俳優チャン・ドンゴンが最近スランプだと話し、注目を浴びた。

チャン・ドンゴンは先日、三清洞(サムチョンドン)のカフェでOSENと会い「ここ数年、スランプ状態が続いている」と明らかにした。

彼は同日「ある時、振り返って考えてみたら、自分がマンネリに陥っていたような気がして反省するようになった。俳優にはスランプが来るけれど、そのスランプが結果的なもの、例えば映画の興行成績などのレベルではなく、自分の中でスランプに苦しむ時がある」と話した。

さらに「演技しながら現場でキャラクターを受け入れた時、わけもなく乖離感を抱く時があるし、演じながら集中できないような気がする時もある。僕もそんな時期をここ数年間経験している。今回は映画『泣く男』を撮影しながら、そのようなものから抜け出すため非常に努力した。まだ完璧に克服したとは言いにくいけれど、そんなことを自覚し、悟り、改善したい。自分自身に反省し、後悔する時期にこの作品に出会い、そこから脱出する過程を経験しているようだ」と説明した。

また「スランプはまだ克服中だ。マンネリは自覚した瞬間にある程度克服できていると思うけれど、実はスランプから抜け出すことには答えがあるとは思わない。抜け出すためには、僕がスランプだという自覚が必要だと思う。だから、僕はせめてもの救いだと思う」と付け加えた。

失うもののない男と残ったもののない女が出会うことで展開されるストーリーを描いた映画「泣く男」は、6月に韓国で公開される予定だ。