UP10TION イ・ジニョク、新曲「5K」MV公開…中毒性のあるメロディーと“Okayダンス”に注目

Newsen |

写真=TOPメディア
UP10TIONのイ・ジニョクが、今の思いや感情を詰め込んだ「SCENE26」で多彩な魅力をアピールした。

5日午後6時、各音楽配信サイトを通じて、イ・ジニョクの3rdミニアルバム「SCENE26」の全曲の音源とタイトル曲「5K」のミュージックビデオが公開された。

ドラマ、バラエティ、ミュージカルなどに挑戦し、多方面で活動しているイ・ジニョクは、昨年6月に発売した2ndミニアルバム「Splash!」以来、約10ヶ月ぶりにニューアルバムを発売した。「SCENE26」というタイトルのように、今回のアルバムはより一層成熟した26歳のイ・ジニョクの姿を収めている。

タイトル曲「5K」を含め、計7曲で構成された今回のアルバムには、本能に導かれる様子を個性的に表現した「Silence」、希望に満ちた爽やかさを表現したパンク・ロックサウンドの「小惑星(Asteroid)」、ハード・トラップジャンルの楽曲「HATI-HATI」、彼の日常と現在の状況、心構えを収めた「Be half-awake」、ブーム・バップジャンルの「Wave」、エレクトロ・トラップベースのビットの上に国楽(韓国の伝統音楽)の旋律を乗せた「Coup d'état」が収録された。

イ・ジニョクは、タイトル曲を除く全曲の作詞・作曲に参加し、自身の多彩な音楽カラーを表すと同時に、シンガーソングライターとしての才能をアピールした。これまで試したことのないコンセプトに挑戦しながら、楽曲ごとにはっきりと分かれるポイントを見せることに集中した。これに先立って公開されたコンセプトフォトでも、黒髪と銀髪が混ざったアイスグレーのヘアスタイルから眉のスクラッチ、ピアスまで、彼のイメージチェンジが際立った。

タイトル曲「5K」は、ポップ・パンクをベースに繰り返されるサウンドが印象的な楽曲で、導入部はミニマルな構成でスタートし、サビはピアノとギターなど楽器が豊富な構成になっている。

「知りたい いったい誰が designed ya / まぶしい 完璧そのもの / なりたい 近くに君を刻みたい closer」や「5K 僕を信じて直感を / ついて来たらいい yeah / 5K 君以外には全部 / モザイク処理される yeah / 5Kより鮮明に / 僕に見せてくれないか come to me」などの歌詞のように、この曲はモノクロの画面のようだった日常の中で、「5K」の画面を初めて見た時の印象を恋になぞらえており、「Full Screen Wide」「LED」「ピクセル」など、ユニークなキーワードが愉快な雰囲気を倍増させている。

「5K」のミュージックビデオは、“ウォーキングマン”のコンセプトで撮影された。休まず歩んでいるイ・ジニョクの動線と視線を追っていくユニークな撮影法と共に、彼はギャラリーを連想させる空間でモデルになったり、絵の中の姿に変身して、多彩な魅力をアピールした。さらに「5K」の韓国語の発音と同じである「Okay」を活用した“Okayダンス”が中毒性を増した。

イ・ジニョクはアルバムの発売に先立って行われたオンラインショーケースで、「このアルバムは『僕の人生のワンカット』だ。今は起承転結の中で“起”の部分。これからが始まりだ」とし、「一生懸命に準備してきたものをお見せしたい。さまざまな楽曲で人々にはっきりとした印象を与えたい」と語った。

記者 : イ・ハナ