SPECTRUM、メンバーの突然の訃報から3ヶ月…悲しみ乗り越え活動再開へ「彼を忘れない」

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写真=WYNNエンターテイメント
新人ボーイズグループSPECTRUMが、7月に亡くなったメンバーの故ドンユンさんの悲しみを乗り越え、約3ヶ月ぶりにカムバックした。

SPECTRUMは本日(2日)午後、ソウル江南(カンナム)区清潭(チョンダム)ILCHIアートホールにて2ndミニアルバム「Timeless moment」発売記念ショーケースを開いた。

この日SPECTRUMは、「精魂込めて作ろうと努力し、メンバー全体が制作や作詞に参加したアルバムなので、僕たちにとってより意味深い」とし、「今回の活動はデビュー活動とは異なり、より意味がある」と感想を明らかにした。

また「無限の時間を歌っている。永遠だったらなと思う瞬間が(誰にでも)あるはずなので、その瞬間を僕らの歌に込めた」と語った。

SPECTRUMは、タイトル曲「What do I do」の作詞とアルバム制作過程に積極的に参加するなど、多くの努力を注いだ。メンバーたちは「意味が格別だ。曲ごとの意味を考えて聴いてくれたら嬉しい」と呼びかけた。

タイトル曲「What do I do」は、叙情的な雰囲気のピアノメロディーが緊張感を高める曲だ。夢という無意識の世界に閉じ込められ、抜け出すことも逃れることもできずに、挫折してしまう内容の幻想的な雰囲気とは異なり、ギャップのあるスピード感あふれる展開が特徴である。

最後のトラック「Dear my」は、叙情的でスローテンポのバラード曲だ。メンバーのジェハンが初めて書いたこの曲は、メンバーの故ドンユンさんが直接ラップの歌詞を書いて、レコーディングまで参加した最後の作品になった。

SPECTRUMは「ファンの皆さんが僕たちに送ってくださる応援と愛に感謝する心で書きました」とし、「メンバー全員がレコーディングをした曲」と説明した。

また「僕たちがこの曲を世に出すことにしたきっかけは、ドンユンを知っているすべての方に、忘れずにいようと伝えるため」であったとし、「ドンユンが声を盛り込んで、世に公開することになった」と涙をこらえながら語った。

SPECTRUMは11月の歌謡界に合流し、人気アイドルグループたちと一緒に活動を繰り広げることについて、「たくさん勉強になりそう。僕たちの名前をより多くの方々に知ってもらいたい」と伝えた。

2ndミニアルバム「Timeless moment」の音源は、4日に各種音楽配信サイトにて公開される。

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写真=「MIX NINE」ホームページ ドンユンさん

記者 : パク・ユンジン