Mnetサバイバル番組「QUEENDOM2」放送間近!2代目クイーンの座は誰の手に…6組の魅力に迫る(動画あり)

Kstyle |

写真=Blockberry Creative、STARSHIPエンターテインメント、Big Planet Made、Braveエンターテインメント、Bridge、WAKEONE、SWINGエンターテインメント

K-POPガールズグループによるカムバック合戦となるMnet「QUEENDOM2」がいよいよ3月31日より韓国で放送がスタートします。これに先立って、2019年に放送された第1弾となる「QUEENDOM」には元2NE1のBOM、MAMAMOO、AOA、OH MY GIRL、LOVELYZ、(G)I-DLEが出演。自身の楽曲だけでなく、出演グループの楽曲を自分たちのカラーで表現したステージも注目を集め、最終的にMAMAMOOが優勝を手にしました。

「QUEENDOM」に続いて、男性版の「Road to Kingdom」「KINGDOM : LEGENDARY WAR」も放送され、さまざまなレジェンドステージが誕生し話題に。そして今回、再び女性版が「QUEENDOM2」として放送されることが決定。出演は、Brave Girls、VIVIZ、宇宙少女、今月の少女(LOONA)、Kep1er、元SISTARのヒョリンという6組、さらにMCを少女時代のテヨンが務めます。

最近YouTubeで公開された各グループのオープニングショーだけでも大きな反響を呼んでいる「QUEENDOM2」。3月24日、第1話に先がけて生中継された0話では、彼女たちが初めて顔を合わせる対面式の様子が公開されました。そこで今回はサバイバル番組「QUEENDOM2」に挑戦する6組を改めて紹介します。

 

◆元SISTAR ヒョリン

写真=Bridge
6組の中で最もデビューが早く、唯一ソロ歌手として参加するのが元SISTARのヒョリンです。2010年にSISTARのメンバーとしてデビューし、「Alone」「Loving U」「I Swear」「TOUCH MY BODY」など、新曲を発表する度にヒットを記録。健康的でセクシーな魅力を持つトップガールズグループとなりました。ヒョリンはグループ活動だけでなく、ソロでアルバムをリリースし、ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go」を歌ったことも話題となりました。また、「主君の太陽」の「Crazy of you」や「星から来たあなた」の「Good bye」など、人気ドラマのOST(劇中歌)にも参加、韓国を代表する歌姫として認められました。

2017年、惜しまれながらSISTARの解散を発表した後、ヒョリンは個人事務所Bridgeを設立。ソロ歌手として活動をスタートさせました。特に独立後は、高いヒールを履いて踊る“ヒールダンス”をソロ曲の中で多数披露。ヒールを履いて繰り出されるさまざまな動き、激しいダンスで見る人を圧倒しています。今回オープニングショーで公開された「Dally」でもピンヒールを履いてパフォーマンスを披露、1人でもステージをいっぱいに満たすオーラを見せています。ヒョリンのオープニングショーの映像を見た他の参加者からは「ビヨンセかと思った」「やばい」という驚きの声が上がり、圧倒的なパフォーマンスに口を開けて言葉を失うメンバーも。さらにヒョリンは「UNPRETTY RAP STAR」でサバイバル番組に挑戦した経験があり、最近出演した音楽バラエティ「Double Trouble」では、ジュンスとのデュエットを披露し1位に。賞金1億ウォン(約1千万円)を獲得し、ジュンスと連名で寄付をしています。「QUEENDOM2」でもあっと驚くパフォーマンスを見せてくれるだろうと期待が高まっています。


 

◆宇宙少女

写真=STARSHIPエンターテインメント
“SISTARの妹グループ”として、STARSHIPエンターテインメントから2016年にデビューした宇宙少女。「La La Love」「As You Wish」「BUTTERFLY」など、まるで童話の中の世界を描いたような神秘的な雰囲気の楽曲で愛され、「UNNATURAL」などでは大人の女性の姿も見せました。それでいてスビン、ルダ、ヨルム、ダヨンによるユニットChocomeでは、聴くだけで笑顔になるようなコミカルでキュートな楽曲を披露。さらに、EXY、ウンソ、ソラ、ボナによる宇宙少女THE BLACKは、クールな姿が印象的。グループ、ユニットによって全く異なる魅力、コンセプトの表現力を見せています。

オープニングショーでは「SAVE ME, SAVE YOU」を披露。ソラが息を吹きかけると、暗かった空間に星がまたたき、ピアノの演奏が耳をとらえます。床に寝そべった状態で踊るメンバーたちを上から撮影して目を釘付けにした後、衣装チェンジをして、女性らしい群舞を披露。幻想的で儚い、まさに宇宙少女特有の雰囲気を見事に表現し、好評を得ています。「私たちの曲は私たちにしかこなせない」と話した宇宙少女が、どんなステージでK-POPファンを魅了するのか注目です。


 

◆今月の少女(LOONA)

写真=Blockberry Creative
今月の少女(LOONA)は、その名前の通り、2016年から毎月1人のメンバーを公開し、ソロシングルを発売。また「LOONA 1/3」「ODD EYE CIRCLE」「yyxy」などのユニット活動も行い、異例のデビュープロジェクトを通じて、2018年に12人での完全体デビューを果たしました。特に、NCT 127の「Cherry Bomb」のカバー動画を公開したことをきっかけに、SMエンターテインメントのイ・スマン代表がプロデュースに参加した2020年のミニアルバム「#」とタイトル曲「So What」は大きな話題に。壮大な世界観でファンを魅了しました。また、シングル「HULA HOOP/ StarSeed ~カクセイ~」で昨年日本デビューも果たしました。

