韓国の地上波放送局とケーブルチャンネルが旅客船セウォル号の沈没事故により、多数の週末バラエティ番組の放送休止を決めた。

18日、地上波3局KBS、MBC、SBSおよびケーブルチャンネルの関係者はTVレポートに各局のバラエティ放送休止現況を伝えた。

まず、KBSは「ハッピーサンデー－スーパーマンが帰ってきた」「不朽の名曲」「1泊2日」「ギャグコンサート」まで、すべてのバラエティ番組が放送されない。

しかし、KBS 1TVで放送されている大河ドラマ「鄭道傳」とKBS 2TV週末ドラマ「本当に良い時代」などは現時点では放送される予定だ。KBS 1TVは引き続き特報体制でKBS 2TVはドキュメンタリーなどの代替放送が続いている。

MBCの場合、週末バラエティ番組である「ショー 音楽中心」「私たち結婚しました」「無限に挑戦」「世界を変えるクイズ～セバキ～」と「セクションTV芸能通信」「僕らの日曜の夜(「パパ、どこ行くの？」「本物の男」)を放送しない予定。「ニュース特報」が代替放送される。

また、19日と20日に放送予定だった「来たチャン・ボリ」と「ホテルキング」は平常通りに放送予定で、他のバラエティ番組の放送休止により空白になった時間帯には「来たチャン・ボリ」の第4話と第5話、「ホテルキング」の第3話～第5話まで、「奇皇后」の第46話と第47話が再放送される。

SBSも週末バラエティ番組の放送休止を決めた。「プンオパン」や「驚きの大会スターキング」「ルームメイト」「ランニングマン」などを放送しないと明かし、19日と20日には週末ドラマ「エンジェルアイズ」だけが放送予定だ。しかし、これも放送休止になる可能性は依然として残っている。

ケーブルチャンネルも放送休止を発表した。tvNは18日に放送予定だった「トロットX」、19日に放送予定だった「SNL KOREA」と20日の「コメディービッグリーグ」を放送休止した。O'live TVで19日に放送予定だった「マスター・シェフ・コリア3」は放送を1週間延期し、他にも多数の番組が放送休止になることが知られている。