【コンセプトアイドル全盛時代】Apink、流行に乗らない差別化された初恋イメージ

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写真=A CUBEエンターテインメント
最近、ガールズグープの間では“マイナー”が流行っている。どんどん大胆になり、セクシーさが増すガールズグループ同士の競争の中で、少しだけ外れたユニークなポジションのグループがむしろ愛されているからだ。その中心にはORANGE CARAMELとApinkがいる。

ガールズグループブームが停滞期を迎えた。そのせいだろうか。完璧な美貌とカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)を披露していたガールズグループが一斉にセクシーさを強調しながらどんどん大胆な露出競争を繰り広げている。そのため、むやみに露出が乱用されている音楽番組は“肌色の画面”というあだ名が付けられ、ガールズグループの露出は絶えず話題を呼んでいる。こうした状況の中で面白い現象が現れている。

セクシーさを主な武器にして熾烈に競争するメジャーAグループの間から、マイナーな感性のBグループが登場して、逆に注目されているのだ。最初は好奇心で視線を集めたが、おじさんファンの心を掴み、世代を超える共感を得ている。彼女たちの共通点は、セクシーさを全面に掲げないこととキャンディ・カルチャー(Candy Culture:少女漫画のように、溌剌としていながら純粋な特徴を持つ文化)を見せていることだ。最近カムバックしたORANGE CARAMELとApinkがこのようなサブカルチャーを選択した代表的なグループだ。全く異なるコンセプトでより興味を引く彼女たちのことが気になった。

Apink


CONCEPT

Apinkはセクシーなガールズグループたちとは正反対に、清純で可愛い少女のコンセプトを維持している。当初は他のグループに比べて頭角を現せなかったものの、流行に乗らず、自分たちだけのコンセプトを維持したApinkは、「最近の音楽界で唯一無二のコンセプト」「差別化されてて良い」と好評を得て人気上昇中だ。キュート、溌剌、爽やかなイメージを強調した従来のコンセプトに、今回のアルバムには“スクールルック”を加えた。「Mr.Chu」のMVには、様々なスクールルックを見る楽しさがある。大人しくて内気な少女が着そうな丸い襟、あるいはリボンが付いたネイビーカラーのワンピース、チェック柄のツーピースの制服、白いヘアバンドと合わせたテニスウェアスタイルの体育服など、持ち味の溌剌として清純な初恋のイメージを再現し、男性の新たなロマンとして浮上している。


BEAUTY

今回のApinkのナチュラルで愛らしいメイクは春の雰囲気を漂わせるもので、日常生活において毎日使っても良さそうだ。これを真似する際に覚えなければならないのは“アイメイクはオレンジ、リップはピンク”ということだ。明るいオレンジ色のアイシャドウをまぶたに広く伸ばして塗り、アンダーラインにものせる。

唇にはホットピンクの口紅をつけてオレンジとチェリーが合わさったような爽やかな見た目を演出した。頬には血色を良く見せる薄いピンク色のチークをつけ、アイラインは目尻を少し上げて可愛く演出する。眉はブラウンカラーでやや太めに描き、優しくて女性らしい感じを与えることがポイントだ。

ユン・ボミ:トーンダウンしたメイクとツートーンカラーのブロンドヘアで一層成熟したスタイルを完成。

チョン・ウンジ:ヘアスタイル、アイシャドウ、リップをすべてオレンジ色に統一し、トロピカルなムードを演出。

オ・ハヨン:アンダーラインと髪のオレンジ色を繋げ、より和やかな印象に。

キム・ナンジュ:最もクリアなオレンジ&ピンクカラーのメイク。

ソン・ナウン:少し巻き上げたまつげとアイラインで爽やかなルックスを完成。

パク・チョロン:春らしいメイクにシースルーバング、ポニーテールで爽やかながらも清純な感じを演出。

記者 : @star1