にたくさんあって食事をする時間もなかったが楽しかった」と明かした。また「パク・チャヌク監督の『別れる決心』という映画のチームも参加した。二本とも、メインストリートに垂れ幕がかかった。信じられなかった。韓国映画への関心が実感できた。二本とも受賞できて、気持ちよく帰国した」と答えた。

また「カンヌがソウルよりずっと熱くて、日差しが強いため、良い写真が撮れる。フォトコールでの写真撮影を楽しみにしていた。光が違うので期待していたよりも良かった」と語った。

彼女は「ベイビー・ブローカー」の公式上映会当時、12分間スタンディングオベーションを受けたことについて「レッドカーペットから劇場に入るまで、終わるまでもスタンディングオベーションをしてくださった。初めてだったのでびっくりした。10分間拍手をするという話は聞いていたけれど、IUさんと一緒に『いつまで拍手するんだろう?』と思った。10分間のスタンディングオベーションを受ける機会が今後いつ訪れるだろうか。不思議な経験だった」と告白した。

ソン・ガンホの受賞については「受賞後にパーティーを行った。パク・チャヌク監督も参加した。カン・ドンウォン先輩が受賞を予感していたと言っていたが、私たちみんながそう思っていた。ソン・ガンホ先輩が受賞するだろうと考えていたにもかかわらず、現場で先輩の名前が呼ばれた時はびっくりして『すごい!』と言って拍手をした。光栄な場に一緒にいることができて嬉しかった」と述べた。

またイ・ジュヨンは、ハリウッド女優のクリステン・スチュワートへのファン心を表した。彼女は「私たちは映画祭の後半に参加した。すでに他の俳優たちが現場を離れた時だった。うちのチームのスタッフがレストランでレア・セドゥを見たと言っていて、クリステン・スチュワートに会えるんじゃないかと楽しみにしていたけれど、会えなかった。閉幕式でハビエル・バルデムに会えてよかった」と伝えた。

写真=CJ ENM
是枝裕和監督は「ベイビー・ブローカー」のサンヒョン役として、ソン・ガンホを念頭に置いて書いたという。イ・ジュヨンは「監督がソン・ガンホ先輩にこの作品について長い間話してきたという」とつけ加えた。

彼女はまた「監督がドラマ『私の解放日誌』を楽しく見ていると言っていた。韓国映画とドラマに関心が深い。日本で(イ・ジュヨンが出演した)映画『野球少女』も鑑賞したと言われてびっくりした」と述べた。

出演俳優との初対面の時にも言及した。「とても緊張していた」と言った彼女は「監督に会うのも、先輩に会うのも緊張した。迷惑をかけないために自分のやるべきことを頑張ろうと思った。一緒に食事をしながら緊張をほぐしていった」と語った。

イ・ジュヨンはIUについて「私より1歳年下だ。カンヌの最後の日、同じ宿所を使って、色々と話し合った。現場では共演するシーンが少なかった。6月の最後の週には、一緒に日本にも行く予定だ。親しくなってきている。一緒にいると気持ちが良くなるエネルギーを持っている」と褒めた。

映画「ベイビー・ブローカー」は、韓国では6月8日に公開された。日本では6月24日に公開される。

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記者 : ヤン・ユジン