旅客船セウォル号沈没事故に対する芸能人の寄付額は…合計16億ウォン

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写真=TVレポート DB
今最も関心を集めている話題は旅客船セウォル号沈没事故に対する芸能人たちの寄付である。関連ニュースが報じられるたびにポータルサイトの検索ワードランキングにランクインすることはもちろん、多くの記事が溢れて注目を浴びている。

25日、YG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク代表と総合格闘家の秋山成勲(韓国名:チュ・ソンフン)もセウォル号惨事による被害者に対する哀悼の意を表しながら寄付を行った。ヤン・ヒョンソクは遺族のために5億ウォン(約4900万円)、秋山成勲は京畿道(キョンギド)安山(アンサン)市役所の福祉政策課に5000万ウォン(約490万円)を寄付した。

彼らの寄付金はセウォル号沈没事故による被害者及び遺族、タンウォン高校の学生のために使われる予定だ。

25日、安山市役所の関係者はTVレポートに対し「今回の寄付金は社会福祉共同募金会を通じてセウォル号沈没事故の被害者のために使われる予定だ」と明かした。

事故が起きた今月16日から10日間の間に、多くの芸能人がお金を寄付した。現在までの寄付金は合計16億9000万ウォン(約1億6600万円)と集計された。これは公開的に寄付された金額だけを集計した暫定値である。匿名で寄付した芸能人の寄付金まで含めると実際の募金額は相当な額になると推定される。

まず俳優キム・スヒョンが3億ウォン(約2950万円)、チャ・スンウォンとハ・ジウォンが1億ウォン(約980万円)、パク・シネとユ・ハナ、イ・ヨンギュ夫婦が5000万ウォン、チュ・サンウクとチョン・イルが3000万ウォン(約295万円)、MBLAQのイ・ジュンとオン・ジュワン、オ・ヨンソ、キム・ミンジョン、キム・ボソン、ユン・ダフン、放送人パク・キョンリム、歌手San Eが1000万ウォン(約98万円)を寄付した。スポーツスターも寄付に参加した。フィギュアスケート選手のキム・ヨナ、野球選手のリュ・ヒョンジン、サッカー選手のパク・チュヨンが1億ウォンを寄付した。

金額はともかく、彼らの誠意が感動を与えてくれる。しかし、心を込めた寄付金が不適切に使われるのではないかと懸念する声も高い。

2010年3月に起きた天安艦の沈没事故以来、部隊を訪れた個人や団体からもらった寄付金の一部を軍隊の指揮官及び参謀たちが船上パーティーに使ったという主張が提起され、議論になったからだ。今回は国民と芸能人の寄付金内訳と使い先、支援方案などがクリアに公開されなければならない。

社会福祉共同募金会は、「現在、事情説明の資料を通じて寄付内訳が公開されている」とし「今回の寄付金はすべてセウォル号沈没事故の被害者家族のために使われる予定だ。現在、救助活動に対する口座を開いて募金を行っている。寄付金の結果や支援など、具体的な計画が立ち次第、正確に案内する」と説明した。

記者 : キム・ボラ