「梨泰院クラス」出演イ・ジュヨン、活動休止を宣言?手紙で心境を明かす“より良い姿で帰ってくる”

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女優のイ・ジュヨンが、しばらく休息を取ることを宣言した。

イ・ジュヨンは21日、自身のSNSを通じて「何か重大な問題をお知らせする手紙ではないかと心配された皆さんは、ご安心ください。私の表現が下手で、ファンの皆様に私の気持ちが十分に伝わらないかもしれないと心配になったので、ペンの力を借りました」と言うコメントで始まる長文の直筆手紙を掲載した。

彼女は「少しだけ休息を取って、皆さんの前に素敵な姿で挨拶します」と活動中止を宣言した。

また「未熟な私という人間を愛してくださった今までの時間、私がどれだけたくさん応援して頂いたのか分かりません。それに十分に恩返しできないようで、申し訳ないです。皆さんの心は、いつも私にしっかり伝わっています。ただ、私の心の中をそのままお見せできないことが、私としては残念です」と伝えた。

それと共に「デビュー後、短くない時間が経った今、このタイミングで新しい事務所と新しい環境に身を置きたいと思いましたし、代表は私の気持ちを理解してくれました」とし「個人的にSNSをしばらく休もうとしているタイミングと専属契約終了のニュースが重なったので、ファンの方々がとても心配されているという話をマネージャーのお姉さんから聞きました」と付け加えた。

続けてファンに対し、「より健康的で充実していると感じる年になりますよう願っています。何よりお元気で。長々と戯言を並べてしまいましたが、少しでも私の気持ちが伝わっていると嬉しいです。いつもありがとうございます」と伝えた。

写真=イ・ジュヨンのSNS
イ・ジュヨンは2012年、映画「遭遇」で女優としてデビューした。それから様々な自主映画に出演し、韓国映画界の原石として頭角を現し、映画「春夢」「夢のジェーン」「蚕室」「なまず」「野球少女」をはじめ、是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」、范氷氷と共演した「緑の夜」など、多数の映画に出演し、キャリアを積んだ。

2020年「ドア前に置いて。ベル押すな」という約20分の短編映画では、監督デビューも果たし、話題を集めた。

また、ドラマ「ゲーム会社の女子社員たち」でデビューした後、MBC「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」、JTBC「梨泰院クラス」で個性的なキャラクターを演じ、強い印象を与えた。

イ・ジュヨンは今月18日、所属事務所であるACE FACTORYとの専属契約を終えた。

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【イ・ジュヨン 直筆手紙全文】

こんにちは。イ・ジュヨンです。

活動する中で、手書きの手紙を投稿することはあまりなかったと思います。

何か重大な問題をお知らせする手紙ではないかと心配された皆さんは、ご安心ください。私の表現が下手で、ファンの皆様に私の気持ちが十分に伝わらないかもしれないと心配になったので、ペンの力を借りました。

先日、新年の挨拶をしたばかりですが、もうすぐカレンダーの最初のページをめくることになりますね。

大げさなことでなくても、それぞれのやり方で新しい誓いを守っているはずです。ただ「自分自身がすごい。素敵だ」と、自分を褒めてあげるべきタイミングだと思います!

私も元気に過ごしています。料理をして、ご飯を食べて、相変わらず少し遅い時間に寝床に入りますが、十分に寝て、これまでしたいと思っていた勉強もして、たくさん歩いて、スマートフォンはできるだけ少しだけ見て(見るようにして)、ティグ(愛犬)と一日中一緒にいる日もあります。こうしていると、自ずと心の中が愛でいっぱいになることを感じます。

こんなに久しぶりに自分の日常に集中していると、自分でも皆さんに自慢できるカッコいい女優の姿ではないと思う様になりました。なので、何人かのファンの方々はとっくに気が付いているかもしれませんが、少し隠遁(世を捨てて隠れること)の時間を過ごしました。

先日、ニュース記事で見た方もいらっしゃると思いますが、5年間一緒にしてきたACE FACTORYと話し合った結果、専属契約を終了することになりました。デビュー後、短くない時間が経った今、このタイミングで新しい事務所と新しい環境に身を置きたいと思いましたし、代表は私の気持ちを理解してくれました。

私とACE FACTORYは相変わらずお互いを心から応援する関係で、5年という間、変わらず私を支持してくださった事務所の皆さんに心から感謝申し上げます。

私が個人的にSNSをしばらく休もうとしているタイミングと専属契約終了のニュースが重なったので、ファンの方々がとても心配されているという話をマネージャーのお姉さんから聞きました。

もしかしたら完全に私の時間を確保しようとする私の利己心が、ファンの皆さんを心配させてしまったかもしれないと思い、数日間、逆に私が心配になりました。どうか重く考えないでください。

私は少しの休憩を取って、カッコいい姿で皆さんに挨拶します。未熟な私という人間を愛してくださった今までの時間、私がどれだけたくさん応援して頂いたのか分かりません。それに十分に恩返しできないようで、申し訳ないです。皆さんの心は、いつも私にしっかり伝わっています。ただ、私の心の中をそのままお見せできないことが、私としては残念です。

何一つ簡単なことがない世の中です。個人的に私は機械が苦手で面倒くさくて、高度な技術を要する機械が出てくると、それが非常に難しく感じます。

見たい映画やドラマが数百本あっても、どれを見ればいいのかとても悩みます。それでも私は演技をする瞬間だけは、難しくて辛くても、幸せです。

皆さんにとって、辛くても幸せな瞬間がたくさんあってほしいです。心配になるほど、類を見ない暖かい冬を過ごしています。

生きている瞬間をより健康的で充実していると感じる年になりますよう願っています。何よりお元気で。長々と戯言を並べてしまいましたが、少しでも私の気持ちが伝わっていると嬉しいです。いつもありがとうございます。

すべての愛を込めて、2024年1月、ジュヨンより

記者 : クォン・ミソン