オープニングショーで披露した「Satellite」では、メンバー全員が全身白の衣装を着て、息の合った力強いパフォーマンスを披露。また、彼女たちは「QUEENDOM2」第0話で、所属事務所の訴訟問題に言及。「そういった記事が出ているのに、気にしないでいるのは難しかった。『この子たちはブレイクできるはずなのに可哀想だ』という書き込みを見て、私たちが可哀想だという目で見られているのがちょっと辛かった」と本音を告白。また「解散して一般人になるのかなという話まで出てきた」「今月の少女を続けていくことができるのか心配だった」など、これまで抱いていた不安な気持ちを率直に明かしました。そんな彼女たちは今回の「QUEENDOM2」出演を「重要な時期に訪れた重要な機会」「本当にうまくやりたい」と意気込んでおり、12人という大人数でどんなステージを見せてくれるのか、期待が高まっています。


 

◆Brave Girls

写真=Braveエンターテインメント
Brave Girlsは2011年にデビューしたグループですが、脱退によるメンバーの変動があり、現在活動している4人は2016年より活動をスタートさせています。大衆に広く認知されるヒット曲がなかったBrave Girlsですが、軍隊へ慰問公演を行った際の動画が昨年突然バズり、4年前にリリースした「Rollin'」が再ブームを巻き起こしました。Brave Girlsは同曲で音楽配信チャート1位、音楽番組1位を獲得して注目を集めました。当時解散の危機を迎えていたという彼女たちは、この曲の大ヒットのおかげでグループを継続させることが可能になりました。

「Rollin'」の大ヒットをうけ、Brave Girlsはバラエティ番組、CM出演など、活躍の場を広めました。また「Rollin'」のヒット後にリリースした「Chi Mat Ba Ram」「酒癖(After 'We Ride)」も連続ヒットを記録、そして今月には新曲「Thank You」をリリースしてカムバックしました。「QUEENDOM2」のオープニングショーでは、ハットをかぶり、Brave Girlsらしいサウンドに合わせてクールなダンスパフォーマンスを披露、新たな魅力を見せています。第0話でメンバーたちは「『Rollin'』で再ブレイクしたけれど、そこでは終わらない」と意気込んでおり、番組ではどんな姿を見せてくれるのか注目されます。


 

◆VIVIZ

写真=Big Planet Made
VIVIZはGFRIENDの解散後にメンバーのシンビ、ウナ、オムジで再結成したグループです。今年の2月にデビューした彼女たちの活動期間はまだ2ヶ月ほどですが、GFRIENDとしては2015年にデビューしており、アイドルとしての経歴は長い3人です。GFRIENDとしては、デビュー曲「ガラス玉」「今日から私たちは」「時間を走って」など、“パワー清純”と呼ばれるコンセプトで愛されながらも、年齢を重ねるにつれて成熟した女性の魅力も披露しました。2019年、所属事務所のSOURCE MUSICをBig Hitが買収。その後も、「Crossroads」「Apple」「MAGO」などをヒットさせ、変わらない人気を証明しました。

2021年にGFRIENDはSOURCE MUSICとの契約が終了し、VIVIZの3人はBPMエンターテインメントに移籍して今年2月、1stミニアルバム「Beam Of Prism」をリリース。再デビューを果たしました。新たなスタートを切ったばかりのVIVIZが、早くも「QUEENDOM2」に出演するというニュースは、K-POPファンから注目を集めました。オープニングショーでは上から撮影し、3人の美しい手の動きで魅せた後、それぞれ雰囲気の異なるソロダンスを披露。最後は3人で貫録も感じられる魅力的なパフォーマンスで目を引きました。VIVIZとしては新人でも、K-POPアイドルとして第一線で活動してきた彼女たちの飛躍に注目です。


 

◆Kep1er

写真=WAKEONE、SWINGエンターテインメント
Kep1erは、昨年韓国で放送されたMnetのサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」で選ばれた9人で結成されたガールズグループです。同番組は、日本・中国・韓国の3ヶ国の練習生たちが競い、キム・チェヒョン、ヒュニンバヒエ、チェ・ユジン、キム・ダヨン、ソ・ヨンウン、カン・イェソ、江崎ひかる、坂本舞白、シェン・シャオティンがデビューメンバーに選ばれました。今年の1月3日、デビュー曲「WA DA DA」を発売してデビューし、ガールズグループ史上最短で地上波の音楽番組で1位を獲得。今大注目の新人ガールズグループです。

オープニングショーでは1stミニアルバム「FIRST IMPACT」の収録曲「See The Light」を披露。全員がKep1erと書かれたたすきをかけて、「勝負しに来た」という覚悟が感じられるパフォーマンスで、K-POPファンをすでに驚かせています。パフォーマンスを見た先輩出演者たちからも「『STREET WOMAN FIGHTER』みたい」など絶賛の声が続出。「0話では「先輩たちは私たちのことを知っているのかな?」と心配しながら対面式に出席する様子が公開されました。隣の席に座っていた今月の少女のメンバーに「『WA DA DA』良かったです」と話しかけられると即座に起立して感謝を伝え、「感動」「幸せ」と大喜びする姿が可愛らしいと目を引きました。「“新人なのに”という言葉なしに、ただ上手と言われたい」と話したメンバーたち。K-POP界で長く活躍してきた先輩たちに囲まれ、刺激を受けて大きく成長するであろう彼女たちが見せるステージに期待が高まります。

記者 : Kstyle編集部