WEi キム・ヨハン、ドラマ「トキメク☆君との未来図」で演じた役との共通点は“テコンドー選手を夢見ていた”

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写真=OUIエンターテインメント、KBS
WEiのキム・ヨハンが、負傷のせいで夢を失ったが、新しい未来を開拓するキャラクターを通じて、青春の姿を代弁した。

1月13日に韓国で放送が終了したKBS 2TV水木ドラマ「トキメク☆君との未来図」は、入試競争ではなく違う道を選択した子どもたち、大人と子どもの境目に立った18歳の若者たちの夢と友情、トキメキなどを収めた成長記で、これまでの「学校」シリーズとは違って特性化高校(特定分野の人材や専門職業人を育成するための高校)を舞台としている。

キム・ヨハンは劇中、負傷で11年間の夢を諦める事になり、その後の行き先を迷っているコン・ギジュン役で、地上波ドラマ初の主演を務めた。

彼は最近、Newsenとの書面インタビューで「蒸し暑い夏から寒い冬まで撮影をして少し大変だったのですが、現場の雰囲気がとても楽しくて、共演した俳優たちと一緒に元気を出して撮影する雰囲気であったので、良い記憶しかありません。(出演俳優の皆さんと)共演することができて本当に意味があり、ありがたかったです。『トキメク☆君との未来図』を愛してくださったたくさんの方に感謝を伝えたいです」と、放送を終えた感想を語った。

2020年に公開されたKakao TVオリジナル「美しかった私たちへ」で、恋愛を除いては何もかもが完璧なキャラクターを演技したキム・ヨハンは、「トキメク☆君との未来図」を通じては抜けている部分もあるが、厳しい現実の中で徐々に成長していく10代の姿を描いた。

台本を見て、コン・ギジュンという役の過去を理解するために努力したというキム・ヨハンは、「ギジュンというキャラクターが直面した状況や感情を理解すれば、演技をした時にもっとキャラクターに入り込むことができると思ったので、キャラクターの分析をたくさんして、その部分に重点を置きながら準備しました」とし、演技において重点を置いた部分を明かした。

劇中でコン・ギジュンというキャラクターは、テコンドーを専攻して選手になることを夢見ていたという点で、キム・ヨハンと共通項を持つ。実際に彼は、テコンドーの元韓国代表候補で、全国体育大会で2度も優勝するほど優れた実力の持ち主だ。

初放送を控えて行われた制作発表会でも、キム・ヨハンはキャラクターとのシンクロ率に対して「コン・ギジュンというキャラクターと僕は、テコンドーをしていたという点と、夢に向かって進んだという点が似ています。ギジュンは才能が少し足りなかったけれど、僕は才能があったと思います」と冗談を言って笑い、テコンドーの実力をアピールした。

キム・ヨハンはコン・ギジュンが負傷するシーンなどで、自身の学生時代を思い出したと伝えた。彼は「本当にテコンドーが僕の人生の全てで、情熱を注いで一生懸命にやっていた時がありました。なのでテコンドーから芸能界に転向した時、僕の人生を通して最も深刻な悩みを抱えていました。今はたくさんのファンが僕の姿を愛してくださっているので、一生懸命に活動できています」とし、満足していると明かした。

相手役のチョ・イヒョンについてキム・ヨハンは「個人的には息が合っていたと思います。同年代なのですごく親しくなって、演技する時も楽にできました。多くの視聴者が『コンウォン(コン・ギジュン+チン・ジウォン)カップル』と呼んでくださった時、僕たちのケミ(ケミストリー、相手との相性)がいいから付けてくれた愛称だと思い、うれしかったです」と満足感を示した。

劇中、コン・ギジュンとチン・ジウォンは、小学校の時から友人として過ごし、ある瞬間から愛を悟って恋人へと発展する。キム・ヨハンは「自分が同じ状況になったらどうなると思うか」という質問に、「小学校の時から知っている長年の友人なら、恋人にはならないと思います。僕は難しいと思います(笑)」とし、コン・ギジュンとは異なる選択をした。

記者 : イ・ハナ